実存浮遊
映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。
2013.02.20 Wed. 21:18 :edit
人間万事塞翁が馬
人はよく狭い範囲のみで物事を考えがちになる。
ひとつの出来事を極大化して捉えたり。
ですがこの世は「人間万事塞翁が馬」です。
吉報が悪い出来事を呼び込み、その悪い出来事のおかげでまた別の吉報が舞い込む。
(今タイプミスして気付きましたけど「吉報」と「きゃっほう」って似てる)
一面的には悪い知らせのように見えても、その先には幸運が待っているかもしれない。
だからその時点だけで考えていてはいけません。
最近『行くぜっ!怪盗少女』で知られる前山田健一氏のツイートが物議を呼んでいる。
憶測が憶測を呼び、今や収拾がつかなくなっているが、ある見方によると「今度のももクロセカンドアルバムにヒャダイン曲無し。ももクロ運営に切られた」というようなことらしい。
こう言える人は「ももクロのことなんもわかってねぇな」って思う。
「ももクロが仲間を見捨てるわけねぇだろ!」の一言で済む話なので、僕は「過剰な前山田化への懸念」について軽く書こうと思う。
ももクロ楽曲=前山田健一というイメージがとても強い。
モンスター曲である怪盗少女があるのが一番の原因だし、UFIや桃黒亭一門へも楽曲を提供しており、しかも名曲って言うんだから、そりゃあイメージが固定してもしょうがないです。
そしてももクロ運営と言えば「予想を裏切り期待を裏切らない」というフレーズがあるほどですから、みんなが予想するものは常に裏切り続ける宿命にあります。
だからももクロ楽曲=前山田健一というのを壊しに掛かるのは必然です。
しかも最近はNARASAKI曲への期待も高まっているので好都合でしょうね。
今ヒャダイン問題で騒いでいる人たちはここで止まってしまってます。
つまり「予想を裏切り」で止まってて「期待を裏切らない」まで届いてません。
「期待を裏切らない」
つまり前山田氏の楽曲提供以外に考えられません。
最初に言った通りこれは今すぐにということではなく、もしかしたら年内はヒャダイン曲が無いかも知れない。
でも必ずヒャダイン曲でももクロが新曲を歌う時がきます。
当たり前じゃん。
2013年はももクロのイメージ外しの年です。
早見あかりの物語、念願の紅白、そしてももクロ曲=ヒャダイン。
これらを一度払拭する年なのです。
このことについては4月28日に超文学フリマにて発売いたしますももクロ評論同人誌にて展開していきますのでお楽しみに。
詳しくはこちらを
超文学フリマに出店します
結局宣伝です。