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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

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ももクロ論壇第三弾『アイドル感染拡大』予約ページ 

Saki縮小



ももクロ論壇第三弾評論誌『アイドル感染拡大』ついに発売!

アイドルに感染した者は皆アイドルになり、この社会は笑顔に包まれる。
196ページ、約22万文字を超える大ボリューム。

ももクロをはじめ、東京女子流、スマイレージ、Berryz工房、℃-ute、さくら学院、BABYMETAL、SPEED、Perfume、演劇、サイリウム、ラブライブ!AKB48、私立恵比寿中学、アリスプロジェクト、地下アイドル、地方アイドル、ヴィレッジヴァンガード、あまちゃん、マキシマムザホルモンなどなどを取り上げた、まさに文化評論の決定版!

現在本誌収録のまえがきと目次を公開しております。
ご参考にぜひ。


『アイドル感染拡大』販売サイト公開中。

●表紙モデルを務めたSakiさんが所属する2&の物販でもご購入できます。
ライブスケジュールなどは公式サイトをチェックしてください。

●ジュンク堂池袋店様でもご購入できます。
3Fタレント本コーナー。9F音楽書コーナーに置いてます。
見本誌もございますのでお近くにお越しの際はぜひジュンク堂池袋店にお立ち寄りくださいませ。

●ジュンク堂福岡店様でもお取り扱い開始です。
2階にございますのでぜひお立ち寄りくださいませ。



海外への発送、上記以外での購入方法をご希望の方は
hypersoniccooldive@hotmail.co.jp
こちらまでご連絡ください。






まえがき

『アイドル感染拡大』を手に取っていただき誠にありがとうございます。
ももクロ評論第3弾をようやく刊行することができました。

「ももクロとは一体なんなのか」

過去2作の評論誌ではそう問い続けてきたわけですが、ももクロ第11弾シングルのタイトルは『泣いてもいいんだよ』というとてもわかりやすいものとなっております。
なぜももクロはここまでわかりやすくなってしまったのでしょうか。

この本を読むことで再び「ももクロってやっぱり訳がわからなくってすごい」となることでしょう。
ももクロを探究する方々にはより理解を深めるための本となり、ももクロを知った気でいる方々には混乱をお届けする本となるはずです。

僕たちが思う「訳がわからない」の9割以上は様々な学問で証明可能であると言われています。つまり「訳がわからない」と言えるような範囲のものはほぼ理解することができるのです。もちろん学術的に解明できるということであり、それを全部把握できる、ということではありません。ですが僕たちが思う「訳がわからない」は言わば思考停止状態に陥っているだけとも言えるのです。

ももクロを見たときに生じる「なんだかわからないけどすごい」という感覚は果たしてなんなんでしょう。

ももクロと出会うことで僕たちは「訳がわからない」の旅に出ました。
そして様々なものと出会い経験と知識を獲得し、「訳がわからない」ものの多くがある程度理解可能であることを知りました。
歌声だけでなく表情や身体全体を含めて歌っているから心に突き刺さるんだ、とか。
これまでのももクロの歴史がより彼女たちを際立たせるんだ、とか。
いろいろ自分を納得させるための言葉を獲得したわけです。

このように「訳がわからないもの」をある程度納得することでももクロのことを知ったつもりになっていたのです。
「ももクロはやっぱり訳がわからない」というさらに先の地点へと到達するにはより深く感じて、より深く考えなければなりません。
(桃神祭一日目の百田夏菜子と観客とのコールアンドレスポンスで「ももクロはわかんない」という言葉が多くの人達に賞賛されたのは、本誌製作に大きな力を与えてくれた。7月27日追記)

この本はももいろクローバーZについて様々な角度から考察を試みた評論集です。
読み終えて多くの気付きを得て、さらにももクロという混乱に陥っていただけたとしたら、この上ない喜びです。
ももクロ探究の旅はまだまだ果てが見えないのです。

この本は目次を見て気になるページから読み進めていただいて構いませんが、はじめから通して読むことでより深く理解できるように構成をしました。
掲載順も読みやすさを重視し、読者のみなさまが無駄にストレスを感じないように、思考の旅に集中できるように構成しています。
註釈や説明的な言い回しも極力減らしました。ですがももクロについての知識が無い方でも読めるようなものを目指しました。

一緒にももクロを理解し、再び「ももクロって一体なんなんだ」という幸せな混乱に巻き込まれましょう。


ももクロ論壇責任編集 さかもと






『アイドル感染拡大』目次

にるそん考2 アイドル戦国時代の俯瞰的な分析  
にるそん サイト『にるそん考』

【序文】
【ももいろクローバーZ】
 1:コンテンツの特徴
  1期:王道アイドル期「斎藤悠弥、黒須克彦、ツキダタダシ」
  2期:飛び道具期「前山田健一、NARASAKI、AKIRASTAR、大隅知宇」
  3期:コラボ期「やくしまるえつこ、布袋寅泰、miwa、広瀬香美、高見沢俊彦、中島みゆき」
  4期:ダウンタウン期「武部聡志」
 2:戦略の特徴
  ①ベンチャー企業的なフットワーク(1弾から抜粋・改良)
  ②共闘という新しい形でのアイドル文化の形成(1弾から抜粋・改良)
 3:ストーリーの特徴
【東京女子流】
 1:コンテンツの特徴
 2:戦略の特徴
  ①次世代を見据えた育成
  ②リーダー不在
  ③事務所のパフォーマンスノウハウを継承
 3:ストーリー
【スマイレージ】
 1:コンテンツの特徴
  1期メンバー時代
  ・「天上人としての非現実的なアイドル像と俗世的なシチュエーションのギャップを強調している点」
  ・「過去のハロプロの伝説的楽曲を再アレンジして蘇らせる点」
  2期メンバー時代
  ・つんく的な関西感・コミックグループ感を強調
  ・ミュージカルからコミックソングまで楽曲の幅を広げプログレッシブミュージック感とジェットコースター感
 2:戦略の特徴
  ①日本一スカートの短いアイドルという外面的なアイコン
  ②初期段階からアイドルスキル完成型
 3:ストーリーの特徴
  ・ハロプロエッグの天才児たち
  ・AKB帝国を打ち崩す対抗馬としてメディアから圧倒的な期待を受ける
  ・歌唱メンバー、一番人気のメンバーの脱退発表
  ・逆風の中で2期メンバー加入。「浮世離れした正統派アイドル」から「現代的なライブアイドル」への変化
  ・2年ほど冷遇期間。地方のドサ回り。積極的に外部関係者にアクションを働きかける。ヤッタルチャン大作戦。上原浩治とのつながり。
  ・武道館
【Berryz工房・℃-ute】
 1:音楽
  ・初期モーニング娘の要素を二分し、お互いに補完し合う関係
  ・歌詞と年齢をコンセプトだけでなく、風景の細部まで合わせる
 2:戦略の特徴
  ・コンセプトに寄せるのではなく、メンバーに寄せる
  ・少女達の成長ストーリーの圧倒的蓄積
 3:ストーリー
  ・ハロプロキッズというハロプロ全盛期の極上の上澄み
  ・同期であり対照的な存在
  ・ハロプロというホームでのアイドル性と個性の長期間純粋培養
  ・アイドル戦国時代に伴うハロプロ帝国の領土拡大
  ・武道館公演
【さくら学院(BABYMETAL)】
 1:音楽
  ①年齢を限定されたグループゆえの焦点の深さ
  ②異ジャンルを取り込む際の本気度合い、気鋭の若手ミュージシャンの登用
 2:戦略の特徴
  ①『発表会』という徹底したコンセプト、握手会をしないことによる80sアイドル的天上人感の醸成
  ②養成所として割り切り卒業生を応援する体制
  ③海外音楽をオマージュした海外向けのプロモーション
  ④国内市場を早々に振り切って海外展開を急速に行うフットワークの高さ
 3:ストーリー
  ・大手芸能事務所による「Super Lady養成所」
  ・強制的な組織循環、終わりがあるからこその儚さ
  ・活躍する卒業生たち
  ・海外メタルファンからの注目を一気に高める
  ・史上最年少での武道館単独公演
 結び


論考「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」 中西理 サイト下北沢通信

第1部 ダンスとしてのももいろクローバーZ
多田淳之介インタビュー
 ■SPEEDとPerfumeの衝撃
 ■Perfumeと震災以降
 ■ももクロの当て書き的振り付け
 ■Perfumeの振り付けの難しさ
 ■「ももクロの場合はよくも悪くも再現性がない」
 ■身体的負荷とパフォーマンス
 ■パフォーマンスの意味が変わる
 ■ドラマが発生するということ
第2部 演劇とももいろクローバーZ 変わりゆくももクロのパフォーマンス


「サイリウム」が表象するものとは何か 吉井紀州 サイト「紀州梅のあかしお生活」

 ■はじめに
 ■サイリュームと「サイリウム」
 ■ペンライトと「サイリウム」
 ■「サイリウム」の認識論
 ■「サイリウム」という表象
 ■「サイリウム」を通して解釈する
 ■おわりに


ラブライブ! ~2.5次元への誘い、紅白への願い~  くら サイト (音楽CDレビュー(仮))

 ■ラブライブ!とは何か
第1章 ラブライブに影響を与えたもの
 ■ラブライブの当初とAKB48
 ■ももクロ的サクセスストーリーを持つラブライブ
 ■ラブライブとけいおん!
第2章 2次元と3次元
 ■声優のアイドル化
 ■ラブライブの演出
 ■2.5次元の世界
第3章 ラブライブと紅白
 ■ラブライブの紅白出場可能性
 ■アニソンの軌跡
 ■叶え!みんなの夢!


百田夏菜子論 仙女下凡の明日 すなお サイト常夏モスクワ

 0 言ひ仰せて何かある
 1 開花した大輪の花
 2 日産『灰ダイ』事件 その道は覇道か
 3 CONTRADICTION 不均衡の均衡
 4 『コノウタ』から排除された「みんな」
 5 不易流行
 6 均衡の先へ行く
 7 「小さな巨人」百田夏菜子のジレンマ
 8 「普通」のスーパースター
 9 WWWの中心地
 10 真赤な誓い


めんどくさい夏菜子ちゃん推し座談会  
 イカサマ、くら、ごっち、しょうしょう、すなお、いし



比較アイドルグループ論―AKB48、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学を題材として くら
0章 前書き
 ■何故この3グループなのか
1章 メンバーの増減と目標
 ■メンバーの卒業
 ■なぜこの表現になるのか
 ■表現からみるグループのスタンス
 ■グループと目標
 ■高校の部活で例える3グループ
2章 メンバー
 ■リーダー ~グループによってこ大きく異なるリーダーの役割~
 ■センター ~センターは誰?どう決まる?~
 ■メンバー同士の先輩・後輩関係 ~上下関係は存在するか?~
 ■メンバー間の衝突・仲の良さ ~ケンカを繰り返すAKB、ケンカしたことがないエビ中、仲良しはどちら?~
 ■AKB総選挙に関する意見
3章 本質とその魅力
 ■グループを代表する人物・言葉
 ■コンセプトを教えてくれる曲
 ■キャッチフレーズ
 ■補足 ~モノノフはわかってくれない~
終章 後書き
 ■AKB48は新陳代謝出来るのか?
 ■パフォーマンスへの回帰~ももクロ化するAKB~
 ■AKB48の伝統を破壊する島崎遥香
 ■ももクロ最後の壁「続けていくこと」
 ■ライブパフォーマンスと不満
 ■「8人」のエビ中の行く末は?


学生であることの強さ 私立恵比寿中学MV考察 さかもと

 ■ 人間性を捨て去ったももクロ 中学生に留まるエビ中
 ■ 『大人はわかってくれない』というつながり
 ■ 『手をつなごう』という寓意性


「それでは聞いて下さい、ももいろクローバーZでコノウタ」 平成ノブシコブシ徳井健太 サイト「平成ノブシコブシ」徳井健太の爆撃



「目指す側」から「目指される側」へ
 ももクロと地下アイドル/ご当地アイドル
 ばるすた

第1章 ももクロとアリスプロジェクト
 ■腕利き揃いの作家陣
 ■常設劇場の強み
 ■ももクロを超えるゲリラ戦術 【アリス十番】
 ■超個性派集団 【スチームガールズ】
 ■OZの物語 【OZ(オズ)】
 ■候補生という刺客 【ぱー研!】
 ■不屈の大増殖 【スライムガールズ】
 ■死地に飛び込む戦士 【仮面女子
 ■アリスプロジェクトが閉塞していくアイドル界を打開する
第2章 ももクロとご当地アイドル
 ■水戸から首都圏へ 【水戸ご当地アイドル(仮)】
 ■福島復興への想い 【Loveit!】
 ■いわき市から世界へ 【アイくるガールズ】
 ■ご当地アイドルムーブメントに思う


2&インタビュー ライブアイドルは泣きながら走り続ける  2&公式サイト


劣化した社会にこそ魂が宿る ももいろクローバーZの可能性と不可逆性 さかもと

 ■ 第1章 ももクロ現象とは何か
  ・鵺みたいなもの
  ・高城れにと般若心経
  ・大人と子どもが同居する高城れに
  ・高城れには悲しみの記憶と共に踊る
  ・モノノフはDD化する
  ・ファンとの同一性を強調するももクロ運営
  ・再物語化の強化
  ・「ももいろクローバーZとは高城れにの事である」
 ■ 第2章 地下アイドルから見るももクロの異常性
  ・ライブアイドルとしてのももクロ
  ・ももクロファンはヲタ芸と思わないままヲタ芸を打つ
  ・ピンクレディー的卑猥さ
  ・言い訳できないハロプロと言い訳できるももクロ
  ・ガチ恋が成立し得ないももクロ
  ・「ドルヲタは山頂ではなく高原を開拓すべきである」
  ・学生性を捨てたももクロと学生であり続けるエビ中
  ・秋元康という大河
  ・『恋するフォーチュンクッキー』を作れないももクロ
  ・この時代がももクロを作り上げたのか
 ■ 第3章 ももクロがインフラになる日
  ・ヴィレヴァンから見る爆発的人気獲得と地方への広まり方
  ・『あまちゃん』とマキシマムザホルモンとももクロがなぜ流行るのか
  ・ももクロは宗教ではなく祝祭である
  ・ファン同士が仲良くなるということ
  ・なぜ布袋寅泰が君が代を演奏したのか
  ・非血縁社会日本の救済としてのももクロ


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ももクロ評論誌『アイドル感染拡大』ようやく販売サイト始動です 

いろいろありましたがようやく『アイドル感染拡大』のデータがすべて揃いました。
データ入稿し印刷してもらう段階です。
9月29日以降発送できるかと思いますので、ご注文された方はもう少しお待ちくださいませ。

アイドル感染拡大の販売サイト

こちらでお申し込みできます。

参考画像も作っていただいたんですが、これがかっこ良すぎてむせました。

第1弾「世界が感情を取り戻す」はももクロについて語る熱量がものすごく文字数が多くなってしまいました。
中身がバラバラなのでデザインは統一感を持たせました。それと全体的に「ももクロの本らしさ(5色使うなど)」を無くして欲しくって、評論誌っぽいイメージをお伝えしてデザイン制作をしていただきました。
原稿の順番もかなり意識しました。
まず僕の原稿でももクロについてのまとめ、目次みたいな感じにし、最後のなんくろさんの原稿で東京から地方へと広がっていくようなイメージになればいいな、と。

表紙のデザインも、日本が5色の光りに満ちていますが、他の国はまだまだ5色の光が足りない、こんなデザインにしていただきました。


第2弾はセカンドアルバムについての解説本を読みたかったので音楽に詳しい人をメインに執筆をお願いしました。
「音楽論」という一貫したテーマがあったので、ページデザインなどはめちゃくちゃにしていただきました。
「イルミナーレ」というのがこれだけでは何を指しているのかわかりづらいと思い、表紙はわかりやすく5色を強調してもらいました。
ちなみに「イルミナーレ」とは「天からの啓示」みたいな意味合いです。宗教チックにしてみました。


そして第3弾ですが、「モデルを表紙にしたいな」とデザイナーさんと話してまして、いろいろ考えたのですが、よくライブに行っている2&さんにお願いしてみよう、となりました。社長さんも気さくな方ですし。
(地下アイドルの現場に行けばわかりますが、事務所の社長と雑談する機会は結構あります。なので顔見知りにはすぐなれると思います。もちろん物販の時にアイドルさんとお話する機会もあるので、お互い人柄なども理解しやすいのです)

それと、タイトルに「感染拡大」とあり、おどろおどろしいイメージなので、表紙はさわやかにしたかったのです。

一部で「趣味を利用しやがった」とか「半ヲタだ(運営のように振る舞うファンのこと。嫌われやすい)」とか言われていますが、2&さんをモデルに起用したのはもちろん理由があります。お願いしやすかった、以外に。

・ももクロのカヴァーをしていること
・ももクロ初のホールコンサート日本青年館のステージに立ったこと
・『ネガポジmonster』で観客が手をつなぐ振り付けがあるのですが、これが『アイドル感染拡大』のイメージにぴったりだったこと
(ももクロにはファン同士で手をつなぐ曲がありません。『渚のラララ』では肩を組むように夏菜子ちゃんが煽ったりしますが、ほぼやらない曲ですし。ももクロの曲にもエビ中の『手をつなごう』みたいにファン同士で手をつなぐ曲ができればいいな、と常々思っているのです)

これらがあったのでお願いしました。
後付けじゃないよ。


ということで以前まえがきと目次を掲載しましたので、今回は特別にあとがきを掲載します。
ぜひご購入の参考にしていただければなと思います。





あとがき

『アイドル感染拡大』をお読みいただき、誠にありがとうございます。
この本の製作は徳井さんが「(ももクロ論壇に)書きますよ!」と声を掛けてくださったことで動き始めました。そしてたくさんの方々のご協力があり完成しました。こちらからの一方的なお願いに二つ返事で快諾してくださったみなさまには本当に感謝しています。

僕はももクロこそが世界を平和にするだろうと思っています。そしてアイドルってなんてすごいんだと思っています。ももクロが多くの人々をアイドルにし、そのアイドルがまたアイドルを生む。アイドルが広まっていく中心地にももクロがいる。そんな想いをタイトルに込めました。
この本で取り上げたアイドルグループはどこもすごいのですが、なぜかももクロだけが頭一つ抜け出し国立競技場や日産スタジアムでのライブを行い会場をファンで埋め尽くしました。今やアイドルの枠を超えてもはや生態系と化したAKB48と並び称される存在です。
ももクロが時代を作ったのか。それとも時代がももクロを召喚したのか。おそらくこれらが複雑に絡み合った結果が現在の状況なのでしょう。
人類が誕生した奇跡を「海に時計の部品を投げ入れ、波の動きで時計が完成するぐらいの確率」と例えることがあります。ももクロ現象もこのようなことなのかも知れません。すなわち「ある場所に素敵な女の子を集め、激動の社会で完成された何か」がももクロなのではないでしょうか。
ももクロを見て「奇跡としか思えない」という思考停止に陥ってしまうのは、そこに果てしない、計算不可能と思わせるほどの、人智を超えたものを感じ取ってしまうからでしょう。その停止した思考を一歩でも前に進めるためにこの本が使われたら嬉しいです。

この場を借りて、順番にこの本の感想を書いていきたいと思います。
まずこの本がどうやってできたのかについて。冒頭でも書いたように徳井さんが声を掛けてくださったのですが、実は第二弾のあとすぐに着手し、2014年の頭で完成している予定でした。タイトルも『アイドル感染拡大』で行くと決めており、内容はももクロ評論は僕だけにして、あとは様々なアイドルについて取り上げる予定でした。ですが第二弾の売れ行きが思わしくなく、なかなか第三弾に着手できないまま話が流れていきました。
第三弾製作再始動にあたり、執筆陣にお願いしたことは「ももクロ」という単語を一回以上使うことのみです。『アイドル感染拡大』としたのは、ももクロはアイドルの最大公約数なのではないか、という直感と、ももクロからすべてが始まってみんなが笑顔になるのではないか、という期待を込めたからです。
ももクロを語る上で、ももクロだけ語るのではなく、もっと広い視点でももクロを見つめる必要があると常々感じています。なので執筆陣にはなるべく制限を設けず、出来る限り思うがままに書いていただきましたが、通して読むと「ももクロって結局なんなんだ」という凄みに撃たれたはずです。お読みいただいた方はどのように感じたでしょう。ぜひご意見いただきたいです。

・にるそん考2 アイドル戦国時代の俯瞰的な分析
にるそんさんは第一弾でも膨大なデータに裏打ちされた説得力あふれる文章を書いていただきましたが、今回もかなりおもしろいものを書いてもらえて良かったです。いろんなアイドルグループの類似点や相違点などがわかりやすく書かれているので、この本の一番最初に持ってきました。スタートに立てる道しるべとしてもとても重要な原稿となっています。

・論考「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」
中西さんはとてもお世話になっている方に紹介していただきました。僕は舞台というものを数えるほどしか見たことが無いため、舞台の評論家にももクロを語っていただけるのは新たな視点が獲得できたかなと思います。ライブというのはその時にしか見ることができない、もう同じことは起きない、という焦燥感みたいなものや爆発力みたいなものがあると思います。ももクロのライブになぜ惹かれるのか、というのが納得できたかと思います。ももクロの舞台見たいですね。

・「サイリウム」が表象するものとは何か
紀州さんは第一弾から全部に参加していただきました。今回の「サイリウム」についての論考はとても読み応えがあり、とても映画的というか、読んでいて胸が締め付けられるような感覚になるかと思います。ほんの些細な書き間違いにしか思えなかった「サイリウム」と「ペンライト」ですが、紀州さんの文章を読んだあとではそこに大いなる意志が組み込まれているようにしか思えません。とてもおもしろく刺激的な文章です。

・ラブライブ! ~2.5次元への誘い、紅白への願い~
くらさんのラブライブについてのコラムですが、飲んでる時にアニメを勧められ、さほど興味を示さない僕に「ラブライブとアイドルについてで原稿書けますよ!」とふっかけてきて、「じゃあお願いします!」という感じで収録することにしました。いろいろ勢いでやってます。「アイドルマスターはハロプロで、ラブライブはスタダなんです」と言うのを聞いておもしろそうだったので書いていただきました。

・百田夏菜子論 仙女下凡の明日
すなおさんは第一弾に続き夏菜子ちゃんについて書いていただきました。飲んでる時に「第二弾はすなおさんが書いてくれなかったので売れませんでしたよ」と笑いながら言うと、「そりゃそうでしょう」とか言ってきたのでむかついて執筆を依頼しました。おかげさまでとてもおもしろいものを書いていただけました。編集長はグッとこらえることも必要なんだと学びました。

・めんどくさい夏菜子ちゃん推し座談会
夏菜子ちゃん推し座談会ですが、基本的に堅苦しい文章ばかりになる本なので、息抜きというか、思いっきりくだらない企画を入れたいな、と思って開催しました。ここには載せ切れませんでしたが座談会の内容はほんとくだらなくておもしろかったです。ももクロの飲み会っておもしろいですよね。座談会の企画意図はほぼ達成しませんでしたが、バカバカしい飲み会を再現できていれば大成功です。本誌責任編集の立場として、ももクロちゃんがあんな単語言うはずありません!と言っておきます(笑)。

・比較アイドルグループ論―AKB48、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学を題材として
くらさんは第二弾でお世話になりましたが、ほんと変態的に音楽を聞いている方で尊敬しますが、音楽に疎い僕は彼が何を言っているのかわかりません。今回は純粋にファンの目線でももクロとエビ中とAKB48について書いていただきました。三者三様という感じで違いがわかりやすく書かれているのでとても参考になると思います。

・学生であることの強さ 私立恵比寿中学MV考察
僕が書いたエビ中のMVについてですが、ほんとエビ中っていろいろおしゃれで羨ましいんですよね。センスだけで言うと完全にエビ中ファンです。執筆のために何度もMVを見返したのですが、涙を禁じえないですね。禁じる必要も無いですけど。

・「それでは聞いて下さい、ももいろクローバーZでコノウタ」
徳井さんはほんと素敵な方で、こちらからお願いした修正案などもしっかり汲み取ってくださるし、何より締切を守ってくださいます。お仕事でお忙しいでしょうに。そしてお読みになった方はご存知でしょうけど、ももクロファンとして「え!マジで!」となるようなことも書いてくださいました。

・「目指す側」から「目指される側」へ
ばるすたさんも第一弾からお世話になっております。今回はアリスプロジェクトと地方アイドルについて書いていただきました。スターダストはももクロを筆頭に様々なアイドルグループが出てきており、それがジャニーズ化とも読み取れるわけですが、アリスプロジェクトもそういう構想なんでしょうか。ご当地アイドルの可能性についても今後注目していきたいですね。

・2&インタビュー
表紙のモデルを務めていただいた2&のSakiさんとプロデューサーさんを交えてのインタビュー記事です。モデルをお願いしたらすぐに快諾してくださって、Sakiさんも「私でいいんですか?」とか言ってて、「いやいやこちらこそすみません」みたいな恐縮合戦でした。
ステージに立つライブアイドルとしての考えやアイドル運営から見たももクロについてなど、大変興味深いお話を伺うことができました。Sakiさんもプロデューサーさんも話しているとこちらが元気になるような人物で、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

・劣化した社会にこそ魂が宿る ももいろクローバーZの可能性と不可逆性
最後は僕の原稿ですが、最後までお読みくださった方には本当に感謝いたします。ありがとうございます。ももクロがいかにすごい存在なのかをこれでもかと誌面にぶつけました。ももクロに感染した僕の最大限の感謝のしるしです。

諸星大二郎先生の『生物都市』という短編漫画をご存知でしょうか。詳しい内容はぜひ原作をお読みいただきたいので伏せますが、あそこに描かれているのは全部がひとつになるディストピアです。僕はそこにユートピアを見出しました。全員がひとつになることがユートピアになりうる可能性。それがももクロなのではないか、と。
ももクロにハマる前はアイドルオタクは嫌悪の対象でした。でもいざなってみるとなんておもしろい世界なんだ、と毎日発見の連続です。感染してみないと本質がわからない。ディストピアに見えていたけど自分がその環境に入ってみるとユートピアだった。このモチーフは藤子・F・不二雄先生が『流血鬼』という短編でも描いています。主人公以外の全員が吸血鬼になってしまった場合、人間のままでいるのが幸福か、吸血鬼になってしまうのが幸福か。
まだまだアイドルやアイドルオタクに嫌悪の目を向ける人が多いようですが、彼らもアイドル感染するような社会はもうすぐそこまで来ているでしょう。なぜなら80年代の「アイドルと言えば松田聖子」というようなみんなが共通して思うアイドルは今の時代存在しないからです。「アイドル」と口にした時に、それがライブアイドルなのか、グラビアアイドルなのか、男性なのか女性なのか、女子アナなのか、スポーツ選手なのか曖昧だからです。さらに言うと、アイドルが歌う曲のジャンルも多種多様で、すべてのジャンルを網羅しているのがアイドルだと言っても過言ではありません。例えばロックバンドが80年代アイドルソングを歌ったら「ロックじゃない」と批判されるでしょうけど、アイドルがロックを歌ったらそれは「アイドル」というジャンルが再定義され認識されていきます。
このように、多くの人が知らず知らずの内に「アイドル」に感染していくのです。

この本は様々なアイドルについて取り上げました。日本の女性ライブアイドルのほんの一部しか取り上げることはできませんでしたが、いろんなアイドルを知るきっかけ作りにはなったかと思います。
「感染」はいつの間にか起きます。洗脳という予防接種を受けていても、日々進化し続けるアイドルウィルスは様々な形に変化し、思いもよらない時に、しかも気付かない内に襲いかかってきます。もはや洗脳予防接種などでは対処しきれないのです。
アイドル感染拡大により価値観を転覆させ、新たなステージへ。
僕には「推しが決まるのは事故に遭うようなものだ」という持論があります。自分の意図とはまったく別の次元で決定してしまうのが「推しメン」だと思うのです。このように、社会的通念を飛び越えて感染し、予期せぬ事態に巻き込まれる形で推しメンが決まってしまうアイドルに、僕はとてつもない可能性を感じます。アイドルから学ぶ機会が増え、様々なものと巡り会うチャンスが増え、そして誰かを想う気持ちが養われていく。日本はまだまだ捨てたもんじゃない。それどころか世界が羨むものとなるのです。かつてモーニング娘。が『LOVEマシーン』で歌ったように。

最後に、この本は多くの人々に助けられて完成しました。この本が完成したという事実が「アイドル感染拡大」の一つの実証例でもあるのです。携わってくださったみなさんには本当に感謝しています。みなさんがいるからアイドルの力をどこまでも信じることができました。
この本をこれまで協力してくださったみなさんと、そしてこれからアイドルに感染し笑顔を広めていくであろう人々に捧げます。


ももクロ論壇責任編集 さかもと



ももクロ評論同人誌『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』 



イルミナーレ表紙


【イルミナーレの通販は終了いたしました。誠にありがとうございました。】



●まえがき


「ももいろクローバーZとは一体なんなのか」。この問いに挑み続け第二弾の刊行となりました。前回はももいろクローバーZについての総論と、その刊行当時までのももクロの歴史を記す意味合いがありました。ももクロの成長スピードの異常さに「今すぐにでも出さねば」という想いに駆られたのです。
今回はセカンドアルバムを受けて同人誌制作を決意しました。ももクロは何か新しいことを始めると必ず賛否両論が巻き起こります。僕は賛否両論が起こる事に対して興味がありますが、さらに「賛成している人たちの無自覚さ」「否定している人の無自覚さ」にも興味があります。その部分を解明することでももクロとは何かという問いに一歩近づけるのではないかと考えているからです。
ももクロの音楽は特殊であり、音楽面でも強く惹きつけられている人たちがいます。音楽の知識が豊富な方も惹かれるし、あまり音楽を聴いてこなかったような人たちもなぜかももクロの音楽が耳にこびりついて剥がれないということが起こっています。

「ももクロの音楽って一体なんなのか」。今回の同人誌のテーマはこれです。

ももクロの音楽は聞ける音楽でもあるし体感できる音楽でもあります。それを踏まえできるだけ多面的に語り、さらに楽曲ファンや音楽の知識が無い方でも読むに耐えるようなものを目指しました。
そのためできるだけ難解な音楽用語を避け、わかりづらいと思われる単語は注釈で補うようにしてあります。ももクロ自身が難しい言葉を語らずに我々の胸を打つのに学び、この同人誌でも難しい表現ではなく平易な表現を用いました。
この本を読み終えることでももクロの音楽の深みに気付くことでしょう。
タイトルの『ILLUMINARE(イルミナーレ)』は「天からの啓示」という意味を込めて付けました。ももクロの天啓に撃ち抜かれたみなさまが、さらに思考を深めていただけたら執筆陣一同望外の喜びです。


ももクロ論壇責任編集 さかもと




●あとがき



ももクロ論壇第二弾『ILLUMINARE』をお読みいただきありがとうございました。
この場を借りて「ももクロ論壇とは何か」について言及したいと思います。そうすることで二冊の同人誌の見え方が変わり、さらにはももクロに対する構えも変わることを願っています。

ももクロ論壇の基本姿勢は「ももクロを語り継ぐ」「ももクロの凄さを書き記す」「アイドル論で論壇を覆す」という三つです。

第一弾『世界が感情を取り戻す ももいろクローバーZ論』で展開したように、ももクロは強烈な物語性がありそれを伝承していくことでファンを拡大してきた。念願だった紅白出場を果たし、一気に全国区へと広がりを見せる時にこれまでの総括として様々な視点からのももクロをまとめてみました。
正確にはあえてまとめなかった。本としては読みづらかったと思いますが、ももクロの衝撃は理路整然とは語れない、というのを40万字に及ぶ文字の洪水で訴えてみました。
ただそれでは本当に読みづらくなってしまうので、最初の方でももクロについての総論を書き、個人論に言及し、ライブレポートで臨場感を味わっていただき、今後どのように広がっていくのか、という流れを意識した構成にしました。
ももクロ論壇の基本姿勢である「ももクロを語り継ぐ」「ももクロの凄さを書き記す」という二点については及第点だったと自負しております。
無粋ながらあえて言いますと、「ももクロの凄さ」を伝え切ることが不可能なのは十分理解しています。それでも不可能性にあえて挑み40万字の本を作らせてしまう凄み。感動を失い斜に構えている者たちを奮い立たせ全力にさせてしまうももクロの凄さ。これらが訴えずとも重厚なデザインの本からにじみ出てしまうのを期待しました。
さて「アイドル論で論壇を覆す」という姿勢ですが、これについてはまだまだ途上です。そもそも論壇とはなんでしょうか。僕の中では『朝まで生テレビ』に出そうな人たちが持論を展開し合い決して混ざり合うことの無いイメージです。
彼らは一様に堅苦しい表情をしており、見ている誰もが楽しめません。参加する気も起きずますます言論人は孤立化し、お山の大将とでも言いますか「言ってることがわからない奴は馬鹿だ」という構えを見せます。
僕はそんなつまらない空間をぶち壊したいのです。
経済学だけ語っても経済が回らないように。心理学だけを語っても誰も救われないように。社会学だけを語っても社会が良くならないように。語っている者だけが気持ちいい空間はいりません。
それよりも僕の願いは、アイドルについて語っているはずなのに、なぜか社会が幸福に満ちていく、というものです。僕はその可能性をももクロに見出しました。
ももクロについて様々な視点から語ることでももクロという存在のあり得なさに撃ち抜かれてもらい、さらにはももクロが存在するこの社会の凄さについても思考して欲しい、というのが「ももクロ論壇」の狙いです。
その意味でももクロは宗教足りえません。宗教というのは社会よりも大きい存在であり、教徒は社会に生きるのではなく宗教に生きています。ももクロが宗教だとしたらももクロのために生きるが社会はどうなってもいい、ということになります。それでは社会が成立しなくなり、結果的にももクロもこの社会に存在できなくなってしまいます。
そうではなく、ももクロが存在できるこの社会の素晴らしさに気付き、良き社会を継続させることの重要性を知っていただく。
これらがももクロ論壇の基本姿勢です。

『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』はももクロの音楽に重点を置きました。
音楽というのは体感であり、言語化不可能であり、だからこそ我々を揺さぶります。ももクロの音楽の特殊性を知ることで聞く姿勢を変えていただければな、という想いで作りました。
この本を読み終えたみなさまに、ももクロ現象を読み解く上で音楽も外せない一要因だ、と改めて思っていただけたことと思います。そしてももクロ音楽の楽しみ方のバリエーションが増えたかと思います。
聞いた瞬間に好き嫌いが決まってしまうのは仕方ありませんが、嫌いだけど実はすごい曲だったのか、という気付きを得て欲しい。押し付けのように思われるかも知れませんが、楽しげに「これスゲースゲー」と笑ってる者たちの意見に少しでも耳を傾けていただけたらな、と思います。

最後に、この本は多くの方に助けられて出来上がりました。そして前著の感想をいただいたことも大変励みになりました。すべてが「無駄じゃなかった」です。ただ本ばっか読んでるだけで沼にズブズブと沈んでいた僕を「ねじ曲がりもがいた時間も未来の方へ」向かっていると激励し引き上げてくれたももクロちゃんに最大の感謝を送ります。


ももクロ論壇責任編集 さかもと



『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』

140ページ A5判(クイックジャパンサイズです) 


「ILLUMINAREももいろクローバーZ音楽論」に関するお詫びと訂正

P125 「編集後記」に関しまして誤った箇所がございました。

誤)
「ゆん
 音楽とは趣味、嗜好の世界であり (中略) 一人でも出てきたら本望です。」

正)
「ゆん
 僕は映画も音楽も本も、それを見たり聴いたり読んだりすることはもちろんですが、そのあとそれについて語り合うこと、他人の意見を聞くことが何より好きだったりします。人のレビューや感想を読んで「確かにそうだなぁ」「これは違うんじゃないか」なんていろいろ考えているうちに、自分自身の意見や感想も固まってきて、よりその作品に対する"想い"が強くなります。今回はクロスレビューという形で、計32曲
について書かせていただきました。3人がそれぞれの感性で書いたものですから、評価が分かれている曲もあるでしょう。中には僕のレビューに賛同できなかったり、不快になる人もいるかもしれません。でもそうやって僕のレビューを触媒にして、ご自身のももクロへの想いを再確認していただけるのであれば、それは意味のあることだと思うのです。こんな素敵なチャンスを僕に与えてくれたくらさん、さかもとさんに感謝いたします。そして最後に、原稿の提出が遅くなって皆さんに迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。時間はかかってしまいましたが、書いていてとても楽しかったですし、僕自身もさらにももクロへの想いを深めることができました。」

読者の皆様、ならびに関係者の皆様へご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

平成25年10月13日
ももクロ論壇




【同人誌の内容】

今回はももクロの音楽に焦点を当ててみました。
原稿の他にアルバムとB面C面曲のレビューが目玉です。
特にファーストとセカンドの26曲は3人のレビュアーによるクロスレビューです。
必ずや新たな発見があるでしょう。
音楽好きはもちろん、音楽に詳しくない方にも読みやすい内容となっておりますのでぜひご覧下さいませ。

以下目次


『ももいろクローバーZの音楽』 (くら執筆)

第1章 ももいろクローバーZの楽曲の特徴
◆言葉の面から
■歌詞のレパートリーについて
■歌詞の特徴
・固有名詞が入っていたり、タレントの特徴に特化していること
・性的な表現を極端に避けている
◆音楽の面から
■楽曲のレパートリー
■単純な繰り返しを避ける
・1番と2番でメロディを変える
・メロディは同じでも、伴奏を変える
■一般的な楽曲構成と異なる曲が多く存在する
『コノウタ』・・・勝負球はストレートど真ん中
『Z女戦争』・・・いつもより串が長い焼き鳥
『BIRTHφBIRTH』・・・生まれ変わり続ける蝶のように
『空のカーテン』・・・3曲分のお仕事
・Cメロの肥大化
・少々道に外れて~現代のソナタ形式『走れ!』~
■ラップともセリフとも言えない、掛け声のようなパートが存在する
■音、楽器が多い
■効果音の挿入
■カラオケで歌えない
・AKB48とももクロの方向性の違い
第2章 ももクロは何故売れたのか
■J-POPにとっての90、00、10年代
・90年代~CDミリオンヒット&カラオケ全盛期~
・00年代~音楽不況とITの波~
・10年代~アイドルの時代~
■動画サイトとmp3プレイヤーに合った音楽
■2つの動画サイト
・ニコニコ動画について
・YouTubeについて
■ももいろクローバーZの音楽と動画サイト
・ニコニコ動画的な曲展開を持つももクロの音楽
・「飽きない」ことが大切なmp3プレイヤーに適したももクロの音楽
・YouTube的多様性を持つももクロの楽
■まとめ
第3章 ももクロが創る未来
◆ももクロはJ-POPを変えられるのか
◆あとがき



『僕等のセンチュリー~空のカーテン論 外への慈愛 内への決意』 (ばるすた執筆)

■なぜいまこの2曲を?
■制作された当時の状況
・2012年12月24日にもたらされたクリスマスプレゼント
■僕等のセンチュリー
クリスマスはみんなを笑顔にする非日常
クローバーの意味に対しての新たなる言及
「きれいごと」を、笑って言ってのける意味と強さ
■空のカーテン
・「空のカーテン」、その魅力
・メンバーそれぞれの魅力
・高城れにのウィスパーボイス
・玉井詩織の安定と変化
・有安杏果の魂
・佐々木彩夏の成長
・百田夏菜子の切なさ
・内側、自分への応援歌
■終わりに



『MIRAIE:女川現場備忘録』 (紀州梅執筆)

はじめに
〈動き出すよ 君の元へ〉
〈我らの世界はまだ始まったばかりだ〉
〈頑張っChai Maxx〉
〈笑顔と歌声で世界を照らし出せ〉
おわりに



『ももクロは歌謡曲の荒野を目指す』 (なんくろ執筆)

・歌謡曲とは
・豊穣な音色の歌謡曲
・演奏の少人数化と作曲者の膨張
・大人数演奏のレフュジア
・アイドル冬の時代と新しいアイドルブーム
・キングレコード
・ももクロの楽曲 - アイドル・ソング期
・ももクロの楽曲 - アクロバティックな楽曲期
・ももクロの楽曲 - エンターテインメント期
・ももクロの楽曲 - 宮本純乃介期
・5TH DIMENSIONの衝撃
・コンサートの位置づけ
・生演奏の力
・荒野を豊穣の世界へ


『覚醒から覚醒せよ』 (さかもと執筆)

第1章 5人は色を失い我々は意思を剥奪される
 ● はじめに
 ● 緑色の海は現れない [日本ガイシホール公演]
 ● 「春の一大事」という形式を捨てる運営
 ● ももクロは分断の歴史
第2章 バトルと次元上昇の二重螺旋
 ● 自己紹介と非自己紹介
 ● 脱原発と瓦礫のアレゴリー
 ● 無限の愛と天元突破グレンラガン
 ● バトルと次元上昇の二重螺旋
第3章 覚醒から覚醒せよ
 ● 真・春の一大事2013
 ● 百田夏菜子監督の苛烈さ
 ● 玉井詩織監督の俯瞰感覚
 ● 佐々木彩夏監督の突出
 ● 有安杏果監督の慈愛
 ● 高城れに監督の救済
 ● 輪廻ではなく螺旋





テーマ: ももいろクローバーZ - ジャンル: アイドル・芸能

『紫会』を開催してくださるれにちゃんの温かみ 



『紫会』に見事当選させていただき、晴天の中豊洲PITへ。

開場待ちをしているとロッカジャポニカちゃんがビラ配りに来てくれました。
『ドラゴンボール超』を毎週見ている僕としては高まらざるを得ません。
離れ目好きなのでるかちゃんが超絶かわいかったです。みなさん11月28日のワンマンに行きましょうね。
参照ページ


会場に入ると思ってたよりもずっと席が近いです。
隣の隣に女性が座っていたので話しかけると、大分出身の方で杏果ちゃんがソロコンを開催してくれた事を大変感謝していました。
でも彩高コンビが好きだそうで。わかる!推され隊も良いんだけどやっぱ彩高ですよね!という気分。
れにちゃんソロコンは行ったことが無いということなのでぜひ当てましょうと誓い合う。
生まれ育った横浜で開催したいという願いが込められた2017年ソロコンですからね。絶対に行きたいですね。


BGMが『今夜はブギーバック』や『丸の内サディステック』で気分もノリノリになったところで川上さんが登壇。
あくまで箱推しを公言してますが誰が見てもれにちゃんのイラストに気合いが入りまくりなのがわかる所先生とロガールの吉田さんも続けて登壇。

そしてなんとovertureが。ライブなの?ただの報告会かと思ってたよ!
でも悩む暇も無く勝手に身体がれにちゃんMIXを打たせていました。
やっぱれにちゃんMIXが一番好きだ!
そして我らがれにちゃんのご登壇。
すごい!輝いてる!

川上さんが「杏果ちゃんのソロコンの日にぶつけるなんて流石ですね。仲に亀裂が入りそうですね」みたいなことを言ってた。

どうやらこの日の主旨はれにちゃんがみんなと一緒にカラオケBOXに行く、というものだったらしく、DAMが用意されていました。
最初からステージ上にデジモクあったじゃないか。全然気付きませんでした。

抽選で席番の人がリクエストしたりステージに上がってデュエットしたり、というような内容。
当たったらどうしよう!と思ったけど結果当たらず。


ソロで『ももいろ太鼓どどんが節』を一番だけ歌ってくれて、終わったらデジモク持ちながら「次何歌う?」と、まるで家族のような体験をさせていただきました。
その後れにちゃん自身「紫ファミリー」と言っていたので、ほんとファンとしてはありがたいことです。


その後デュエットで『行くぜっ!怪盗少女』や『泣いてもいいんだよ』を披露。
『泣いてもいいんだよ』ではサビの入りを間違ってました。


いつもカラオケで歌ってるというリトルグリーンモンスターの『君のようになりたい』も披露してくれました。




イキイキしてるれにちゃんを見て川上さんいわく、「5人でいる時はもっと自由にやればいいのにと思うことがあって、たぶんほんとは出来る人なのにやろうとしないからこういう会で好き勝手やらせると面白い」というようなことを言っていました。
ももクロって全員が前に出ようとしませんものね。

登壇した人がれにちゃんの好きなところを挙げて降壇するんだけど、多くの人が「笑顔」を答えていました。
ほとんどの人が「笑顔」と答えていたのですが、ほんとみんな笑顔だけに惹かれているのかな?と疑問に思いました。
だって笑顔が素敵なのって夏菜子ちゃんもしおりんもあーりんも杏果ちゃんもじゃないですか。
それに僕はれにちゃんの笑顔じゃない時の笑顔も大好きだし泣き顔も大好きなんですよ。
僕は表層よりも深層に強く惹かれます。

もちろん突然呼ばれてあのれにちゃんを目の前にして理路整然と語れる自信はありません。
でもこれまで推してきて今後もうあり得ないであろう機会をいただいたのですから、全身全霊で想いを告げたいとも思います。
もし短い時間で想いを伝えるとしたら、一言で言えば「魂」と答えたでしょう。
もう少し時間があったら「自己犠牲の精神と利他性、そして深い慈しみをお持ちの所」と答えたいです。

これまでブログでは何万字も費やしてきました。
僕がファンになった頃はれにちゃんは他のメンバーに比べてあまり人気が無いように感じました。
ブログへのコメント数くらいでしかわかりませんでしたが、夏菜子ちゃんが100コメント超えているところ、れにちゃんは50コメントくらいだった時もあったと思います。
れにちゃんを推さなければならない、と使命のようなものを受け取ったのはやはりれにちゃんの壊れてしまいそうな部分を感じたからだと思います。
2011年の春の一大事であかりんが語っているように、れにちゃんは守られる存在でした。
それが今や多くの人と慈愛の精神で接し、たくさんの人を幸福にしています。

ファンの人からありがとうって言ってもらえるけどこっちのセリフだよ、ってれにちゃんはよく言ってくれます。
でも「何を言ってるんですか」という感じです。
れにちゃんがいなければ僕らは存在していないわけですから、僕らが感謝を述べるのは呼吸をするのと同じく必然なんです。

れにちゃんが「がんばれ」と応援するよりも、れにちゃんががんばっている姿を見ることで勝手に勇気づけられている事の方が多いです。
れにちゃんから多くのことを学びました。学んだり受け取ることができる人生で良かったと思いますし、同じ時代に生きているという奇跡にも感謝しますし、同じ次元に存在できていることが有り難いです。


これらを漢字一字にまとめると「魂」になります。


そうは言っても、『ゆーがらお友達』を歌ったちびっこがれにちゃんの好きなところは「おなか」と答えた事に比べたら全然敵いません。
だってれにちゃんがすごく笑ってたじゃないですか。

れにちゃんに推している理由を伝える、という行為自体がものすごく利己的なもの。
またひとつ学びを得ました。



カラオケの方は『一粒の笑顔で…』でご本人登場みたいなことをやったり、ちびっこ登壇で『DECORATION』を歌った女の子がちゃんと歌えていて驚いたり、『ゆーがらお友達 』を歌うと頑固だった男の子が途端に小さい声になってカラオケルームが変な感じになるのが「マジでカラオケ屋に来たみたい」って思ったりしました。
ちびっこちゃんが降壇する時に2さいくらいの女の子をれにちゃんが抱きしめていたりしてて本当に微笑ましかったです。
第何回目かの紫会ではれにちゃんのお子さんと一緒に共演して欲しいと切に思いました。


あとは高城れにディナーショーとかも案が出てたし、ソロアルバムとか写真集の案も出てました。
ぜひ実現していただきたいです。


あと元KARAのジヨンってJYという名前で歌ってたんだ、と思ったり(『好きな人がいること』という月9の同名タイトルの主題歌)、『LinkLink』を歌うれにちゃんもかわいいな、と思ったりしました。

『しょこららいおん』では客席の通路を歩いてくださいました。
カラオケの歌詞を見ながらじゃないと歌えない場面などもありかわいかったです。
また生で見られるとは思わなかったので嬉しかったです。
近くで見るれにちゃんはやはり後光が差しておりました。


締めコメントで「このあとランチでも行く?」というお言葉も。


幸福に包まれたまま紫会が終了し帰路へ。

永田町で途中下車し、徒歩で新宿に行こうと思い立つ。
たまたま通りかかった豊川稲荷でれにちゃんの末永い健康をお祈りしました。
ソロコンと共に紫会が恒例行事になりますように。


高城れにさん、お誕生日おめでとうございます 


高城れにさん、お誕生日おめでとうございます。

最近急激に大人っぽさを増しているれにちゃん。
見た目の雰囲気や発言、振る舞いなど、以前とは違って大人の印象を受けます。
それでいて以前とまったく変わらず素直で無垢な部分も残っていて、れにちゃんの様々な面を見られるのがとても嬉しいです。

世間一般の23歳と比べると確かに子供っぽく見えるのかも知れませんが、れにちゃんの魂の部分はとてもとても偉大で、多くの人が年齢に関係無く尊敬の念を抱き、思わず頭を垂れることでしょう。

れにちゃんの心が広い部分とか、深い思考をうかがわせる発想とか、出会った人達への感謝の気持ちとか、いろんなものがみんなの中にある「高城れに像」をあいまいなものにしています。
「れにちゃんの魅力って何?」と聞かれて、「笑顔」とか「優しさ」とか「がんばり屋さん」とか「人懐っこさ」とか「気配り」とか「きれいな声」とか答えたとしても、それらはまだまだれにちゃんの一部でしかなく、なかなか本質まで到達できません。

以前僕は「ももクロの魅力は妖怪のぬえのようなものだ」と書きました。
ぬえとは顔が猿、胴体がタヌキ、手足が虎、尻尾が蛇という妖怪です。
つまり一部だけ見て「猿だ」とか「蛇だ」とか騒いでいても全体の本質は捉えられていないし、その全体すら想像もできない我々にとっては未知なる領域である、ということの例えです。

れにちゃんこそがぬえだったのかな、と思います。
(23歳の女性に「妖怪鵺だ」と言うことなんてありえませんが、れにちゃんならすべてを許容してくださるであろうことを踏まえた発言ですし、そもそも例えですし)

思えば「しょこららいおん」という甘くて強く優しい、みんなの心の中に住んでいる想像上の生き物も、らいおんだったりしょこらだったりと、一面だけではわからない魅力を持つ生物ですね。


『しょこららいおん』というとても素敵なプレゼントをいただきすごく嬉しかったです。
山紫水明という言葉のお返しとして紫電一閃という言葉を贈りたいと思います。
雷のような一瞬の間に急激に変化すること、などの意味があるそうです。
まさにれにちゃんにぴったりの言葉だと思いました。
毎日毎日同じれにちゃんではなく、常に進化しているように感じられます。
でもそれが遠く離れてしまうように感じられないのは、ソロコンで我々に見せてくれた弱さのおかげです。
途轍もないほど大きく、さらに多くの仲間に見守られているのにも関わらず、まだまだ自分はダメで弱くて逃げ出したくなってしまって、みんながいるからがんばれた、と弱い部分を見せてくださいました。
その時に、ももクロを見てれにちゃん推しになった瞬間の感情を思い出した気がしました。
こんな弱々しくて今にも砕けそうな小さな小さな女の子を今推さずしていつ推すのか。当時の感情をあえて今言葉にするならばこんな感じです。
実際は「なんだこりゃ!」という感じで、気付くとれにちゃんだけを目で追っていて、「これはれんちゃん推しということなのかな?」と漠然としていましたが。
ただれにちゃんに対する評価がとても低かったような印象があり、「もっと本質を見てくれよ!」と憤っていた記憶があります。本質に到達すらできていないのにそんなことを思っていました。
何が言いたいかと言うと、多くのれにちゃん推しの前だけでも弱さを見せてくれたのがとても嬉しかった、ということです。
今でも仲間だと思ってくれいるんだな、と温かい気持ちになりました。

『しょこららいおん』に登場する多くの歌詞は我々かられんちゃんに贈りたい言葉と同じです。
僕はみんなれにちゃん推しだと思ってます。格好が赤かろうが何色だろうが、みんなれにちゃんのことが好きだし、公言してないだけで心の奥ではれにちゃんのことが大好きなはずです。
本質的にはみんなれにちゃん推しなんです。みんなの中にしょこららいおんが住んでいるのと同じように。


高城れにさん。23歳のお誕生日本当におめでとうございます。
様々な思想を吸収し、新たな発想や表現を獲得する一年になりますよう願っております。
激動の一年になるかも知れませんが、共に歩んでくれる仲間が大勢いるのですから何も心配はいりません。
輝きに満ちた日々が訪れるますように。



「世界が感情を取り戻す」と「イルミナーレ」のデータを無料配布いたします 




『アイドル感染拡大』をお持ちの方に、絶版となった『世界が感情を取り戻す ももいろクローバーZ論』と『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』のデータを無料配布します!


『世界が感情を取り戻す ももいろクローバーZ論』について

『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』について


音楽論の方は出版時にももクロが発表していた58曲を3人のレビュアーに解説いただきました。
すごくおもしろい内容です。
この機会にぜひ!


『アイドル感染拡大』164Pの太字部分の文章をメールしてください。パスワードを送信いたします。

hypersoniccooldive☆gmail.com
(お手数ですが☆を半角アットマークに変えてメールしてください)

こちらのサイトにパスワードを入力してください


※引用などは出典を明記していただければ許可が無くても大丈夫です

ももクロと変身ベルト【DOME TREK 2016 大打ち上げ大会追加公演】 



『DOME TREK 2016 大打ち上げ大会 ~映像と共にふりかえる~ 追加公演(チャリティーライブ)』に当選しました。れにちゃんソロコンといい今年のチケット運はすごいです。
打ち上げ大会は2部とも外れたのですが、震災のチャリティーライブに当たったのですからとてもありがたいことです。

会場はとても狭く感じました。
地下アイドルクラスがここを埋められたらものすごいですが、ドームツアーをやるまでになったももクロがここでやるというのは珍しいでしょう。
去年の定例ライブである月刊TAKAHASHIではライブハウスなどで行っていましたが、会場の広さで言えばそちらに近いです。
1階席の一番後ろだったのですがメンバーの顔が見えるぐらいでした。

今回のセットリストは震災復興に向けての強いメッセージが込められていました。
メジャーデビュー曲『行くぜっ!怪盗少女』の「笑顔と歌声で世界を照らし出せ」という歌詞の通り、今でもずっとこの精神が貫かれているんだな、と改めて感じました。


overtureがまるで戦闘開始の合図のようでした。一曲目は僕の大好きな『Z伝説 終わりなき革命』です。
2011年の震災を受けて誕生したこの曲は、ももいろクローバーZを象徴する曲だと思います。
個人的には『Z女戦争』と『「Z」の誓い』を含め「Z3部作」として戦いの曲というくくりです。その戦いは、誰かを倒すというのではなく、自分自身に打ち勝つことであり、その覚悟を持った人たちを励ます歌でもあると思います。

「Z伝説」は2011年5月にZepp仙台で初披露されたそうです。
その曲が今Ustreamによって九州地方に向けて発信されていることが凄いと思いましたし、世界中で見ることができるわけですから、急遽決まったこの追加公演は素晴らしいなと思いました。メンバーの声を実現したということですから、5人はいつも以上にセットリストにメッセージを込めたのでしょう。

「Z伝説」の冒頭に変身ベルトを装着する振り付けがあります。『仮面ライダー』の変身ベルトは人ならざるものの象徴です。人間ではなくなることで大きな力を得ます。
『仮面ライダー』では怪人になる手術を途中まで受けた主人公が怪人の力を使い復讐する物語です。
ももクロの場合、「ももいろクローバーZ」になるための通過儀礼を経てスーパーヒロインへと変貌します。それは世界への復讐などではなく、「わたしたち泣いている人に何ができるだろう」と自問し、「力いっぱい歌って踊ること」と技巧ではなく唯一5人が出来、そして5人にしか出来ない愚直なまでのどストレートな解答でした。
泣いている人の涙をぶちのめすためだけに5人は人ならざるもの(スーパーヒロイン)へと変貌します。
『仮面ライダー』の本郷猛が怪人の手術をされて半怪人(頭は人間のまま)になったのに対し、ももいろクローバーZはまるでそうするのが当たり前のように自ら変身ベルトを手にしてスーパーヒロインになることに躊躇しませんでした。
これで泣いている人が笑顔になるならそれが当然、という感じです。

ももいろクローバーZの、そして復興の象徴とも言えるこの曲が今回のライブの1曲目であるということがとても熱くて、コールするのも忘れて泣いていました。
特に組み体操の扇形の振り付けの時にれにちゃんがセンターで、れにちゃん推しとしては感無量でした。
このあとのMCで左手に入れていた金属が無事取れたということで、その経過を見ているところなので腕に負担を掛けないためだったんだと思いますが、それでも「ももいろクローバーZとは高城れにのことである」という文章を書いた僕としては真ん中に立って4人を引っ張って支えている姿は胸を打ちました。
【参照】DOME TREK 2016 大打ち上げ大会 7分30秒頃から


『LinkLink』もすごく好きですが、この日聞いた『LinkLink』はいつも以上に素晴らしかったです。
「涙を卒業すると決めた」という言葉がとても優しく感じました。
泣いている者は泣いている誰かを救えない。共に泣くことはできるかも知れないけれど、その誰かを笑顔にするこはできない。
成長して社会(コミュニケーション可能なものすべて)と接続していくことを歌ったこの曲はこの日だからこそ輝きが増しました。


『サボテンとリボン』では壊れたものを修復する部分があります。壊れてしまってもリボンでくるくると巻いてよりかわいくしちゃうというのがももクロらしいです。

『仮想ディストピア』も広い意味で復興の曲だと思うのですが、瓦礫の中から素晴らしいマシンを作ります。
震災はとても不幸で残酷なことですが、震災のおかげで多くの出会いが生まれたのも事実だと思います。
当然震災なんて無い方が良かった。でも震災を経て今まさに強く生きている人もいます。

ディストピアに追い討ちを掛けるように起こった震災により、ディストピアが顕在化し誰にでも見えるようになってしまった社会の中、瓦礫から生まれたマシンこそがももクロだと思っています。

そのマシンは人と人とをつなぎ新たな地図を構築します。
離れていても想いを伝えてくれます。
傷ついた痛み以上に独りきりじゃないという想いを強く感じます。

僕は震災が無ければももクロを知らないままだったと思います。アイドルの凄さに気付こうともしなかったでしょう。
社会を刷新し、自らがハブとなって様々なものを接続していくインフラこそがももクロなんだと思います。


『ニッポン笑顔百景』が素晴らしいのは歌詞に反して彼女たちが泣いているのを想像できるところです。
大飢饉や戦争などを乗り越えてきた日本。波乱万丈だけど、やけくそ笑いましょう、なにくそ笑いましょうと歌います。

ももいろクローバーZ 試練の七番勝負 episode2「vs国際情勢」では戦場の過酷さを知り夏菜子ちゃんが涙を流します。
その後メンバーは涙に詰まりながら『コノウタ』を歌いました。
試練の七番勝負『コノウタ』

あかりんが脱退の日に「泣いても笑おう」とみんなに言いましたが、今でもそれを続けているのです。
なぜももクロは泣いてまでももクロで居続けるのか。
理由なんて無いでしょう。それがももクロだからです。
「Z伝説」について書いたように、ももいろクローバーZとなった時点で人を超えスーパーヒロインとなりました。
浅ましい愚問など寄せ付けない高みに存在しているのです。


平成仮面ライダーとなり、ライダーベルトは唯一性が薄れていき、誰でも装着できるものとなりました。
仮面ライダー1号のようにその人のためだけのものではなくなり、ライダーベルトをつけていれば誰でもライダーになれる時代になったのです。
これはれにちゃんが言う「みんなもももクロの一員でしょ?」につながっています。
【参照】高さんえぶりでい!!

ももクロと出会った我々はももクロの一員としていろんな人たちを笑顔にする使命を背負いました。
理由などなく、ももクロの一員だから、です。
泣いててもやけくそになってでも笑ってやる。それがももクロだから。
泣いてる人がいたらその涙をぶちのめしてやる。それこそがももクロだからです。

ももクロの一員としての決起集会のようにも感じられました。
もちろん5人は「みんなもももクロの一員なんだからがんばってよ」なんて事は言いません。
明言せずとも彼女たちを見ていると腹の底から熱が湧いてきます。
それがスーパーヒロイン。それがももいろクローバーZ。
5人の笑顔と歌声はすべてをつなげるんです。


「ありがとうの互酬性」 高城れにさんへ 【高城れに ソロコンサート さくさく夢楽咲喜共和国 ~笑う門にはノフ来る~を終えて】 



高城さん、ソロコンお疲れ様でした。
そして大成功おめでとうございます。
ありがたいことに今年も名古屋に行くことができ、とても充実した、とても貴重な時間を過ごせました。本当にありがとうございます。

今年は有安さんと佐々木さんもソロコンを行うということで、いつもももクロの道を切り開いていくのはやはり高城さんだな、と改めて思いました。
国立のステージに芳山小学校の生徒達の将来の夢をセットの一部として置いてくれたことや、2014年の桃神祭のセットに屋台が置かれたことなど、高城さんの一言から動き出したことがたくさんあります。
これからもももクロをとんでもない高みにまで導いてくれるのは高城さんしかいないとさえ思っています。

僕はももクロのれにちゃんも好きですが、ソロコンの時のれにちゃんが大好きです。
ももクロのメンバーと一緒にいる時は、れにちゃんは周りの心情を察して自分の立ち位置を決め、周りが望んでいる振る舞いをしているように見えます。
それはとても素晴らしいことですし、れにちゃんの魅力のひとつでもあります。いつもれにちゃんの周囲に人が集まるのはその素晴らしい才能のおかげでしょう。
特に僕が「あぁ、れにちゃんだなぁ」と強く感じるのは、れにちゃんが泣いている時です。子供のように泣きじゃくり、自信なさげにたたずむ姿を見ると、ももクロという重くて頑丈なパワードスーツを脱いだ生身の高城れにだ、と感じます。
ソロコンの時は「バラエティモード」でもなく、「ももクロモード」でもなく、「飾らないモード」のれにちゃんと一緒に時を過ごせるとても素敵な空間だと思っています。

れにちゃんがファンのことを家族のように思ってくれていたり、今回のステージがれにちゃんの部屋をイメージしていたり、そしてコンサートタイトルが「夢楽咲喜共和国」であったりと、自然体で上下関係など無いということが伝わってきます。
ファンのことを信頼してくれて、弱音も吐いてくれる。そのことがとても嬉しいです。弱々しいれにちゃんを見ると、「あぁ、れにちゃんだなぁ」って思います。弱さを見せられる相手だから泣いたり甘えたりできるんですよね。
でもれにちゃんはそれではダメだとも強く思っていて、みんなを元気づけられるようにならなきゃ、っていつも考えてくれていて、痛々しいぐらいに努力に努力を重ねていますよね。
他のメンバーがドームツアー終了後にソロコンやももたまいコンがあるのに対し、れにちゃんだけドームツアー中にソロコンがあります。しかもももクロ以外の曲が多いセットリストです。去年も『幕が上がる』の舞台挨拶全国行脚やファンクラブイベントの数日前にソロコンがありましたね。
れにちゃんがいつも開演前に不安に押しつぶされそうになるのもわかります。ファンを元気づけて恩返しをしたいのに満足してもらえるだけのパフォーマンスができない、って思い込んじゃうんですよね。
でも全然気にすることはありません。家族なんだかられにちゃんの努力は十分過ぎるほどよくわかってるし、家族としてはれにちゃんが精一杯パフォーマンスしてくれるだけで胸がいっぱいなんです。がんばってるれにちゃんを見て嫌いになる人なんかいませんよ。


■ 想いが込められたセットリストをありがとう

「笑い続けてこれた出会いに愛を伝えよう」という歌い出しで始まる『いちごいちえ』(やなわらばー)を一曲目に選んでくれたことにたくさんの感謝が詰まっていました。

「僕が努力する姿を貴方が見てた」という歌詞はれにちゃんからのメッセージであると同時に僕らが思っていることでもあります。れにちゃんが僕らの努力を認め、応えようとしてくれることがとても嬉しいです。

『SMILY』 (大塚愛)では「泣きたいところは1人でも見つけられる 笑って笑って君の笑顔が見たい 泣きたいときにはそっとそばにいてあげよう 笑って笑って君と明日会いたい」とまさにれにちゃんらしいメッセージでしたね。
そしてこれもファン側かられにちゃんに向けて思っていることと重なります。

ももクロの新曲『希望の向こうへ』をセルフカバーしてくれたのも素敵でした。
れにちゃんの曲にしか聞こえないくらいとても合っていたし、れにちゃんの柔らかい歌声がより魅力的に聞こえました。
れにちゃんにカバーアルバムを出して欲しいです。ももクロの曲も何曲か入れて。
ソロコンを見れなかった人達にも、聞いて欲しい素敵な歌声です。
れにちゃん推しじゃない人達にも、れにちゃん推しがれにちゃんになぜ惹かれしまうのかが伝わる作品になると思います。


『大切な君へ』 (井上苑子)にはれにちゃんの想いが込められたキーワードがたくさんあふれていました。

「君のことずっと思い続けてるから この先もこうして隣がいい」
「君との時間大きくなる」
「君の言葉は特別だよ」
「どこまで遠いところでも歩いてこうよ」

これは2年前、国立競技場でれにちゃんが宣言した言葉と重なっていました。

「これからも「私たちについてきて」じゃなくて、みんなで一緒に、同じラインに立って、肩を組み合って、何年後も何十年後も一緒にいたいなって思ってて。
でもずっと一緒にいるってすごい簡単なことだけどすごい難しいことで、すごい奇跡で、なかなかできないことなんですよ。
でも、もう、ここにいる人たちとか、ももクロを応援してくれてる関わってくれる人全員と一緒なら、その奇跡も起こせる自信があります。ここで誓ってもいいです。
なので、これからもずっとずっと一緒にいることを私はここの神聖な場所、国立競技場で誓いたいと思います。
これからも同じラインに立って、同じ方向を見て、みんなで一緒に、夢に向かって進んでいきましょう。」


参照:ももクロ、国立で宣言「笑顔を届けることにゴールはない」2014年3月17日

そしてこれは2012年の「みんなもももクロの一員でしょ」宣言からずっと続くれにちゃんの思想でもあります。

「一緒に新しいもの作り上げて、進んで、辛い時も、楽しい時も同じ時を過ごしてきたし、これからも過ごすんだもん!」

参照:高さんえぶりでい!!2012年5月17日

この日はもうのちに歴史の教科書に載ってもおかしくないほど素晴らしいお言葉をいただきました。
ファンのことをももクロの一員と言ってくれたのはれにちゃんだけです。
そして毎日ヒロインもれにちゃんだけだし一生ももクロ宣言をしているのもれにちゃんだけです。
つまりファンはいつまでもももクロでいられるんです。
こんな優しいお言葉があるでしょうか。

れにちゃんはいつだって「私を推してて良かったって思ってもらいたい」って考えてるみたいだけど、そんなことは考えるまでもなく、常に既に我々に刻み込まれています。
『大切な君へ』は、普通に聞くと恋愛ソングのように思えますが、れにちゃんが歌うととても大切な想いが込められた曲となります。
れにちゃんの想いが聴けるソロコンは本当に大切な場所だなと強く感じました。


『世界は恋に落ちている』『千本桜』と続きましたが、どちらも「世界」という単語が入っています。
『アオハライド』もボカロ文化もわかりませんし、『千本桜』と言えばなんかの車のCMに使われてたな、ぐらいの知識です。車も詳しくないのです。
なので「三千世界」という単語を調べてみました。
仏教用語なんですね。要約すると、10億の世界ということらしいです。
その10億分の1の確率でれにちゃんがいる世界にいられるということが、奇跡という言葉じゃ言い表せられないほどのありえなさです。
世界もイキなことをしてくれます。



その後『だいじょうぶだいじょうぶ』という絵本の朗読が流れてきました。
聞いた話では『未来へススメ!』のCD特典としてつけられた朗読CDのようです。
今すぐレコチョクでダウンロード販売すべきです。
れにちゃんが男の子の声を演じていたと思うのですが、これがまた全然れにちゃんの声に聞こえなくてすごいんですよ。

なんの知識も無いまま聞いていると、良い詩だな、れにちゃんが書いたとは思えないな、と感じました。
『紫と幸せの玉』ではれにちゃんとおばあ様について書かれていましたが、それとは作風が違うように感じたのです。
調べてみたら『だいじょうぶだいじょうぶ』(いとうひろし作・絵)という絵本のようでした。

内容は不幸に満ち満ちたこの世界を「だいじょうぶだいじょうぶ」という温かい言葉で読み替えるおじいちゃんと、それに救われる男の子のお話でした。
ネガティブからポジティブに転じる少年は、まさにれにちゃんのように思えてなりません。
2011年4月10日に、あかりんから「だいじょうぶだいじょうぶ」と慰められた泣きじゃくるれにちゃんは、その後見違えるように成長し続けています。
もちろん僕はZ以降のれにちゃんしか知らないのですが、DVDで過去の映像を見るとほんとか弱くて頼りなくて、だからこそ「今推さねば!」と思わせるような女の子が映っていました。

ももいろクローバーZの時のれにちゃんはもうこんなことは少なくなり、時々舞台裏の映像などで緊張の余り涙を流す姿が映し出されるぐらいになりました。

でもソロコンの時だけは「ももいろクローバーZのれにちゃん」ではなく「強くないれにちゃん」が見ることができます。
ももクロのれにちゃんももちろん好きなんですが、4人を活かすために行動している感じがして、れにちゃんの魅力の一端しか映し出されていない気がしていました。
でもソロコンの時はれにちゃん推しがあなたを推している理由が表れている気がします。
自分に自信が無くて。でも応援してくれるみんなのことは大好きだからなんとか期待に応えなければならないと思ってて。
でも実力が無いから期待に応えられないと思い込んでて。
自分のソロコン(つまりれにちゃん好きしかいない会場)なのに開演前に緊張で泣いちゃうあなただからこそみんなあなたを推してしまうんです。
れにちゃんソロコンは毎年開催し続けて欲しいです。
ライブビューイングは減らすという運営の方針を覆してまでファンの声を実現させてしまうあなたのことですから、いつまでもソロコンを続けてくれることと信じています。


『はなまるぴっぴはよいこだけ』 (A応P)が歌われた時は高まりました。
『おそ松さん』は十四松が推し松な僕ですが、れにちゃんは誰が推し松なんでしょうか。
一松も十四松もトド松もありそう。逆におそ松カラ松チョロ松は無さそう。なんとなく。

『だってれにちゃんなんだもん』はもう一発でのどが潰れました。
一瞬で声がカスカスカスってなっちゃいましたよ。
『ラムのラブソング』では「好きよ好きよ好きよ↑」で「オレモー!」と思ったけど叫びませんでしたよ。


MCではファンの方々が用意してくれたスタンドフラワーを紹介したり、ファンのプレゼントのクマのぬいぐるみとか、ブログに登場したキリンのぬいぐるみ(座れる)のキリちゃんを紹介してました。
れにちゃんは当日現地入りだったそうですが、キリちゃんは前のりだったそうです。

あとれにちゃんはこの日のために髪を切ってきたそうなんですが、前から思ってたけどこの長さのれにちゃん最高じゃないですか?
どれも最高だけどこれが最高!
前髪をオンザ眉毛にしようと思ってると言ったけど、チビノフちゃんの意見を優先させてオンザ眉毛にならず残念でした。
会場ではオンザ眉毛派が6割くらいいたと思います。

メンバーに相談したところ、杏果ちゃんは「伸ばした方がいいよ」、夏菜子ちゃんは「どうせ伸びるんだから切った方が良い」、あーりんは「そのままがいいよ」という意見だったそうで、「たまさんは  なんも言ってなかったんだけど」で爆笑でした。
ちゃんと落とすところが腕上げたなー、って思いました。


『しょこららいおん』は3月9日当日にダウンロードして通勤中に聴きまくって、早退させてもらって新幹線で名古屋に向かう中でも聴き続けてたんですけど、実際にれにちゃんが歌っている姿を見たら涙が止まりませんでした。
だってれにちゃんが泣いてるんだもん。

歌詞の説明でれにちゃんがどうしてもいれて欲しいという歌詞があるそうです。
「言わなくても通じ合うアイコンタクトは絆」という歌詞には、言葉にしなきゃ通じないこともあるけど、ライブ中のアイコンタクトですべてが通じ合うこともある、というような意味が込められているそうです。
「山紫水明」という歌詞には、心が清らかな人はどんな場所に居ても輝いて見えるから、れにちゃん自身もみんなもそうであって欲しいという願いが込められているそうです。
素直になれない時や落ち込んでいる時にみんなの中に『しょこららいおん』が流れたらいいな、と語っていたれにちゃんが印象的でした。


『オレンジノート』は第1回ソロコンの1曲目でもあったんですね。
ももクロの数少ない恋愛曲でれにちゃんの大好きな曲ですね。
一緒に踊れて嬉しかったです。


『3月9日』 (レミオロメン)は去年初めてれにちゃんに教えてもらった曲です。
今年あたりレミオロメンが来るんじゃないかと思ったんですけど調べたら活動休止中なんですね。
2022年ぐらいに再結成するでしょうからその時にはれにちゃんソロコンに出てくれるかも知れませんね。
でもソロコンサートだから出てくれなくていいか。れにちゃんが歌えばいいか。

3月9日と言えば吉田豪さんがツイートしていたある方のブログを思い出します。

参照:3 月 9 日のももクロ

それは震災前の2011年3月9日の6人のふとした瞬間が綴られたものでした。
『3月9日』にはそんな様々な想いが込められているのかな、と思いました。


れにちゃんは自分のことをポンコツだけど、家族やみんなのことを思い浮かべると強くなれると言っていました。
れにちゃんが自信を持って言えることはモノノフさんを好きな気持ち。

すごく不安で、みんなが優しすぎて、優しいのが当たり前に感じて甘えちゃうけど、みんなにとっても家族みたいな存在になりたいと語ってくれたことがとても嬉しかったです。

「みんながピンチの時は呼んでください。個人的には行けませんが」と涙ぐみながら照れ笑いしたのがすごくかわいかったので今すぐ映像化しましょう!
『ももクロChan』でもれにちゃんソロコンの舞台裏とかを放送するそうなのでこの名場面も放送して欲しいです。


2017年3月9日は神奈川県でソロコンが行われるということで、個人的には名古屋よりも距離が近くなったので大変嬉しいです。
そしてれにちゃんが生まれ育った場所にみんな来て欲しいという想いも素敵です。
桃神祭の時に日産スタジアムにれにちゃんの母校の小学生を呼んでたと思うんですけど、次のソロコンも母校の生徒さんを呼ぶのかな?それともれにちゃん推しだけにするのかな?どちらの判断もれにちゃんらしいと思います。

会場も横浜アリーナとか文化会館みたいなとことかいろいろ予想されていますが、どこが選ばれてもれにちゃんらしいと思います。
れにちゃんがいる会場がすべて素敵空間に様変わりしちゃいますからね。

願わくば、『しょこららいおん』のような素晴らしい曲が毎年増えていけばいいな、と思います。
そして何年後かには、れにちゃんのソロ曲だけのソロコンサートが開催されたらな、と思います。

れにちゃんがみんなに伝えようとする「ありがとう」の想いと、みんながれにちゃんに伝えようとする「ありがとう」の想いがあふれ出して、それがやがてこの世界を笑顔と温かい涙で包み込みますように。


ももクロの新アルバムに込められた「成長」と「愛」【隣人愛から悠久不変の愛へ】 



「ももクロのアルバムがCDショップ大賞に選ばれますように」
この願いを込めて記事を書いてきました。

(参照記事:ももクロの新アルバムへの期待
(参照記事:ももクロがさらに加速していく 【Documentary of "AMARANTHUS / 白金の夜明け"感想】

そしていよいよ発売されました。我慢できずに休憩中に職場を抜けて買いに行きました。やっと聴けました。感想は「とんでもないぞこれは!」です。本当にCDショップ大賞を獲りそうな勢いです。良かったです。

いろんな方が感想や考察などをなさっているので僕も感想を書きたいと思います。
音楽的な知識は無く、『マホロバケーション』最高!とかヒャダイン最高!とかれにちゃんの声ギャンきゃわ!ぐらいしか書けないので違う方向からアプローチしたいと思います。

キーワードは「通過儀礼」と「楳図かずお『イアラ』」です。


■ 成長して景色が変わっていく

アルバムのテーマは「生と死」、「夢」などが掲げられていましたが、中には『ゴリラパンチ』やシングル曲などテーマとは直接関係のない曲も入っています。
ですがアルバムに組み込まれることで新たな輝きを発し、意味が変わっていくのを感じた方も多いと思います。
『イマジネーション』から『MOON PRIDE』 、『「Z」の誓い』の流れはひとつのストーリーになっているようにも受け取れます。
永遠だと思われていた未来や夢の世界も壊れてしまうものと知ることで大きく成長する。
表向きのテーマとして「生と死」、「夢」が発表されましたが、裏テーマとして「成長」、「愛」があるように思えます。


成長を描く物語には定番の順序があります。
抜け出したいような日常が描かれ、非日常を体験し、日常に再び舞い戻る。
再び目にする日常は最初の頃と違い輝いて見える。
映画版の『ドラえもん』や『グーニーズ』、アニメ『時をかける少女』など、様々な作品がこのような構造になっています。
成長を描く際に象徴するアイテムやポイントとなる物が登場します。
『グーニーズ』の場合は主人公が持っている吸引器です。
『AMARANTHUS』と『白金の夜明け』の場合は「色」だと感じました。

『バトルアンドロマンス』ではメンバーの名前やももクロという単語、色の名前などが歌詞やタイトルにたくさん使われています。
ですが今回のアルバムでは象徴的なのが「ももクロ」という単語が入る「マホロバケーション』、涙の青を含む6色が歌詞に込められている『モノクロデッサン』、黒がタイトルにも入る『もっ黒ニナル果て』、そしてピンク色が強調されている『桃色空』の4曲で、他の20曲は色やももクロやメンバーの名前が強調されていません。

ですがなぜかまとまっているように感じられる。
その一つの要因としてはプロモーション展開がうまかったことが挙げられると思います。
毎日レコーディング場所でのインタビュー動画をアップしたり、あからじめテーマを発表していたり、発売前にドキュメント映像を映画館で放映して話題性を狙ったりと、聴く前からイメージを固めることに成功しました。
そして一番大事なことですが、どの曲も良い。これが核だったと思います。
有無を言わせぬ素晴らしさだったことが成功のポイントでした。

他には、メンバーの声が合いの手として多様されている点も挙げられます。
前作と比べてメンバーの声の数が圧倒的に多いように感じられます。
1曲1曲も4分台のものが多く、短い時間にメンバーの声や複数の音がぎゅっとつまっています。
ももクロの魅力に「時間感覚を喪失させる」というのがあると思います。
楽しい時間があっという間に過ぎるのと同じく、気づくと1時間経っていたというのが今回の2作です。

さて、あえて色などを強調しなくても「ももクロちゃんが歌っている」というだけでももクロのアルバムでしかないことが証明された素晴らしい今回の2作ですが、僕が感じた裏テーマ「成長」と「愛」についてです。

『AMARANTHUS』の最後の曲と『白金の夜明け』の最初の曲に同じメロディが使われていることは続けて聴くとよりわかりやすくなっています。
ではさらに『白金の夜明け』の1曲目から始まり『桃色空』のあとに『AMARANTHUS』を聴くとどうなるか。
おそらく聴いた方の多くは、赤ちゃんの産声が初めて聴く時と印象が違ったのではないでしょうか。

一回目に聴く『embryo -prologue-』は『WE ARE BORN』の歌詞もあり、泣きながら安寧の母体を這い出して生まれてきた、というマイナスの印象が強いと思いますが、『桃色空』を聴いたあとでは、心臓音と泣き声に温かさが加わっているように感じられたかと思います。
一回目はつらいけど生まれて生き抜いていく、というネガティブさと力強さを感じます。一周して再び聴くとそれらが消え、生と死、友情や愛、出会いと別れなどを経て、この世界の美しさを知り、過酷であると知りながらもあえて生まれてきたんだ、という印象に変換されていきます。

成長物語の構図と同じく、辛い日常があり、非日常を体感することで、日常が実は計り知れないほど尊く美しいものであることを学びます。
産声の意味が変わる、という部分に象徴されているように、2枚のアルバムを通して何度でも聴くことで景色が変わります。
そこがこのアルバムの素晴らしいところであり、2枚同時でなければならない理由でもあるのだと思います。


■ 楳図かずお『イアラ』と「愛」について

『イアラ』は死の間際に女が発した「イアラ」という言葉の謎を追う究極の愛の物語です。
その言葉を聴いた男は永遠に生き続け、女が生まれ変わって再びこの世に誕生するのを待つ。
女は様々な人生を生き、男は「イアラ」の謎を追う。
楳図かずお『おろち』も永遠に生き続ける美少女が主人公でしたが、『イアラ』は男が主人公です。
また手塚治虫『火の鳥』も永遠の命を手にしてしまった男が登場します。

『AMARANTHUS』と『白金の夜明け』を交互に繰り返し聴くことで「これは『イアラ』なのではないか」と感じました。
先行上映会の時に『WE ARE BORN』のMVの制作秘話を聞かせていただきました。
当初は「アルバム全体を表現して欲しい」という依頼のもとで『バイバイでさよなら』と組み合わさったようなMVにしたかったそうなのですがそれができなかったということでした。
そこで、『WE ARE BORN』単体として制作し、その中で、生まれてから死んで、再び生まれるというMVにしたということでした。

生まれて様々な経験をして死んでいく。
そしてまた生まれてくる。その時は景色が変わって見える。
同じ経験をしているように見えて、最初の時とはまた違った見方ができる。
(シングル曲をアルバムを通して聴くと、発売当初とはまた別の意味に聴こえてきたはずです。アレンジも少し変えている気がしますがそこは音楽に詳しい方にお任せします)

『愛を継ぐもの』ではまさに人類創世から現在にいたるまでの愛の歴史が描かれています。
『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』では「嫌われ、言葉が届かないとしても愛を捧げる」というキリスト教的隣人愛を表現していましたが、『愛を継ぐもの』では悠久の愛について表現されています。
ももクロの大テーマが「愛」だと感じました。
『武陵桃源なかよし物語』では勝手にゼリー食べたことで仲が悪くなったことを「積み上げた石のタワーは一瞬で壊れる」と表現していたと思ったら、今度は人類の愛を語る際に「石のタワーは壊れても人が人としている限り何も壊れない」と表現するダイナミズムが素晴らしいです。

「イアラー!」という最期の言葉の謎はぜひ原作をお読みいただきたいと思います。
ですがお読みいただけるとアルバムに貫かれている愛が『イアラ』にも描かれていることがわかると思います。

何度でも生まれ変わり、成長を止めないももクロが伝承する「愛」に貫かれてみんなが笑顔のままひとつになる。
このアルバムが一曲一曲は全部バラバラなはずなのにすべてがつながっているように聞こえるのは「成長物語」と「愛」が根幹にあるからなんだと思います。


ももクロがさらに加速していく 【Documentary of "AMARANTHUS / 白金の夜明け"感想】 


「Documentary of "AMARANTHUS / 白金の夜明け"」先行上映会に当選させていただいたので鑑賞いたしました。

応募条件に「口が軽くてアルバムの良さを拡散してくれる人」とありましたのでブログにて今回のアルバムに対する底知れぬ期待と絶大なる信頼感、そしてますます売れてしまうことへのちょっぴり寂しい感じを書きたいと思います。
決して売れて欲しくないというわけではなく、急激に売れていくと寂しくなるもんじゃないですか、ファンなら。そうでもないですか?

今回はアルバムの特典映像のダイジェストということで、ももクロちゃんがアルバム製作の会議に参加する姿から、レコーディング風景、MV撮影やジャケット撮影の裏側、『WE ARE BORN』と『マホロバケーション』のMVフルバージョンなどが上映されました。

この記事はネタバレ無しでアルバムの魅力をお伝いしたいと思います。
「CDショップ大賞取って欲しい!いや取れるだろ!てかこれでCDショップ大賞取れなかったらセンス疑うぞマジで!」という気持ちで書きたいと思います。


■ 五者五様の彩り

れにちゃん推しの僕としては当然というか自動的にれにちゃんを目で追うわけですが、バラエティ番組や舞台裏などで見せるれにちゃんとは違う表情を見ることができ大変満足でした。
「おすましれにちゃん」、「引っ込み思案れにちゃん」という感じで、僕はこういう時のれにちゃんが大好きです。22歳の女性だと普通落ち着いてるように見られがちな佇まいなのですが、れにちゃんの場合は「ここにいてもいいのかなぁ」というような憂いを帯びた表情を浮かべています。この辺りが年齢不詳な雰囲気を強めているのでしょう。

僕は『劣化した社会にこそ魂が宿る ももいろクローバーZの可能性と不可逆性』という原稿に「ももいろクローバーZとは高城れにのことである」と書きました。
れにちゃんの発言からイベントが起こったりライブ演出が変わることが多々あるからです。
そして今回のアルバムも、れにちゃんの世界観が大きく影響していると感じました。

前から『高城れにと学ぶ仏教』という本を出して欲しいと願っていましたが、今回のアルバムはそれに近いものを感じます。
正直、死生観というコンセプトを聞いて、あまりの仰々しさに不安を覚えました。
ですがいざ先行上映を見てみたら杞憂であったことがわかりました。
『バトルアンドロマンス』は「ザ・ももクロ!」という感じで、『5TH DIMENSION』は「脱ももクロ!」という感じだったと思うのですが、3枚目4枚目は「すべてひっくるめてももクロでしかない」という感じです。


れにちゃん以外の4人も見せ場が多いというか、むしろれにちゃんが一番出演時間が短かった気がします。
夏菜子ちゃんはその場の雰囲気を明るくすることが使命だと感じているかのような振る舞いをしていました。
僕は時々夏菜子ちゃんから悲壮感を覚えます。「あの明るい夏菜子ちゃんがなぜ」とか言われますが、「楽しいから笑顔の人もいれば、笑顔でなければならないから笑顔にしている人もいる」と思うからです。
夏菜子ちゃんはサブリーダーが不在となり一番変化しなければならないと覚悟を決めたと思います。前に出るのを嫌がり芸能人の資質が無いとマネージャーに言われたエピソードは有名です。

そんな夏菜子ちゃんが場の雰囲気を変えようとしています。
もちろんこれは想像でしかなく、映像からは「雰囲気を変えてやろう」という気概は感じなく、あくまで自然にレコーディング中のみんなの笑顔が増えていく、という感じです。
ですがれにちゃんのはしゃがない感じを見てしまうと、何も変わらない態度の夏菜子ちゃんからは「明るくする使命感」を感じました。


しおりんはレコーディングに苦戦するところがあってぜひしおりん推しに見ていただきたいです!
なんでもこなせると思われがちなしおりんなので、失敗を繰り返すところを見せられるといつも以上に応援したくなります。
今回の先行上映では「これはしおりん曲」というのが無かったように思います。他の曲はそれぞれ個人の特色が表れる曲があったのですが。
スーパーサブとして見られることが多いですが、個人的にはやはり「100%解放しおりん」を早く見たいんですよね。
アイドル漫画論につなげると、しおりんって『スラムダンク』の仙道章だと思うんですよ。アシストに徹すると周りのプレーヤーを最大限に活かすことができるんだけど、点取りに行くと誰も止められない、みたいな。
早くしおりんには攻撃全開の姿を見せて欲しいです。


あーりんは魅力があふれ出ていました。
あーりん推しのみなさんに朗報です!あーりんは好きになる人の顔のストライクゾーンが広いそうです!性格重視!みんな性格を磨こう!
ヒャダイン曲レコーディングの時の二人のやり取りを見られて本当に嬉しかったです。
あと『サボテンとリボン』はあーりん曲だそうです。ちょっぴりセクシーでお茶目なところが詰まってると思います!

あーりんは精神的に一番大人だと感じました。
佇まいというか、自分の役割をしっかり見極めて周りに提供しているところとか応対が大人なんですよ。
あーりんが生と死、人生をどのように歌うのか大変楽しみです。


杏果ちゃん推しにとってこれは本当の意味でドキュメント映像になっています。
ぜひ多くの人に見ていただきたいです。
杏果ちゃんがどのような覚悟で歌に取り組んでいるのかが伝わってきます。
一人だけボイストレーナーが違うのも、杏果ちゃんの力量や目指しているところを鑑みてのことでしょう。
そしてこのトレーナーさんがとても信頼できる感じでした。歌に詳しくないのでわかりませんが、杏果ちゃん自身が指導に対して毎回納得したり成果に驚いているので、相性も良いのではないでしょうか。
物語が歌声に力強さを縫い付けます。
ぜひアルバムと一緒にこの映像も見てみてください。


このように5人それぞれまったく違う性格や歌声だからこそ描ける絵がありました。
そしてアルバム制作陣も全精力を出し切って取り組んでいるのがわかりました。
セカンドアルバムが苦手な僕は、宮本さんもういいよ、と思っていました。ですが今回の映像を見て宮本さんでなければできない仕事だと思いましたし、アルバムへの期待値がうなぎ登りです。見る前までは「がんばってよいしょしないと」って思っていましたが、そんなこと考える必要が無いくらい素晴らしい出来になると確信しております。
今は「勝手に売れるでしょ、これ、てか買わない奴センス無さすぎだろ」ぐらいに思ってます。
宮本さんごめんなさい!あなたはすごい!僕に言われたところでなんでもないでしょうけど。



■ 換骨奪胎

ドキュメント映像を見ていて思ったのが、「これは換骨奪胎がテーマなのではないか」ということです。
ももクロというベースはそのまま残し、いろいろなものを取り入れることでバージョンアップしていく。
『マホロバケーション』は『帰ってきたヨッパライ』を意識していると思いました。
多数の有名人に参加してもらっているのも、最初に書いたように「ザ・ももクロ」から「脱ももクロ」を経て「すべてひっくるめてももクロでしかない」というステージに至ったのかなと思います。
過去を敬い、自身を省みることでさらに成長する。
どこまでも成長していくももクロとマッチしたアルバムになっています。

『マホロバケーション』のMVは海外でも話題になりそうな気がしました。海外も意識して作っているのかなと。
和を取り入れたシーンがあったり、天国では金髪になったり、和室でヨガのシーンがあったりと、映像としても十分楽しめます。
そして何より5人がかわいいのです。これは物凄い武器ですね。
何度も繰り返し見たくなるMVです。もう一度じっくり見たいです。


気が早いですが記念すべき5枚目のアルバムはどうなってしまうんでしょうね。
5という数字がとても重要になってくる気がします。
5枚目の製作が素晴らしいものになるかどうかは今回のアルバムにかかっています。

買うことはもちろん大事ですが、聞いて感想をいっぱい発信するのもとても重要だと思います。
ただ「好き」とか「嫌い」じゃなく、「どのあたりが好きなのか」「どんなところが嫌いなのか」など、しっかり感想を発信して欲しいと思いました。
これはももクロの応援の仕方そのものに対しても常々思っていることなのですが、多面的に感想を重ねていくことでようやくももクロの素晴らしさの輪郭が見えてくると思っています。
いろんなジャンルの人がいろんな角度から見ることでよりすごさが伝わる。
今回のアルバムに対しても、いろんな感想が積み重なっていくことでものすごいうねりとなってブームの激流が生まれると思うんですよ。

僕の願いはCDショップ大賞を再び受賞することです。
店員さんに気持ちよく評価して欲しいです。
そのためにもファンが良い評価でも悪い評価でも、共に気持ちよく評価を発信していくことが大事かなと思います。
具体的に言うと「名盤!」とか「クソ盤!」と言うだけではなく、会話に発展しそうな物言いが大切かなと思います。
好き嫌いは個人の嗜好の問題なので他人が口を挟む隙があまりありません。
なぜ良いか、なぜ悪いかについては理由があるのでその理由に対して意見交換ができます。
意見交換のおかげでより良い点やより悪い点に気付けます。
相手の考えを変えてやろうという構えで意見交換をするのではなく、アルバムを深く味わうために意見交換をすることが大切だと思います。

みんなでいろんな評価を発信してみませんか?
ただ「良いから買おう」では買ってくれる人が広がらないと思います。
みなさんの「こんなに良い物のことを言わずにいられない」という熱量が周りの人を動かします。
ぜひいっぱい聞いていっぱい語り合っていきましょう!


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