fc2ブログ
11« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»01

実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

世界が感情を取り戻す【ももいろクローバーZ論】 

■ はじめに


ももいろクローバーZとは一体なんなのか。
なぜここまで語りたくなるのか。

ももクロを始め、スタッフやファンも含め魅力的であることは、これまで多くの方々が伝えています。

ももクロの魅力は輻輳的だ。

さまざまなものが多層的に絡まり合うことで、彼女たちの素晴らしさが大渋滞を起こし、平面で行き場を失った魅力が立体化しててっぺん目指し上昇しているかのようです。


ももクロの魅力は語り尽くせません。
猛烈なスピードに言語が追いつかず、言語の限界を思い知らされます。


なのでももクロについて多層的に語っていきたいと思います。
「ももいろクローバーZ」という現象を読み解くことで彼女たちの魅力の輪郭だけでもとらえる事ができればひとまず成功としたい。
「予想を裏切り期待は裏切らない」彼女たちの事なので、書いたそばから評論が過去のものになっていくのは宿命です。
だが現時点でこの文章を書くということに価値を見出して書き進めたい。



今回の記事は4つの構成になっています。

第1項ではももいろクローバーZの魅力について他のアイドルも取り上げながら考えていきます。
第2項ではももクロファン「モノノフ」について考えていきます。
第3項では彼女たちを取り巻く環境について考えていきます。
第4項では第3項までのすべてを踏まえて再びももいろクローバーZを語ることで、「ももいろクローバーZ現象」について総括したいと思います。


過去に書いた【ももいろクローバーZ 終わりなき補論】の各記事にも言及します。
その際リンクを載せますが、できるだけその記事を読まなくても済むような書き方をしていきます。
併せてお読みいただけるのであれば望外の喜びです。



■ 第1項 ももいろクローバーZは我々に何を残す


● 「敵」とは何か ●


ももいろクローバーZはポストAKBの急先鋒と言われてもはや久しい感じすら漂っています。
2011年のサマーダイブ『極楽門からこんにちは』で発表されたクリスマスの会場さいたまスーパーアリーナに対し「埋まるのか?」というのが多くの人たちの感想だったと思います。
ですが急上昇は留まることを知らず、横浜アリーナで行われた春の一大事2DAYSも大成功をおさめました。


ももクロのすごいところは敵を作らずみんなを仲間にしていくところだろう。

AKB48はメンバー内で総選挙をして競わせ、乃木坂46という公式ライバルを用意する。
そしてこのシステムを構築しているのは秋元康氏であり、メンバーの誰もがこのシステムを改変する力を持ち得ないことが提示される。
AKB48グループの魅力とは、決して自分たちでは壊すことのできない環境に身を投じたメンバーをファンが見守り、その過酷な戦いを応援することにあると言える。
この辺りについては『リトル・ピープルの時代』など宇野常寛氏がAKB48考察をなさっているのでぜひ参考にしていただきたい。

「乃木坂46の『魔法少女まどか☆マギカ』的極悪システムについて」


一方ももいろクローバーZの魅力とは何か。
それは「90年代後半の週刊少年ジャンプ」である。

『ドラゴンボール』『スラムダンク』『遊☆幽☆白書』などが示し合わせたかのようにトーナメント制を批判する展開を見せる。
すなわち、『ドラゴンボール』では悟空の目的はウーブを見つけることであり天下一武道会で戦わず、『スラムダンク』では主人公チームが最強のチームを下すも次の試合であっさり負けた事実だけが語られ全国トーナメントから退き、『遊☆幽☆白書』では魔界トーナメントが描かれずに終わります。


ももいろクローバーZはグレート・クローバーZUFIももいろクローバー爽などの派生グループを作り出すが、決してライバルではない。
『ドラゴンボール』が発明した戦闘力のように、数値化された会場収容人数が増えていく様子を見せる。
あくまで「敵は自分の中に」あるのだ。

「Aで始まる戦国絵巻はZが締める【AKB48・ももいろクローバーZ論】」


ももクロ自身がアイドル好きを公言しており、東京女子流との交流や事務所の後輩グループとの仲の良さが見て取れるし、『新堂本兄弟』での高橋みなみと百田夏菜子のリーダー共演は感動的ですらあった。
ちなみに玉井詩織はまゆゆ推しであり、まゆゆの衣装の黄色バージョンを着るほどである。
そのしおりんがまゆゆの象徴とも言えるツインテールを切り落としショートカットになったことはひとつの物語を語れそうだが、それは置いて論を先に進めたいと思います。



● アイドルはみんな全力である ●


現在はアイドル戦国時代という名の通り、すごい数のアイドルグループが存在する。
音楽番組では必ず女性アイドルグループが登場するし、NHKでも地方アイドルが特集されるほどだ。


先日行われた指原主催『ゆび祭り』では多数のアイドルが登場したが、ももクロファンの意見として見られたのが「48グループは口パク」「ハロプロ系は完成されてる」というもの。

つまりはこれがももクロに対してよく語られる魅力でもある。

すなわち、ももクロは歌が下手だけど生歌で息も切れ切れ歌うところに感動し、完成されてはいないが成長を見守る楽しさがある、という意見だ。

だが、歌が下手でも生歌でがんばってるアイドルグループは他にもいるし、未完成ながらも日々努力をして成長を続けているアイドルグループも他にいるだろう。
そしてももクロよりも美形なアイドルもたくさんいる。

それなのになぜかももいろクローバーZに惹かれ、彼女たちのかわいさを見守ってしまう。

その最大の違いは「悲壮感の無さ」「突き抜けた明るさ」にあるのではないか。


AKB48のドキュメントでは公演後に過呼吸で倒れるメンバーを映し出し、モーニング娘。を輩出した『ASAYAN』ではメンバー加入を勝ち取る姿を見せることでサクセスストーリーをファンと共有する。

平易な言葉で表現すると、「悲劇のヒロイン」を演出することでファンを拡大してきた、ということだ。


一方ももクロは過酷なエピソードもあっけらかんと笑顔で話す。
「好きな事は苦しくたって努力と感じない」というように。


先日放送された『Rの法則』で地方アイドルを取り上げていたが、福岡アイドルLinQのシステムに感心しました。
LinQはグッズデザインやサイトの作成、衣装の手配などの運営業務にメンバーが参加しており、それが給料に反映されるそうです。
そして握手会では、ファンが500円で握手会参加コインを購入し、LinQのメンバーにはコインの枚数に応じて給料が支払われる。
自分のがんばりがすぐに反映されるシステムになっています。
LinQメンバーの中には生活がかかっている方もいるそうで、お金が絡む必死さというのはファンが支えたくなる要因となっているのでしょう。

ただここに悲壮感があるのは否めない。
当然アイドルに限らず、ロックでもお笑いでも物販やDVDというのは貴重な収入源であろう。

ではももクロはどうか。
ももクロのユーストリームにて川上マネージャーが「生写真を買っていただけるとこの子達の衣装がきれいになりますからね」と発言していたが、さほど悲壮感が感じられない。

アイドルは宗教に似ているとよく言われるが、「ペンライトが無いと応援できない」という多幸感に満ちた狂信さは他にあるのだろうか。


ももいろクローバーZの魅力とは「悲壮感の無さ」である。



6枚目のシングル『労働讃歌』発ツアー「魂のシュプレヒコールツアー」の初日、横浜BLITZライブで高城れにが体調不良により欠場した。
ファン想いのれにちゃん事だから、ライブに出さないと言われた時に泣いて嫌がったのではないだろうか。意地でも出たいと。
彼女の事だから立ってられない状況だとしても健康を装って出ようとするはずだ。

もしあの時運営側が彼女の意を汲んでふらふらの高城れにを出場させていたとしたら、おそらくとても見ていられないほどのドキュメントになったことだろう。
AKB48が過呼吸で倒れるメンバーを映し出すように。

でもそうしないところがやはり「悲壮感」を回避しているように思えてならない。
舞台の裏側を見せる『ももクロChan』でも高城れにを出場させないと決めたシーンは放送されていない。


だからこそ『女祭り』は異色のライブDVDと言える。
体調を崩している有安杏果はライブが進むにつれて目に見えて弱っていく。
だが有安杏果の悲壮感よりもメンバー同士の結束力が上回る。
みんなで支え合って立ち向かう強さを我々に提示する。


ももいろクローバーZの魅力とは「悲壮感の無さ」である。



■ 第2項 モノノフの行動原理


● 我々は一人ではない ●


この項目ではももクロのファンについて考えていきたい。

時々テレビでも取り上げられる「モノノフ」。
タレントや芸人やミュージシャンなど、ももクロファンを公言している方が増えてきました。
有安杏果推しの女優北乃きいや、玉井詩織推しのグラビアアイドル吉木りさ。塚地武雅や高橋健一やラバーガール飛永やアイアム野田など現場に足しげく通う人力舎芸人も多い。


現在の爆発的人気の理由にこの、「芸能人ファンの獲得」が挙げられるだろう。
特に南海キャンディーズ山ちゃんやバナナマン設楽から興味を持ったというファンも多いのではないでしょうか。
3人目のバナナマンと言われている放送作家オークラは、バナナマンにももクロを教え、『ゴッドタン』にももクロを呼ぶなど、現在のももクロ人気の陰の立役者と言っても過言ではない。オークラも関わっている『ウレロ☆未確認少女』にも元ももいろクローバー早見あかりが登場しているし、ももいろクローバーZの5人も「UFI」として主題歌や架空のラジオ番組を担当した。


注目すべきは、「芸能人ファン」のジャンルの広さだ。

女優やアイドル、ロックミュージシャンや芸人など、いろんなジャンルから支持されている。

共演した方々の話では、ももクロと一緒に仕事すると好きになってしまうそうだ。
撮影中でも楽屋でも態度が変わらない、という意見もある。


そして我々はその話を聞いて、いろんな有名人をとりこにし、そしてテレビで見ているまんまであることに誇りを持ち安心感を得る。


第1項でももクロの魅力は「悲壮感の無さ」にあると書いたが、「見ている者が安心する」というのも魅力のひとつではないでしょうか。
裏おもてが無く、すくすく育つ我が子を見守るような心境にあるファンも多いでしょう。


山ちゃんはAKB48が人気になる前からメンバーの誕生日に『スッキリ!』で祝っていて、司会の加藤に「誰だよ!」とつっこまれていました。
現在のAKB人気に貢献していたと思うのですが、どうやらAKB48のファンからは快く思われていない様子です。

だがモノノフは山ちゃんに感謝する人たちであふれている。
登場時にはお決まりのブーイングが山ちゃんに浴びせられるが、みんな感謝の念を持っているし、山ちゃんが批判されている時はモノノフが反論するという場面もありました。

「『エンタがビタミン』の『VS嵐』ももクロ回の曲解とメディアリテラシーについて」

モノノフというのはファンにも熱いのです。
これはまさにももいろクローバーZから教わったとしか思えない。
ももクロはとてもファンを大事に想っていて、自慢のファンであると公言しています。
ももクロがファンを好きなんだから、ファンもファンのことが好き。
とても単純なことですが、このわかりやすい思考がファン同士のつながりにも見受けられる。

現在全国各地で定期的にファン同士のオフ会が開催され、カラオケでももクロの曲を歌ったり、DVD鑑賞会をしたり、居酒屋で熱く語り合っている。

その一端を担っているのが「Twitter」の存在だろう。
mixiやフェイスブックなどのSNSだけではここまで急速にファンは拡大しなかったのではないか。
Twitterの気軽さと拡散スピードは、現在のももクロ現象を考える上で外せない。

Twitterでのフォロワー同士がももクロのライブで初めて会ったり、Twitterの呼び掛けで急遽モノノフ飲み会が開催されることもある。

そしてチケット入手困難になっている現在、善意によりチケットの授受が行われているのも特徴的だろう。
この善意が善意を呼び込み、モノノフはほんと良い人ばかりだ、という声も多く聞かれる。

ペンライトを壊してしまった少女に誰推しかを聞き、あーりん推しペンライトをあげたモノノフの話はもはや語り草になっている。
その善意の拡散が現在のモノノフを支えている。
ここにも「ももクロちゃんに恥じないファンとしての行動規範」が見て取れる。
多くの人に笑顔と幸せを届けたいというももクロの行動基準が、そのままモノノフにも浸透している。
そしてももクロに自慢のファンだと思ってもらえるような行動で自分を律する。
「モノノフ=武士」の精神が垣間見れる。


また、モノノフに特徴的なのは「単推し会」というのが存在するところだ。
推しメンバーのファン同士で集まる。
リーダー百田夏菜子推しであれば「赤推し会」というように。

アイドル現象を追っていない僕にはこれまでの歴史はわからないが、おそらく「単推し会」というのは珍しいのではないだろうか。

ジャニーズファンの中には「推し被りは厳禁」という掟を掲げているグループもあるそうだ。
例えば、ファンが集まる時にキムタク好きが二人居ると先輩ファンにキムタク好きを譲り、自分は別のメンバーのファンになる、というような。
ももクロファンの場合このようなことは一切聞かない。
むしろ推しが一緒だとかなり盛り上がりどれだけ推しメンバーが素晴らしいかを語り合う。

ジャニーズファン全てがそうではないし、現在のジャニーズファンは違うのかも知れない。
でもももクロファンの、モノノフと知った時や推しが一緒だと知った時の反応はかなり異質なのかもしれない。


ファンの共通意識として水着になって欲しくない、というのがある。
中には「彼氏がいても別にいい」というファンまでいる。
これはアイドルファンの中でも異質ではないか。
AKB48の指原にファンとの交際疑惑が上がり、謝罪してHKT48に移籍するという出来事があった。
プロデューサーの秋元康も指原に厳重注意をしたと言われている。

このことから考えても、「ももクロに彼氏いても別にいい」というのはアイドルファンらしからぬ応援の仕方かもしれない。
だが、モノノフはいろいろなジャンルからなる、というのを理解していればわかりやすい。

現在古参ファンの多くは別のアイドルを追っかけているそうだ。
モノノフというのは、従来のアイドルファンだけで構成されているのではなく、お笑い好きやロック好きやメタル好きやプロレス好きなど、元々アイドルを追っかけていなかった人たちも多い。

ももクロを好きになって他のアイドルに興味を持っても、他のアイドルでは物足りない、というモノノフもいる。
僕自身、他のアイドルを見ても、確かにかわいいしパフォーマンスも素晴らしいんだけど、好きになるまではいかない、という感想を抱きます。


この名言がとてもわかりやすい。

「ももクロを見て、 初めて性の対象にならない 女の子を好きになった」(綾小路翔)


ただのアイドルに想えない感情。
アイドルとしてだけではなくて、人生を推す。
このような考えのモノノフが増えている。


● 不完全さが輝きを帯びる ●


第1項で90年代後半のジャンプについて触れたが、ここでもももクロを好きになってしまう心情を例えるのにジャンプを用いることにする。

少年ジャンプの主人公は窮地に立たされる。
なぜなら彼らは一様に「弱点」を持っているからだ。

『ドラゴンボール』の孫悟空はしっぽを握られると力が入らなくなる。
『ONEPIECE』のルフィは海賊なのに泳げない。
『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎は娘の存在が弱点だ。

彼らは弱点を別の方法で補う。
そして弱点を克服する姿を読者に魅せる。


ももクロも同じだろう。

ルックスがずば抜けてるわけでもなく、グラビアアイドルのようなスタイルを持っているわけでもなく、聞き惚れるような歌唱力を持っているわけでもなく、芸人のような機転と瞬発力を持っているわけでもない。

言わばアイドルとして不完全だ。
数千人のオーディションを勝ち抜いてきたという物語もないし、元々女優を目指す子役の事務所であることからも、「アイドル養成所」という統制のとれたシステムではなかったであろう。


このスタート地点のマイナスポイントが見ている者を惹きつける。
アイドルとして完成されていない状態でスタートをし、アイドルの王道から外れた方法で見ている者を魅了していく。
言わばアイドルという領域を更新し続けるアイドル。
それがももいろクローバーZだ。


「従来のアイドル」という王道に見えた狭き道が実際はかなり広く、いままでアイドルに興味が無かった人たちにも存在が届く。
そして今までエリートアイドルしか見れなかった我々にとって、不完全ながらも紅白を目指すという荒唐無稽な夢を純粋に信じ抜く姿に魂を揺さぶられる。

少年ジャンプの主人公たちもいたってシンプルだった。

強い奴を倒したい。だから強くなりたい。

「K-POPがメジャーリーグならももクロは甲子園。だから熱くなれる」(塚地武雅)


この弱点、不完全さというのは一方で「愛嬌」という武器となる。

身体能力がずば抜けて高い百田夏菜子だが、学力が著しく低い。
有安杏果は歌唱力がありダンスもうまいが一般的な知識が無く自転車に乗れず大きなボールも空振りするほどだ。
(その後自転車に乗れるようになる)

他のアイドルがきらびやかな衣装をまとって華やかなステージに立っている頃、彼女たちは省エネスーツを着せられ頭にネクタイを巻かれ路上でティッシュ配りをしていたのだ。
いわゆるアイドルらしいことをなかなかさせてもらえない彼女たちだが、それでも彼女たちもアイドルだ。
完璧じゃないながらもアイドルとして振る舞う。
完璧じゃない彼女たちだからこそ、完璧ではない我々にも言葉が通じる。

もしこれがエリートだと説得力を失う。
「がんばろうって言われてもお前は元々スタート地点から俺らと違うだろ」と。

「言葉で頑張れっていうのが今までのアイドルだとしたら、ももクロは自分で頑張って見せる。男らしいよね!」 (増子直純)


そしてその不完全さは彼女たちの背中を押す動機になる。

「このままでは終わらせない」というファンの強い想い。
「マンガが終わる」という現実を受け入れられなかった幼少の頃を思い出す。
「こんなにおもしろいのが終わるわけない。終わるって来週やらないってこと?」と、意味が理解できないあの頃の感覚。

確かに物語は終わりがあるから美しい。
だが彼女たちを見ていると、ずっと終わって欲しくない、という気持ちになる。
そして大人になった僕たちには、物語は必ず終わる、ということも知っている。
だからこそ、「このままでは終わらせない」という気持ちが彼女たちを知れば知るほど強くなる。

不完全さが輝きを帯びる 【20120609.東武動物公園観戦記】


● 揺れる身体 導引される身体 ●


『みてみて☆こっちっち』を見て子供たちが踊り出す。
この出来事だけですでにももクロに惹かれる理由がわかる。
彼女たちを見ていると身体が動く。
会場には「振りコピ」と呼ばれる振り付けをコピーして一緒に踊るファンも見られるし、完全コピーをしないファンも『Chai Maxx』のサビのところは会場が一体となる。

「思わず真似をしてしまう」というのは表出にも関連がある。
表出が乗った表現を目の当たりにすると、人はつい真似をしてしまう。
スゴイ人に出会うとその人の真似をしてしまう。

「表出」というのは「言葉にできないけど何かスゴイと感じさせる力を持つもの」と言い換える事もできる。
なので言葉ではなく身体が反応してしまう。

モノノフがよく「ももクロを勧めたいんだけどうまく言えない」というのはこういった理由もあるだろう。


「学ぶ」という言葉は「真似る」から来ているという説がある。
スゴイ人の真似をすることで自分のものへと体得していく。
思わず真似をしたくなるパフォーマンス。
アイドルという枠にとらわれない振り付け。
そして何より、彼女たちが笑顔で楽しそうに動いているのを見て、思わずこっちも真似をしてしまう。


これらを端的に切り取った動画が存在する。
ロッテアイス爽の中高生応援キャンペーンで行われた宮城県仙台市立折立小・中学校での限定ライブの映像です。
僕はこの動画を見た時にこうつぶやいた。

「【爽限定ライブ】我々がももクロに出会って現在にいたるまでの全てが、この11分に詰まっている。」



最初座って見ていた生徒たちがやがて立ち上がり、そして『ツヨクツヨク』でタオルを振り回して応援する姿は、そのまま僕たちの姿だ。

ももクロに出会い熱狂するまでの過程が凝縮された動画。
これを見た多くのモノノフが感動に引き込まれている。


「ファンを巻き込む力」というのは行動力にも影響している。

サマーダイブ2012ホールツアー中に行われた「Zピンを探せ」という企画では、Googoleマップを使い都内に設置されたZピンと呼ばれる試聴台を探すイベントが行われた。
初日はスカイツリーに紫のZピンが登場し、5日間でZの文字を描くのではないかと日夜推理合戦が行われた。

他にもももいろクローバーZの付録が付く商品の情報がすぐに拡散され、ただちに購入のツイートと画像がリツイートで流れてきたり、ライブ前やライブ終了後に参戦者のツイートが飛び交う。
「ももクロ」をツールに、みんなで一緒に楽しんでいるというお祭り感がある。
これこそまさにももクロ現象と呼べるだろう。
ももクロがテレビに出たりラジオ放送があったりすると、タイムラインは一気にももクロ一色(五色?)になる。
(というかももクロファンばかりフォローしている僕。好きなハッシュタグは「#高度な情報戦」です)


コミュニケーションツールとしての「ももクロ」。
Twitterなどのネットツールを用いてのファン同士のつながり。
そしてそれらが善意をもとに大きく動く。
この大きなうねりは今後とてつもないパワーになるのではないかと予感させる。
歴史が大転換するその時に立ち会えているのかもしれない。


では次の項目ではそれらを仕掛けている運営について考えてみたい。



■ 第3項 ももクロ現象から社会を見る


● 人生を背負う覚悟 [ マネージャー ] ●

ももいろクローバーZを語る上で、彼女たちを取り巻く環境についての論考は重要だ。
モノノフの多くは、マネージャーの名前も、ステージ演出の名前も、振り付け師の名前も、衣装担当の名前も言える。
つまりこのことが示すのは、「ももいろクローバーZ」というのは5人ではない、ということだ。
メンバー5人、運営、ファン。
この3つがももクロ現象をどこまで押し上げる。


運営については以前このように評した。
批判がメンバーに及ばず運営が吸収しているところが素晴らしい、と。

当然だがそれだけではない。


まず川上マネージャーについては語ることが多過ぎる。
トークイベントを開催し、ユーストリームの『梶原放送局』に呼ばれ、ライブの物販では彼と写真を取るために長蛇の列ができる。

ファンの多くは川上マネージャーへ感謝を伝えたがる。
それは5人の奇跡を目の当たりにしているからだ。

高城れにから百田夏菜子へリーダーが交代し、サブリーダーが早見あかりとなる。
当然彼だけが決めたのではないだろうが、この采配は唯一のものであるということが現在を見ても明らかだろう。

「映画『シロメ』から決断の時を探る」

川上マネージャー自身プロレス好きということもあり、ライブ中の煽り文句やコメントにプロレスファンなら気付く小ネタを仕込む。

「4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事」ではプロレスラーの武藤敬司を登場させ、その後プロレスの試合に「今会える悪役グレート・クローバーZ」を登場させる。

他にもガンダムが好きだからアニメ主題歌を歌わせたり、『Z女戦争』ではザクの装甲をまとわせたりと、マネージャー自身が楽しんでいるようだ。


以前沢尻エリカのマネージャーだったそうだが、それを知ると短絡的思考だが現在のももクロの礼儀正しさはそれも教育方針に反映されているのではないか、と思わせる。

ちなみに、川上マネージャーと握手した時に感謝の意を述べたら「僕なんかよりも彼女たちを応援してあげてください」と言ってもらえました。
ももクノ女の60分vol3にて、雨が降る無銭エリアにわざわざきて「どうぞ楽しんでってくださいね!」と挨拶してくださいました。
このマネージャーにしてこの子達あり、ということだろう。


● 批判を聞かない姿勢 [ 演出 ] ●


スティーブ・ジョブスは「自分の感性に従え」と言ったそうだ。
顧客の意見をすべて受け入れていては衰退する。
昨今のテレビ番組を見れば明らかだ。
それよりも自分が欲しいものを作り続ける。

まさにこの思想に基づいているのがももクロ運営だろう。
ファンの意見を聴きつつ、すべて従うわけではない。
あくまで「予想を裏切り期待は裏切らない」というモットーを崩さない。

これは当然の話で、我々素人の意見など所詮期待通りではあるが予想通りでもある。

予想外の展開を見せて、常に飽きさせない運営のスタイルは素晴らしいと思う。


ステージ演出はよく批判を受けているが、ユーストリームなどのグダグダ配信や、『ももクロChan』で見せる舞台裏などは好評である。
つまり両輪としてバランスがうまく取れているということだ。

そして目指すは紅白。
パフォーマンスに関してはまだまだ納得してはいけないし、常に磨き続けるしかない。
なので演出が批判を受けるというのは当たり前で、むしろ「こんなもんで満足されては困る」という演出側の覚悟のように思えてならない。

当然運営側はももクロちゃんの素の部分も十分魅力的であることを知っている。
ファンへのご褒美配信とも言える『ももクロChan』にてガス抜きをさせ、楽曲やステージ演出などであーだこーだ言わせておく。

そして何より、運営がどんなことをしようが、彼女たち5人の魅力は失われることは決してない。
おそらく運営側はこれがわかっているからやりたい放題やるのだろうし、グダグダ配信などもさせるのだろう。


新規ファン獲得のために見せるのは、あくまでライブでのプロとしての姿。
ファンになってもらったらグダグダな面も見てもらい、さらに好きになってもらう。


繰り返しになるが、その見せ方が多岐にわたる。
雑誌ひとつ取っても、少年マンガ誌、少女マンガ誌、女性向けファッション誌、男性向けファッション誌、音楽雑誌、などなど複数の層に向かって発信する。

興味を持った人がネットを検索すると、YouTubeに膨大な量のももクロ動画がアップされている。
PVやライブ、バラエティに出演したものまで、彼女たちの魅力を時間が許す限り閲覧できる。


『Z伝説 終わりなき革命』では戦隊もののコスチュームに身をまとう。
和をモチーフにしたアイドルから方向転換をしたが、日本をモチーフにしているのは確かだ。
そしてゴレンジャー以降の戦隊ものの中で変身ベルトを使うのはまれだ。
戦隊ものと仮面ライダーのミックスという極めて日本的なものが『Z伝説』の衣装です。
そして平成ライダーの特徴として「変身ベルトを持っていれば誰でも変身できる」というのがある。
『仮面ライダー』の本郷猛はショッカーに改造されており、言わば怪人のできそこない、という悲しい現実がある。
だが平成ライダーになるとベルトの持ち主が代わる場合もある。
すなわち、「ももクロ変身ベルト」も普通の女の子が突然渡されてしまったものであり、超人なんかではない、ということだ。
「PUSHボタン」も同じく、みんなのためにボタンを押してしまうことが描かれ、ボタンを持っていることが選ばれし者の証という描かれ方はしていない。


「戦闘美少女」として『美少女戦士セーラームーン』が代表的だがなんとコラボレーションが実現した。
2013年の新アニメ化の主題歌を歌うことが決定している。
その際にももクロはセーラー戦士のコスプレをしたのだが、あーりんはちびうさでれにちゃんはセーラープルートで良いと思いました。
でもその二人はアニメに出ることが決まってないんでしょうね、まだ。

「ももクロと戦闘美少女」


● 憑依し見ている者を同化させる力 [ ダンス ]  ●

ダンスを使った肉体表現の素晴らしさは、ももクロを見ればわかる。
容姿に関して特徴的ではない彼女たちの強みと言えば、衣装とダンスだろう。
ももクロを知らない人に「変な格好して変なダンスしてる子たち」と印象付ける。

AKB48は「大人数」という特徴がある。
顔を認知してなくても人数の多さに「AKBか」と思わせる。
例えそれがぱすぽ☆だろうがアイドリング!!!だろうがここでは関係無い。
「大人数=AKB48」と衆知させたことが大成功だ。


またハロー!プロジェクト系はモーニング娘。時代の遺産がある。
つまりBerryz工房℃-uteスマイレージを見ただけでハロプロ系であることがあらかじめ記憶されている。


アイドル戦国時代と呼ばれる現在において、これらの特徴が無いアイドルグループは認知度という点で大きく差を開けられてしまう。


そこで「変な格好をして変なダンスをするアイドルグループ」というのがとても強力なフックとなる。
かわいくて歌がうまくてダンスもうまいアイドルはいくらでもいる。
だが戦隊ヒーローや省エネスーツを着てパフォーマンスをするアイドルはももクロしかいない。

数え切れないほどのアイドルがいる中で、「ももクロってあのカラフルな5人組でしょ?」と認知されるのはすごいことだ。


振り付けを担当しているゆみ先生も舞台裏の映像によく登場する。
ダンスパフォーマンスについて叱咤するシーンも見受けられる。涙を誘うのは大舞台を前に怖気付くももクロちゃん達を励ます姿だ。
自ら感情を剥き出しにして泣きながら注意をするシーンも僕のお気に入りです。

だが不思議なことに、ここまで見せていながらダンスレッスンのシーンは驚くほど少ない。
僕が見ていないだけかも知れないが、ゆみ先生とももクロのメンバーが共に振りを作り上げていくシーンはほとんど無い。
すでに完成された振り付けを練習するシーンは存在するが、振り付けを一から教えているシーンは見たことがありません。
(メンバー自身が決めたとされる『ももクロのニッポン万歳!』の飛行機のシーンは『ももクロChan』DVDで確認しました)

ここにダンスに対する本気度がうかがえる。
完成されたダンスしか観客には見せない。
5人全員正確にきっちり合わせたダンス、という意味ではない。
5人のダンスがそれぞれ個性が現れているのは一目瞭然。

そうではなく、振り付けが定まってファンに見せられるレベルになってから披露する、というポリシーのようなものを感じます。
ゆみ先生も「作品はライブ上で完成する」と考えていそうです。
前山田健一がその考え方。彼については後述します。


ゆみ先生の素晴らしさはこれだけではない。

有安杏果のソロ曲『ありがとうのプレゼント』のダンスレッスンの際、まず有安杏果にこの曲を思うままに歌わせ、それをそのまま振り付けにしたのだ。
ダンスと歌が得意な有安杏果にダンスをさせず、歌に集中させて感情を込めてもらう。
サマーダイブ2012リンクステーション青森大会の際に僕は初めて『ありがとうのプレゼント』を見て落涙した。

かっこいい振り付けやかわいい振り付けはいくらでもできるはず。
でもそれをやらず、インパクトのある振り付けや変な振り付けを交えたり、時には振り付けをしない、という判断も下す。
ダンスをするためのダンスではなく、見ている人に伝えるひとつの手段としてのダンス。
かっこいいダンスをして自分達だけ達成感を得るよりも、見ている人みんなも一緒になって笑顔で踊れるものを考える、というスタイル。

そして「名前が付けられないがスゴイと感じさせる伝承方法」としての「踊り」。
つまり日常ではなく非日常へ。
動かない身体から思わず動き出し跳ねる身体へ。
フラットな感情からハイテンションへ。

ももクロを見てなぜ泣くか。
それは非日常を体験し、自分ではない部分を呼び起こされるからだ。
わけもわからず泣いてしまうのは自分であって自分ではないからだ。
非日常に導かれ力の限り身体を動かしてしまい、のどが壊れるまで思わず叫んでしまう。
日常では絶対やらない。
あなたであってあなたでない部分。
「自分って実はこんな奴だったんだ」と気付かされるシーン。
それが「ももいろクローバーZ」という非日常体験です。

「幼児性を持つシャーマン:高城れにの脆弱性」


当然泣く理由はこれだけではない。
例えば、かつて抱いていた純粋さを思い出させてくれた、というような。
それについては楽曲提供の前山田健一について語ることで明確になるだろう。


● 直情的・短絡的・特異的  [ 楽曲 ] ●

戦友:前山田健一

現在一番注目されているプロデューサーと言えばこの人だろう。
ももクロのみならず、ももクロの妹分私立恵比寿中学東方神起、そしてSMAPへの楽曲提供も発表されるなど、引っ張りだこです。
(ちなみに、アニメのワンピースも全然見ないし東方神起も知らない僕が唯一知ってる東方神起の曲が前山田曲とあとで知って驚きました。ももクロを知る前から引っかかるものがあったんですね。さすがです)


ももいろクローバーZのことを「戦友」と語る前山田健一。
ももクロに多くの楽曲を提供しているが、彼が作る曲はメッセージ性が強いものから、「非意味」(意味が無いのではない、意味じゃないのだ by宮台真司)のものが目立つ。


『行くぜっ!怪盗少女』『Z伝説 終わりなき革命』『猛烈宇宙交響曲第7楽章「無限の愛」』などはメッセージ色が強い。
「笑顔と歌声で世界を照らし出せ」
「もっと強くなれる 絶対あきらめない」
「僕のこと嫌いですか?声は届きませんか?でもこの愛を君に捧げよう」

純粋なメッセージなのにすんなりと心に届く。
キングオブコメディ高橋が「ブルーハーツを聞いた時のようにすっと染み込んでくる」と表現したが、まさにその通りだ。
いくつものありふれたメッセージに晒され過ぎた我々にとって、「絶対あきらめない」や「この愛を君に捧げよう」なんてフレーズは嘲笑の的だったはずだ。
それなのに楽曲とももいろクローバーZが組み合わさることで、涙を誘うメッセージと変化する。

「ももクロちゃんががんばってるんだから自分もがんばる」
「昔抱いてた大事な感情を思い出した」
直球ど真ん中のメッセージを受け、このような気持ちになっているファンも多い。


一方「非意味系」の楽曲は『ココ☆ナツ』『サンタさん』『ワニとシャンプー』など。
歌詞の内容で盛り上げるのではなく、楽曲とメンバーの声で盛り上げる。
ひたすら楽しさを追及する。
『サンタさん』に到っては途中で『ココ☆ナツ』に変化するというセルフパロディの離れ業を魅せる。

前山田氏はあえてマイナー調のメロディを入れているそうだ。それでもアイドルの歌声が加わることでハッピーな曲になる。
おそらく落差を演出しているのだと思うが、詳しくは前山田氏自身の番組にて音楽解説をしているのでぜひご覧頂きたい。


「メッセージ系」と「非意味系」。そしてもうひとつの特徴は「メタ的」だ。
1番と2番の間に「2番が始まるぞ」など入れたり「ももいろクローバーZ」というワードを入れることで、「あえてやっている。わかってやっている」というメッセージがあらかじめ含まれている。
『サンタさん』の中に『ココ☆ナツ』を入れるのも言わば「メタ的」です。


前山田曲の3つの特徴「メッセージの強さ」「非意味」「メタ的」。

この3つを融合させた怪作が『ももクロのニッポン万歳!』『事務所に推され隊』、そして『We are UFI!!!』です。


最初はあくまで底抜けの楽しさを演出する。
事務所にもっと推され隊のキャラクターを活かしたおもしろい歌詞。
「群馬?栃木?ぐんま?とちぎ?んーあーりん!」など非意味なフレーズで盛り上げる。

そしてタイトルに歌っている者の名を入れることでメタ的であることがわかる。

最後に、「どうかあきらめず希望をその胸に」や「泣けるぐらい嬉しいんだよ ほんとありがとう」、「みんなと居ると超楽しいんだけど! ガンガンいこうぜ みんながんばれ てっぺん目指すんだ」と直情的なメッセージをぶつける。

これを聞いた人は急展開に思考が追いつかず落涙する。

コミックソングではなかったのか。
かわいい女の子達がわいわい騒いでただけじゃなかったのか。
笑いと感動のギャップ。
これも前山田曲の特徴だろう。


先日放送された『Rの法則』『情熱大陸』の前山田特集にて彼は、「あえて完璧に作らない」という主旨のことを告白した。
レコーディングの際はアイドルの歌うがままに任せる。
決して否定しない。
メロディを変えて歌ってもそのまま収録する。

彼はCDになって完成とは思っていないのだ。
前山田曲はライブでのコールの入れやすさも特徴的だが、あえて余剰を残している。
ライブで初めて完成すると考えている。
ステージがあり、アイドルがいて、熱狂するファンが存在する。
みんながひとつになる瞬間。
ここが完成型だ。
『行くぜっ!怪盗少女』の爆発的な盛り上がりを見ればすぐに理解できるでしょう。


あえて完璧に作らない、というのは歴史を紐解くことでさらにすごさがわかるだろう。

日光東照宮はあえて不完全に作ったと言われています。
「完成後は衰退する」という考えから、柱を一ヶ所だけ逆さに建設することで常に不完全であるように施されている。


アイドルの既成概念を更新し続ける前山田健一。
常に新しいものを我々に提供してくれる。


「ももクロはアイドル渋滞時代に路肩走行してる」(つんく♂)

我々からするとこの表現は片手落ちに見える。
ももいろクローバーZとは渋滞をすり抜けているのではなく、これまで道に見えなかったものが道になるんだと気付かせてくれているのだ。



■ 第4項 世界が感情を取り戻す


● 絆コストをかけるアイドル ●

僕自身れにちゃん推しですが、ももいろクローバーZのメンバー。モノノフ。運営。「ももいろクローバーZ」という現象を含めて推す広義の箱推しです。
ももクロがこの社会を変えてくれると半ば本気で考えている。

みんなの笑顔に、みんなの泣き顔に、崩壊してしまった社会が再び呼び起こされる。

3.11の震災から約1ヶ月後の4月10日に「どんな困難でもきっと立ち向かえる。一人じゃくじけそうでも助け合えば大丈夫。孤独じゃない強い絆」と伝えた。
『未来へススメ』

そしてその約1年後に「絆なんてもんは今更言わなくていい。もう泣くんじゃない。いつか来る悲しみならちゃんと来るかわからない。そんなものに縛られるな。互いの涙を拭い、ギュッと手を握って進んで行こう」と伝えた。
『DNA狂詩曲』


ももクロは絆コストを支払うアイドルだ。
絆コストとは関係性を維持するために支払われるコストのこと。
それは金銭に限らず、時間を使うことだったり、約束を守ることだったりする。


『労働讃歌』の手売りを青森でした際に「また青森に来る」と宣言し、実際にホールツアーの地に選んでくれた。
『Z伝説 終わりなき革命』を初披露したZEPP 仙台でもまたここに戻ってくると宣言し、ZEPP 仙台が閉館する直前にライブを行う。
そして『ココ☆ナツ』のPV撮影に無償で場所を提供してくれた福島ハワイアンズでは、リニューアル後に無料ライブを行った。

この時、子供を連れた母親がライブを眺めていたが『ももクロのニッポン万歳!』の東北パートを聞いて号泣し、その後大きな声で声援を送り続けたそうだ。


絆とはなんなのか。
震災以降、とくに強く意識しただろう。
目を背けたくなるような事件が起こるたびに猜疑心が生まれる。
「あの時日本はひとつになったのではなかったか」と。

災害時人は助け合い、絆が深まったように見える。
だがこれは常態であり当たり前の行動であり、この素晴らしい夢のような共同性はわずか3ヶ月程度しかもたないと言われている。
アメリカの社会学者はこれを「災害ユートピア」と名付けた。


本当の絆とはなんなのか。
それはももクロが教えてくれる。


● ファンは増え続けている ●

いじめ問題に対し、社会学者の宮台真司は「共同性から共生へ」と提唱した。

共同体というのはコミュニティやグループのことです。
コミュニティに所属すると、内部の同調圧力にさらされることになる。
なので「コミュニティは違うが侵害し合わずに共に生きる作法」が大事だと説く。

ここまでお読みの方はおわかりの通り、これはまさに「モノノフ」のことだ。
趣味も嗜好も違う者たちが「ももクロ」をツールにして共生する。
そして「モノノフ」には小さなユニットが無数に存在するので、もし現在所属している共同体が嫌になっても、また別の共同体に所属できる。

あえて絆など言わなくていい。
なぜなら我々には「ももいろクローバーZ」という背景がすでに存在している。


ももクロになぜ惹かれるか。
ここまで書いたように、ももクロとは輻輳的だ。
いろんな魅力が混線し、いままで見たことも聞いたこともないものになっている。


サマーダイブ2012ホールツアーにてある事件が起こった。
今回のツアーはメンバーが客席に降りてくる演出が特徴なのだが、その時に観客の一部がしおりんの体に触れたそうだ。
その後演出の変更があったことからも、何かあったことは事実。
メンバーが客席に降りる時は観客の着席が命じられた。

これにさまざまな批判が飛び交ったようです。

こんなことがあったにも関わらず客席に降りる演出を変えなかったことに賞賛を送りたい。
そして、ある言葉を引用したい。

「テロにはより強固な民主主義とより大きな寛容性で報復する」ストルテンベルグ首相


女性に危害を加えるのは確かに犯罪であり忌むべき行為です。
もし目の前でれにちゃんが被害に遭いそうだったらそいつをぶちのめすのは決まりきっています。

ですが、犯罪が起こるということは犯罪が置きやすい環境があるということ。
環境を変えれば犯罪が起こらないのだとしたら、犯罪者を糾弾するのではなく、建設的な議論をしていきたい。
モノノフ間で解決できるのであれば、排斥ではなく包摂性をもって犯罪の撲滅を目指したい。
なぜならももクロちゃんはファンのことが大好きだからだ。
ファンが減ることを悲しみファンが増えることで笑顔になるのならば、ももクロちゃんが笑顔になることを良しとする。
現在モノノフの質が問われている。


● 心理テストとマネージャーから見た5人 ●

以前メンバー5人の人物評を書きました。

百田夏菜子については身体を酷使して叫ぶ様に戦闘美少女を重ねました。
「リーダー不在:戦闘美少女 百田夏菜子の身体性」

有安杏果については彼女の成長とももクロの成長のシンクロについて書きました。
「泣き虫で負けず嫌いな小さな小さな大巨人:有安杏果の物語性」

玉井詩織についてはサブリーダーの資質という面からアプローチしました。
「泣き虫返上:引き継ぎし者 玉井詩織の振幅性」

佐々木彩夏については「あーりん」と「佐々木彩夏」について二つのアニメ作品を使って考えてみました。
「脱人格の魔法少女:佐々木彩夏の悲哀性」

高城れにについては古来から現代まで貫かれている伝承方法である「踊り」をピックアップしました。
「幼児性を持つシャーマン:高城れにの脆弱性」


書いたあとも彼女たちの様々な映像を鑑賞してきましたが、あながち間違ってはいないと思います。
それはクイックジャパンvol.102の川上マネージャーのメンバー評と『ももクロ団』の心理テストの回を見たからです。
以下まとめです。
カギかっこ内がマネージャーの発言。傍点が心理テストの結果です。


【百田夏菜子】

「努力家で真面目。天真爛漫な反面悩みを吐露できない」

・意識して自分の性格を作ってるかも
・知的でいたずら心を備えていてグループの中でもいつも笑いを生み出す人かも
・自分の時間と友達と一緒にいる時間をはっきり分けたがる、性格が違う


【玉井詩織】

「ももクロのキーパーソン。しおりんが変わる時ももクロが変わる」

・人が信じられなくて周りの人の好意を素直に受け入れられないことも
・自分の居場所を探しているのかも
・意識して自分の性格を作ってるかも
・知的でいたずら心を備えていてグループの中でもいつも笑いを生み出す人かも
・自分のことを作ってる、簡単に本音を出さない、役割を演じる


【佐々木彩夏】

「かわいいだけじゃダメだと自覚してきた。プロ意識が高く男らしい」

・器用になりたい、人にはない力を持ちたいなどこだわり過ぎるところがあるかも
・しっかり者を演じようとするが、うっかり本音が出てしまうタイプ
・鋭く敏感な感覚で、グループにいつも新しい物を持ち込んでいる存在かも
・自分のことを作ってる、簡単に本音を出さない、役割を演じる


【有安杏果】

「MCあーりんの裏回しをしっかりやってくれている。夏菜子とは違う意味で真面目。次のキーパーソンは杏果」

・器用になりたい、人にはない力を持ちたいなどこだわり過ぎるところがあるかも
・現実的で素を出せている
・知的でいたずら心を備えていてグループの中でもいつも笑いを生み出す人かも
・身近な人でも本音を言えない


【高城れに】

「歩みは遅いけど去年とはまったくの別人。いままではメンバーに頼ってた部分があった」

・器用になりたい、人にはない力を持ちたいなどこだわり過ぎるところがあるかも
・感性豊か、日々充実、ただいま本領発揮
・愛くるしい優しく可愛い存在としてチームを和ませている
・自分の居場所はしっかり確保


僕は心理テストの類をさほど信じません。占いとか。
ほとんどがバーナム効果であろうと思っています。
「バーナム効果」とは占いなどで誰にでもあてはまるような診断をされ、自分のことを言い当てられたように感じる心理学用語です。
例えば、O型でしし座のあなたは好きな事にはとことん熱中するけど飽きるとすぐに別のものに移りますね、と言われて「確かに当たってる!」と思ってしまうというような。


ですので心理テストの結果というよりも、結果を聞いたメンバーの反応こそ注目します。


二面性があると診断されたしおりんあーりんですけど、これはモノノフであれば納得が行くことだろう。
メンバー内では「腹黒い」と愛のある揶揄を受けるあーりんだが、プロのアイドルとして徹する覚悟の表れだ。

しおりんの場合は彼女の対応力を見ればわかりやすい。
自分の立ち位置を察知して状況にあった役割を演じている。
バラエティ番組でもトークの流れをスムーズにうながしたり、司会者が求めるネタへの振りをメンバーに気づかせたりしている。
だがユーストリームではふにゃふにゃで何もしない。


夏菜子ちゃんに関してもみなさん納得だろう。
彼女は芸能界向きでないと言われ、リーダーとしての資質も無いと自覚している。
おそらく彼女は「リーダーとして振る舞う」というよりも、彼女の天真爛漫さでもって接する人を幸せにしている。

杏果ちゃんに関しては、裏方に徹しがちな彼女らしさが出た結果となっている。
彼女の健気さはももクロらしさと切って離せないものになっている。

れにちゃんは毎日ヒロインとなった彼女の大活躍を見ればすべてわかる。
日に日にれにちゃんファンが増加しているのが何よりの証拠だ。


● 進化スピードと変わらない核 ●

「ももクロは『いま会えるアイドル』じゃなくて、 『いま会わなきゃいけないアイドル』」(神聖かまってちゃんみさこ)

現在多忙を極めるももいろクローバーZは、以前ほど接触の機会が失われている。
忙しいのに貴重な時間を使って我々の前に出現してくれる彼女たちには頭が下がる。

「紅白出場したらその後どうなってしまうのか」というファンの懸念はこの辺にありそうだ。
つまり、彼女たちは「一期一会の超絶的な輝き」という魅力がある。
今の魅力は今しか体験できない。

彼女たちの進化スピードは計り知れない。
何より、彼女たちの周囲が激変してしまうだろう。


だが『コノウタ』に彼女たちの不変の魂が込められている。

「この歌君に届け まだちょっとつたないんだけど やがて未来を襲う無理難題 でもひるみはしないやる気満開 いつだってギリギリさ」


他にも、ももクロの曲には「常に挑戦者である」という歌詞が多い。

『Chai Maxx』では惨敗しても何度でも立ち上がる姿が描かれる。
敵は「自分自身」であり「最大の夢」である。

『ピンキージョーンズ』では「天下を獲るぜ」ではなく「天下を獲りにいくぜ」と、挑む過程こそを強調する。

『We are UFI!!!』でも「てっぺんを目指す」と、あくまで目標としていることが強く描かれている。


この「どこまでも成長し続ける」という心構え。モノノフの「このままでは終わらせない」という気概。そして「既成概念を拡張更新し続ける」運営のスタンス。
この3つがある限り「ももいろクローバーZ」はどこまでも加速する。
不変の魂を輝かせながら。


● Z伝説 終わりなき革命 ●

これまでももクロはドルトムント、マレーシア、パリの3ヶ所でライブを行った。
日本から遠征に行くモノノフもいてライブは大盛況だったようだ。
驚くことに現地のファンも大勢訪れ、日本語でコールしていたらしい。
YouTubeでコールを勉強して参戦したそうだ。
中にはコールを教えるサイトを運営している外国人がいて、その熱意に頭が下がる。

キングオブコメディ高橋の話では、マレーシアで現地のファンに日本人ファンが「あなたはモノノフですか?」と興奮気味に聞かれたそうだ。
モノノフすらも海を越えて認知されるほどだとは、日本人も精進していきたい。


海外進出も視野に入れていることは想像しやすい。
いや、「海外進出」という表記は正しくない。
「ファンに呼ばれた先が海外だった」というニュアンスの方が合っている気がする。

YouTubeには海外のモノノフが振り付けをコピーして踊っている動画が投稿されている。
そして今後も海外ファンは増えていく。
動画を削除しない方針というのがとても大きなメリットとなっている。
「楽しんでくれる人がいるなら残しましょう」と、あくまでファンの立場に立った運営方針だ。

「多くの人に笑顔を届けたい」という彼女たちの強い想いが着実に広まっている。



この社会は感情を失わせようとする。
利便性のみを追求し感情を無くすことで「生きやすいがまともではない社会」を構築してきた。

「感情」というのは「自分であって自分でないもの」だ。
例えば「好き」という感情はどうか。
人を好きになったあとでいろいろ説明することはできる。
だが「なぜ好きになったのか」は説明できない。
なぜならその時の自分は自分でないからだ。

泣くのも一緒。
泣いたあとで理由を後付けすることは可能だ。
でもなぜ泣いたかは説明できない。
思考よりも先に泣いている。
なぜなら自分ではない部分だからだ。


社会は感情を殺す。

意味が無いものを否定し、合理的なものを推奨する。
説明可能なものが喜ばれ、理解不能なものは避けられる。
「好き」にも「嫌い」にももっともらしい理由を要求され、「好きでもそれじゃあ好きにならない方が身のためだよ」とか「嫌いでも我慢しなきゃ」などと良い人ぶったご高説をぶちかましてくる。

好きなもんは好きだし嫌いなもんは嫌いなんだよ!

やがてお祭りのような非日常を体験する場は減っていき、便利で平板な日常を過ごすのが「普通」とされ、僕たちは感情と離ればなれになってしまったんだ。


そして大きな出来事が起こり、日本が本当に崩壊していることが目視化された。



だがそこにももいろクローバーZが降り立つ。
笑顔と歌声で。


笑顔になることの素晴らしさを思い出し、歌の上手さよりも届けたさの方が勝ることを知った。


あきらめずに努力し続けて数々の壁を乗り越えていく少女たちを目の当たりにした。


僕たちは気づいていたんだ。この社会はクソ社会だってことに。
感情を押し殺して生きることが美徳とされるような社会はクソ社会だ。

楽しかったら自然と笑顔になって、おもしろかったら大笑いして、悔しかったら立ち向かって、悲しかったら大泣きする。
自分では説明できない情動。
訳もわからず身体が動くし、勝手に笑顔になる。

その素晴らしさを知ってしまった。


ももいろクローバーZ。
笑顔と歌声を届けるためだったらたとえどんな困難だろうと努力を惜しまない女の子。
僕たちの悲しみの涙なんかぶちのめしてくれるスーパーヒロイン。




すべてが崩壊した日本にももいろクローバーZが登場したのはもはや必然である。


そして、世界が感情を取り戻す。



スポンサーサイト



テーマ: ☆女性アイドル☆ - ジャンル: アイドル・芸能

この記事に対するコメント

すごい。
としか言いようがない。というかなんて表現していいのか分からない。

ただひとつ。
さかもとさん、ありがとう。

URL | SEIYA #-

2012/07/27 19:29 * 編集 *

SEIYAさんへ

コメントありがとうございます!


> すごい。
> としか言いようがない。というかなんて表現していいのか分からない。
>
> ただひとつ。
> さかもとさん、ありがとう。


こちらこそこんなに長いものを読んでいただきありがとうございます!
原稿用紙約53枚です(笑)。
この量のももクロ論はそう無いでしょう(笑)。

URL | さかもと #-

2012/07/27 20:00 * 編集 *

いや~、ももクロに負けない魂のこもった熱い文章ですね!
何かいろんな感情が喚起されて心の整理がつきません。
ただ一点、ももクロが時代に選ばれた必然の存在であることは
間違いないとボクも思ってます。





URL | ももいろなすび #-

2012/07/27 20:57 * 編集 *

ももいろなすびさんへ

コメントありがとうございます!


> いや~、ももクロに負けない魂のこもった熱い文章ですね!
> 何かいろんな感情が喚起されて心の整理がつきません。
> ただ一点、ももクロが時代に選ばれた必然の存在であることは
> 間違いないとボクも思ってます。


おそらくここまで文字数を使ったももクロ評はこれまで無かったのではないでしょうか(笑)。

時代が天才を生むと言いますが、ももクロはこの時代だからこそ輝きを放っているのは確かだと思います。

URL | さかもと #-

2012/07/27 22:35 * 編集 *

はじめまして初コメントです、長文ということでしたが全く飽きずに最後まで拝見させてもらいました。

これだけ丁寧に言葉を紡いでその中にももクロへの溢れる想いがつまっている内容に恥ずかしながら感動で涙がでそうになりました。

管理人さんの様な方と出会えたこともまた、ももクロの力でしょうか。これからも拝見させてもらえればと思います。ありがとうございました。

URL | ハル #MT29PDIs

2012/07/27 22:38 * 編集 *

ハルさんへ

コメントありがとうございます!


> はじめまして初コメントです、長文ということでしたが全く飽きずに最後まで拝見させてもらいました。


そう言っていただけると大変嬉しいです!
自分でもどうかと思うほどの長さでしたから(笑)。


> 管理人さんの様な方と出会えたこともまた、ももクロの力でしょうか。これからも拝見させてもらえればと思います。ありがとうございました。


ファンの輪は広がっていますね。
そして人数が集まれば集まるほどできることも増えていくと思っています。

ひまつぶしにでもお読みくださーい(´▽`)

URL | さかもと #-

2012/07/27 23:08 * 編集 *

読み応えガッツリありました。
原稿用紙約53枚、お疲れ様でした。

読んでて随所に感情を掘り起こされて、
なんか読んだ後、疲れましたw

アイドルヲタを嘲笑し、醒めた目で見ていた自分が
今はペンライトを振り、泣きながらコールする。
ももクロを知らない人に、引かれないギリギリを見極め勧める。
(ま、ギリギリ超えてると思うが・・w)

こんなにも感情を動かされ、こんなにも多幸感を生み出す
「ももいろクローバーZ」という稀有な存在に心酔する。
ももクロちゃん達を見て、「アガペー」の意味を知った気がします。
(言い過ぎ?w)

URL | ロベルト #-

2012/07/27 23:19 * 編集 *

ロベルトさんへ

コメントありがとうございます!


> 読んでて随所に感情を掘り起こされて、
> なんか読んだ後、疲れましたw


お読みいただきありがとうございます(笑)。
現時点での総まとめをしようと思い、このような形になりました。


> こんなにも感情を動かされ、こんなにも多幸感を生み出す
> 「ももいろクローバーZ」という稀有な存在に心酔する。
> ももクロちゃん達を見て、「アガペー」の意味を知った気がします。
> (言い過ぎ?w)


まさしく愛ですよ!これは!
愛を教えてくれるアイドル。
もう奇跡としか言いようがないですね。
アイドルってすごい!

URL | さかもと #-

2012/07/27 23:47 * 編集 *

さかもとさん!大作お疲れです!読み応えグッジョブ!です!
でも140文字でさえ長く感じる自分にはツライ・・・ww
あーりんは腹黒くないですよ~計算高いだけですよ~それを腹黒い
というのか・・・ww

暴露しますけど自分がももクロにはまったきっかけは百田夏菜子の
ピュアな歌声でした!特に怪盗少女の「むーげんに広がる・・」は今も
しびれるんです・・・じゃあ、何故あーりん推しなのか・・・ですが・・・

抜群のアイドル素質をもつ佐々木彩夏は、ピュアさという天賦の才を
もつ百田夏菜子には絶対勝てません・・・計算してしまいますからw
また、百田夏菜子はアイドル性と経験値では佐々木彩夏にはかない
ません・・・夏菜子はももクロはアイドルじゃない、とか言い出しますし

二人はこのことを自覚しているはず!と思ってます。
最近顕著ですが、百田夏菜子は頭で理解しなくても、カンで感じ取り
何かとあーりんを遠ざけます。
あーりんは夏菜子の人徳もありますけど、逆にかなこにすり寄って
行きます。 (それを玉ちゃんが邪魔するので更に面白くなってる!)

この二人がこれからどうなるのかを見届けたい、とう気持ちがあって
じゃあ努力型挑戦者のあーりんを推してみようかな、となったのです。
(長嶋と王では、王派でしたので・・・古っ!)
もちろんそれから自分、あーりんの魅力にズブズブにはまっていった
んですけどねww

あと一言・・・ももクロファンなら5人全員好きは大前提です!なので、
誰々寄りの箱推し、という表記は不要だと思います。推しはハッキリ!

いやーーーーーーももクロを語るのってホント楽しいっすよねぇ!!
・・・自分にしては長文になっちった・・・紙面汚してごめんなさい!!

URL | はんchanだZ! #mQop/nM.

2012/07/27 23:56 * 編集 *

はんchanだZ!さんへ

コメントありがとうございます!


> さかもとさん!大作お疲れです!読み応えグッジョブ!です!
> でも140文字でさえ長く感じる自分にはツライ・・・ww


僕も140文字いっぱいだと流し読みしてしまう事があります(笑)。
お読みいただきありがとうございます!


> あーりんは腹黒くないですよ~計算高いだけですよ~それを腹黒い
> というのか・・・ww


あーりんを腹黒いと言っていいのはメンバーだけですよね(笑)。
別冊のボックスに吐いちゃうくだりが大好きです(笑)。


> この二人がこれからどうなるのかを見届けたい、とう気持ちがあって
> じゃあ努力型挑戦者のあーりんを推してみようかな、となったのです。
> (長嶋と王では、王派でしたので・・・古っ!)
> もちろんそれから自分、あーりんの魅力にズブズブにはまっていった
> んですけどねww


なるほど。わかりやすいですね。
幼少期母親にすごくしつけられたと聞いてあーりんの素晴らしさを再確認しました。
最近は完璧なアイドルさからちょっと外れてきたのがとてもチャーミングで魅力的だと思います。
ももクロ団の心理テストでも「演じるけど時々本音が出ちゃう」みたいに言われてましたが、
「そのままで行ってくれ」と思いました(笑)。


> あと一言・・・ももクロファンなら5人全員好きは大前提です!なので、
> 誰々寄りの箱推し、という表記は不要だと思います。推しはハッキリ!


僕もそう思います。
わざわざ言わなくていいですよね。みんな好きなのは当たり前ですから。

URL | さかもと #-

2012/07/28 00:32 * 編集 *

読ませていただきました。
文量、熱量ともにすごいです! 行間にすら何かがほとばしっているかのようですw

>「感情」というのは「自分であって自分でないもの」だ。
例えば「好き」という感情はどうか。
人を好きになったあとでいろいろ説明することはできる。
だが「なぜ好きになったのか」は説明できない。
なぜならその時の自分は自分でないからだ。

まさにそうだと思います。the who というバンドのI Can't Explainという曲が浮かびました。
なんで急にアイドルにはまったの?と日々聞かれる度にそう思っていたのでこの箇所は読み込んでしまいました。だってハート狙い撃ちされたし・・・勝手に涙が出てきやがるんだから仕方ねーだろ、と。


これからも楽しみにしています。
それとこのブログにたどり着くきっかけになったれにちゃんに改めて感謝をw 確かにれにちゃん推しが集まれば一昼夜は語れそうですね。

URL | kak #-

2012/07/28 06:03 * 編集 *

kakさんへ

コメントありがとうございます!


> 文量、熱量ともにすごいです! 行間にすら何かがほとばしっているかのようですw

ありがとうございます!行間までとはかなり嬉しいお言葉!


> なんで急にアイドルにはまったの?と日々聞かれる度にそう思っていたのでこの箇所は読み込んでしまいました。だってハート狙い撃ちされたし・・・勝手に涙が出てきやがるんだから仕方ねーだろ、と。


理由なんて説明できないし、人それぞれ理由は違いますしね。
でもモノノフ同士で話すとすぐ共感できるんですよね。
そうそうそれもわかる、と。


> それとこのブログにたどり着くきっかけになったれにちゃんに改めて感謝をw 確かにれにちゃん推しが集まれば一昼夜は語れそうですね。


れにちゃん推しが集まるとしみじみ語り明かしますよきっと(笑)。

URL | さかもと #-

2012/07/28 13:09 * 編集 *

以前からブログ拝見してますが、初のコメントです。
世界が感情を取り戻す。
この一言に痺れました!

うら若き女の子達に重責負わすようで心苦しいですが
ももクロちゃん達は日本の最終兵器というか、パンドラの箱に残った最後の希望なのかもしれません。

特に、れにちゃんには白羽の矢が立ったんじゃないかと思うぐらいの「何か」を感じています。

主さま、これからも楽しみにしております。

URL | MCZPPL #-

2012/07/28 16:25 * 編集 *

最近記事が更新されてないなぁと思ってたらこのももクロ論を執筆されてたんですね。
お疲れ様です。
そして、ありがとうございます。
原稿用紙50枚って大学文学部の卒業論文に匹敵する長さですね。
私がその論文を書いた時は完成まで2ヶ月かかったので、このももクロ論を書き上げたさかもと様の気迫と言いましょうかももクロ愛には敬服です。
読み始めた時、右にあるスクロールのバーを見て初めて触れる文量だ、と驚きました!笑


内容に関してはただただ「感動」でした。一つ一つの考察、分析がモノノフとして納得でき、共感し、熱くなれる
ものでした。

あるモノノフの方が杏果ちゃんのブログコメントに「ももクロと同じ時代に生きていられることが幸せだ」とおっしゃってたんですが、私も今はそんなふうに感じています。
本当にこっちの方が"ありがとうのプレゼント"を贈りたいのに…ってよく思います。



西武ドーム行けないんで、さかもと様のペンライトに私のももクロ愛を託して実家で応援します?(?????)?

URL | アロエ #-

2012/07/28 17:22 * 編集 *

MCZPPLさんへ

コメントありがとうございます!


> 世界が感情を取り戻す。
> この一言に痺れました!


ありがとうございます!
僕もこのフレーズ好きです(笑)。


> うら若き女の子達に重責負わすようで心苦しいですが
> ももクロちゃん達は日本の最終兵器というか、パンドラの箱に残った最後の希望なのかもしれません。
>
> 特に、れにちゃんには白羽の矢が立ったんじゃないかと思うぐらいの「何か」を感じています。


れにちゃん推しですか?
ぜひ共にれにちゃんを推していきましょう!

ももクロちゃんには責任感を感じさせないままでいて欲しいですね。
でも「ももクロがいるから日本は攻められない」となったらこれほど痛快なことはありません。
日本の宝です。

URL | さかもと #-

2012/07/29 02:21 * 編集 *

アロエさんへ

コメントありがとうございます!


> 最近記事が更新されてないなぁと思ってたらこのももクロ論を執筆されてたんですね。

かなり時間がかかりました。
現時点での総まとめをしたかったのでかなりの文章量になりました。
内容はどうであれ、ここまで文字数を使ったももクロ記事は無いんじゃないでしょうか(笑)。


> 私がその論文を書いた時は完成まで2ヶ月かかったので、このももクロ論を書き上げたさかもと様の気迫と言いましょうかももクロ愛には敬服です。


いままで書いた記事も引用してるのでほんと「まとめ」って感じでしたけど、
前山田論やモノノフ論などは書いてて楽しかったです(笑)。
ツイッターで「原稿用紙53枚のラブレター」という表現をいただき嬉しかったです!


> あるモノノフの方が杏果ちゃんのブログコメントに「ももクロと同じ時代に生きていられることが幸せだ」とおっしゃってたんですが、私も今はそんなふうに感じています。
> 本当にこっちの方が"ありがとうのプレゼント"を贈りたいのに…ってよく思います。


同じ時代を生き、見て感動できる生命体でよかったです!
ももクロを知ることができない人がたくさんいますからね。
ほんと感謝ですよ。
現世では恩返しをし尽くすことができないですが、できるだけありがとうを伝えたいです!


> 西武ドーム行けないんで、さかもと様のペンライトに私のももクロ愛を託して実家で応援します?(?????)?

ライブビューイングも行かれないんですね。
アロエさんの意思は受け取りました!

URL | さかもと #-

2012/07/29 02:39 * 編集 *

読ませていただきました。大変おもしろい考察ですね。
ももクロちゃんへの熱が伝わってきて嬉しくなりました。

ももクロがなぜ人気があるのかという考察は、様々な雑誌で多くの人がしていますが、個人的にはミュージックマガジン7月号 今本渉さんの『大の大人がももいろクローバーzに「魂抜かれる」件についての考察』がおもしろかったです。

その中で、かなこのソロは古代の女性神官が神託を告げる場面を彷彿とさせ、れにちゃんの踊りは神がかりして舞った天細女(アメノウズメ)を連想したとありました。

ももクロのパフォーマンスは確かに何かに対しての祈りに通じるように感じます。
それは彼女たちの人間性から出てくるものではないでしょうか。
そして、それが一般的に言われる「一生懸命」「全力」という言葉になって評されているような気がします。

世界が感情を取り戻す【ももいろクローバーZ論】 を読ませていただいて、ももクロとファンとの想いのぶつけ合いと、その想いの共感がももクロファンとしての幸福感を感じる部分なのかなあと改めて思いました。

URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-

2012/07/29 06:20 * 編集 *

お疲れ様です

今回の特に熱い文章、ゆっくり拝読させて頂きました。

ダンスレッスンの件、同意です。ある意味「ももクロ」の秘密(笑)が集約されていると思われます。
ダンスもそうですし、歌のレッスン、レコーディングシーン(一部を除く)なども基本的に公にはしないですね。ふざけたコーラスシーンとか、あかりんへ贈る歌のドキュメンタリー的な場面以外は、前山田健一さんとのレコーディングくらいしかありません。
これも「ももクロ組」の基本姿勢なんだろうと思われます。

あと秘密と言えば「ミライボウル」の時の状況。何故前山田健一氏はこのとき外されようとされたのか。当時は自分の名前を作者から外す位のことを言っていた訳ですし。まあある意味下世話な興味でもあるわけですけど。

それと最近高城れにさんが言っていたことでもあるけれど、青年館の時の体制の変化がどれだけももクロにとって衝撃的だったのか。これもあまり語られません。
いままで遊び気分、ほぼ手作りでやっていたももクロが、プロの仕事に変化していく。
メンバーの感情の変化のみならず、早見さんの脱退を決意させたのもこの環境の変化であると思われますが、そのあたりが語られるのはまだ早い感じもしますし。
そのときからスタッフの一人として参加したテレ朝の鈴木Pがももクロ愛あふれる「スターダストセレナーデ」を作るきっかけなんかも。

深く掘ろうとすればいくらでも掘れるのもももクロの大きな魅力ですね。

URL | いしい #yriW9VQc

2012/07/29 13:16 * 編集 *

ただただ、すごいとしか・・・・
いつもさかもとさんの記事に共感してます。

今回も、記事・コメント隅々まで読ませていただきました。
「世界が感情を取り戻す」・・・涙がとまりません

これらも更新楽しみにしてます!

URL | mmk #-

2012/07/29 15:02 * 編集 *

名無しさん@ニュース2ちゃん さんへ

コメントありがとうございます!


> 読ませていただきました。大変おもしろい考察ですね。
> ももクロちゃんへの熱が伝わってきて嬉しくなりました。

ありがとうございます!
内容はともかく文章量だけはかつて誰もここまで書いてないと思っています(笑)。


> ももクロがなぜ人気があるのかという考察は、様々な雑誌で多くの人がしていますが、個人的にはミュージックマガジン7月号 今本渉さんの『大の大人がももいろクローバーzに「魂抜かれる」件についての考察』がおもしろかったです。


読みました!
シャーマニズムであるというようなことが書かれてましたね。
おっしゃる通り、「笑顔で祈る巫女」という気がしますね。
神妙ではなくあくまで笑顔。
祈りが純粋ゆえにわかりやすく、そして我々の涙を誘うのでしょう。

URL | さかもと #-

2012/07/29 16:13 * 編集 *

いしいさんへ

コメントありがとうございます!


> ダンスレッスンの件、同意です。ある意味「ももクロ」の秘密(笑)が集約されていると思われます。


確かにそうですね。ボイストレーニングを始めたと言ってますがそこは見せませんし、レコーディング風景も全然見せませんね。
「舞台裏」という部分を、ほんとに気の抜けた少女の部分に限定しているのかも知れませんね。


> あと秘密と言えば「ミライボウル」の時の状況。何故前山田健一氏はこのとき外されようとされたのか。当時は自分の名前を作者から外す位のことを言っていた訳ですし。まあある意味下世話な興味でもあるわけですけど。


そんなことがあったんですね。
邪推ですが、前山田シングルのサイクルみたいのがあるのかも知れませんね。
発表時期というか。
行くぜっ!を出してZ伝説を出して猛烈を出して、みたいな。


> それと最近高城れにさんが言っていたことでもあるけれど、青年館の時の体制の変化がどれだけももクロにとって衝撃的だったのか。これもあまり語られません。


青年館の時に何かあったんですか?


> 深く掘ろうとすればいくらでも掘れるのもももクロの大きな魅力ですね。


物語を知れば知るほど映像の見え方が激変しますよね。
だから何度見ても飽きないのでしょう。

URL | さかもと #-

2012/07/29 16:20 * 編集 *

mmkさんへ

コメントありがとうございます!


> ただただ、すごいとしか・・・・
> いつもさかもとさんの記事に共感してます。


ありがとうございます!
文章量はかつて無いほどだと自負しております(笑)。

「思ってたけど言葉にしてもらってすっきりした」とおっしゃる方もいて大変励みになります。
根本的には社会を良くしたいというのがあり、複雑な社会を言語化して見えやすくなればいいな、と思って始めたので、記事に共感していただけるのはありがたいです。


> 「世界が感情を取り戻す」・・・涙がとまりません


僕もこのフレーズ好きです(笑)。
元々は夏菜子ちゃんの誕生日祝いのツイートの時に使ったフレーズです。
これからもみんなを笑顔にして欲しいですね。

URL | さかもと #-

2012/07/29 16:25 * 編集 *

>邪推ですが、前山田シングルのサイクルみたいのがあるのかも知れませんね。
発表時期というか。
行くぜっ!を出してZ伝説を出して猛烈を出して、みたいな。

当時の前山田氏や吉田豪さんなんかの話(うろ覚え)ですが、当時明らかに運営が前山田氏をはずそうとしていて、「ミライボウル」の制作の途中からももクロに関わることが出来なくなったらしいのです。前山田さんは当時のツイートで、この曲に関しては自分はもう関係ない等、少々荒れた発言をしていましたw 。ただすぐ後の中野でのあの見事な仕事を見れば、本気でこじれていた訳では無いにしろ、ちょっと興味をそそられる事件ではありました。

>> それと最近高城れにさんが言っていたことでもあるけれど、青年館の時の体制の変化がどれだけももクロにとって衝撃的だったのか。これもあまり語られません。

>青年館の時に何かあったんですか?

青年館に向けて、ももクロは外部スタッフを本格的に入れたわけです。佐々木さんたちとももクロChanスタッフ。
あの代々木野外ステージのフリーライブが初顔合わせだったようです。

いままはである程度ゆるく、高城さん曰く「遊び感覚」でのびのびやってきたももクロですが、そうはいかなくなった。早見さんもそれまでずっと迷ってきたとは思うのですが、これを機会に決心がついたんだろうなと思います。

これらのことは今までいろんなところで小出しにされてきている話ではあるのですが、いつかまとめてじっくり関係者に語って欲しいなと思うのです。

ではでは

URL | いしい #yriW9VQc

2012/07/29 17:14 * 編集 *

笑顔の連鎖

熱い文章拝見させていただきました。

私はももクロちゃん達の魅力はみんなに笑顔になって欲しいという想いが全ての原動力になっているところだと思っています。
ももクロちゃん達を見てファンが笑顔になって、それを見てももクロちゃん達がまた笑顔になって...その笑顔の連鎖が世界を変えていくのだと思います。
そしてそれは感動の涙やありがとうという言葉として表れてきますよね...。
この正の感情をももクロちゃん達は世界に取り戻しているのですよね。
さかもとさんの熱い文章も読んでいる皆さんに笑顔を伝えていますよね!
コメントを書いている皆さんも素敵です!
すばらしい!ありがとう!

練習シーンですが、Mujack初登場時にほんの少し出ていたと思います(ネット社会よのぉ。)。
ノーメイクで真剣な顔で、ゆみ先生にだめ出しされていました。
笑顔が無い姿はある意味異様でした(見慣れていないからねぇ。)。
で、平日はそう言った練習を4時間行っていると話していたと思います。
ChanやDVDの舞台裏とは明らかに違う姿があり、尊敬の念を抱きました。
夏菜子がアホなのも杏果が一般常識に欠けるのもれにちゃんの成績が悪かったのもこれだけの時間をももクロに割いているのであれば至極当然だと思います(アホな夏菜子が大好きですが^^;そう言った意味ではあーりんの表には見えない努力量は尋常じゃないと感じています。しおりんは天才ですからね...。)。
多分、みんなが楽しんで見てもらえる映像じゃない、と思ってカットしているんでしょうね。
私はももクリ2011前のツアーでのだめ出しなどと共に好きなシーンなのですが...。
これまでずっとそう言った練習をこなしてきたから、セットリストやフォーメーションを変えた舞台でも笑顔でやり遂げているんでしょうね。
対応力の高さも場数と練習量に裏打ちされているのだと思います。

URL | なんくろ #-

2012/07/29 18:44 * 編集 *

いしいさんへ

コメントありがとうございます!


> 当時の前山田氏や吉田豪さんなんかの話(うろ覚え)ですが、当時明らかに運営が前山田氏をはずそうとしていて、「ミライボウル」の制作の途中からももクロに関わることが出来なくなったらしいのです。


なるほど、そんなことが。
でも現在の『ミライボウル』の位置というか、盛り上がり方を見ると、様々な方のミックスというのがとても良い具合に出てる気がします。


> 青年館に向けて、ももクロは外部スタッフを本格的に入れたわけです。佐々木さんたちとももクロChanスタッフ。
> あの代々木野外ステージのフリーライブが初顔合わせだったようです。


なるほど、そういう区切りですね。
あかりんが「ももかが加入してダンスが本格的になった」みたいに言ってて、
やはり転換期というのはすごく貴重というか、バネになってる気がします。
批判されがちな佐々木さんですが(笑)、現在の人気は本物なわけですから、今後もいろんなこと仕掛けて欲しいですね。

URL | さかもと #-

2012/07/29 20:14 * 編集 *

なんくろさんへ

コメントありがとうございます!


> さかもとさんの熱い文章も読んでいる皆さんに笑顔を伝えていますよね!
> コメントを書いている皆さんも素敵です!
> すばらしい!ありがとう!


ほんとももクロ好きじゃないとこんな長文読めないですよね(笑)。
ももクロ素晴らしい!モノノフ素晴らしい!
少しでもももクロに興味がある人がこの記事を読み、より深くももクロちゃんのことを好きになってくれれば本望です!


> ノーメイクで真剣な顔で、ゆみ先生にだめ出しされていました。


そうなんですね。動画探したけど削除されてました。残念。
僕も佐々木さんやゆみ先生に怒られてるシーン好きなんですよね。
好きというか、「あ、プロだったんだそういえば」と思い出させてくれるのが良いです。
相当な努力を積んでますよね。
ライブ中でも間違えたところをほぼ見せないですよね。
フォーメーションやダンスも複雑なのに。すごいと思います。


> 対応力の高さも場数と練習量に裏打ちされているのだと思います。


場数はほんと活きてると思います。
度胸もついたでしょうし。
少人数でも大人数でも伝えたい気持ちが変わらない、というのもこれまでの経験があったからでしょうね。
尊敬しますよ、ほんと。

URL | さかもと #-

2012/07/29 21:04 * 編集 *

いやぁー、ももクロちゃんって本当に素晴らしいですよねっ

ところでこの動画はもう見ましたか?れにちゃん推しならばもう見てるか(´・ω・)
http://www.youtube.com/watch?v=kWOjQzHQEww&feature=channel&list=UL

URL | バナナモモ #-

2012/07/29 21:59 * 編集 *

バナナモモさんへ

コメントありがとうございます!


> ところでこの動画はもう見ましたか?れにちゃん推しならばもう見てるか(´・ω・)


見ました!
この回はれにちゃんドキュメントですよね。
れにちゃんがつらいと僕もつらいです。

これを見ると『VS嵐』の裏話のれにちゃんがしおりんと交替したという話がより感動秘話になります。

URL | さかもと #-

2012/07/29 23:08 * 編集 *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| #

2012/07/30 00:22 * 編集 *

なんくろさんへ

ありがとうございます!

ももクロChanとかでは見れない場面でしたね。

やはり演出でわざと放映を避けてる気がします。
映像におさめてるとは思うんですけどねぇ。
それともしおりんの気が散っちゃうからカメラも置いてないのかも(笑)。

とにかく、大変楽しませていただきました!

URL | さかもと #-

2012/07/30 03:30 * 編集 *

ぼくもももクロが大好きで、だけど、どう好きなのか言葉で上手く言えなくて。だけどこの文章はほんと的確で、自分が言いたかったことが文に変換されて書かれてたってかんじで凄い共感しました。この文章みたらさらにももクロが好きになっchaiMASHITA 

URL | ハッピーマン #-

2012/07/31 00:33 * 編集 *

ハッピーマンさんへ

コメントありがとうございます!


> ぼくもももクロが大好きで、だけど、どう好きなのか言葉で上手く言えなくて。だけどこの文章はほんと的確で、自分が言いたかったことが文に変換されて書かれてたってかんじで凄い共感しました。この文章みたらさらにももクロが好きになっchaiMASHITA 


そう言っていただけるとほんと書いた甲斐があります!
ももクロを好きじゃないとこんな長文読まないと思いますが、
ももクロ好きな人がもっと好きになってくれればいいなと思い書いてます。

今後も共に応援していきましょう!

URL | さかもと #-

2012/07/31 01:15 * 編集 *

初めまして
最近ももクロのファンになったばかりの無知なおっさんです。

昨年AKBの歌で「瓦礫をどかして」「レンガを積むことからはじめようか」という歌詞に少しの疑問を持っていた自分の心が、初めてZ伝説のPVを見た時に確信した事が有ります。それは誰が主観の歌詞なのかという事でした。
AKBの方は自分が被災者の気持ちを代弁している体でしたが、Z伝説の方はというと「私たちは応援してる側」という事をはっきりと明示しているように思えました。
「私たち泣いている人に何が出来るだろう」・・・一歩離れた目線でした。

大人世界のオブラートにくるんだ表現に慣れていた自分の心の隙間から手を入れられ、心臓をえぐられる気持ちでした。
「負けないよ」「弱くない」「絶対諦めない」・・・その表現全てが「どストレート」で、ある意味子供の残酷さを感じました。
メディアではまるで日本全土の復興のようにすり替えられてしまった感があり、ストレートに被災者の復興を叫ぶ者は日々減っていったと思います。
何となく別の言葉で言い換えたり、言わなかったりして日本中が悪い意味で喪中だったように思います。
喪中なのですから笑顔を何となく殺して接したりしなければ相手に失礼です。(失礼だと思われたら嫌なので作って神妙な顔をします)
それが普通に大人が思っている正しい気遣いであり、礼儀ですから。実際AKBの歌のPVの方には笑顔は出てきません。

でも、本当に大切な物は他にあって・・・それを彼女達は持っていた。それが「本物の笑顔」だったんじゃないかと思います。
そしてその笑顔を何回か見ていて「こいつらのはガチだ」と思った瞬間、加速度的に引き込まれていったのだと思います。

自分が何故こんなに感動したのか、熱くなったのかを知りたくてネットをウロウロしている中、こちらの記事に出会いました。
読んでいて、自分の中にも「笑顔」というキーワードがあったのだと気付かせて貰いました。
他の記事もゆっくり読ませて頂こうと思います。ありがとう。

URL | あんでぃ #-

2012/08/01 13:49 * 編集 *

あんでぃさんへ

コメントありがとうございます!


> 昨年AKBの歌で「瓦礫をどかして」「レンガを積むことからはじめようか」という歌詞に少しの疑問を持っていた自分の心が、初めてZ伝説のPVを見た時に確信した事が有ります。それは誰が主観の歌詞なのかという事でした。


そんな曲があるんですね。
AKBについてはほとんど知らないままももクロ論に登場させているので、
おっしゃってる視点は新鮮です。
ありがとうございます。


> 何となく別の言葉で言い換えたり、言わなかったりして日本中が悪い意味で喪中だったように思います。


確かに当初は花見も自粛するようなムードでしたね。
テレビ番組でも食事シーンは不謹慎だと言われたり。

確かにももクロは笑顔が象徴的ですね。
ダンス中も、他のダンスグループなら表情に出さずにかっこよく踊るところを
笑顔で踊りますからね。


> 読んでいて、自分の中にも「笑顔」というキーワードがあったのだと気付かせて貰いました。
> 他の記事もゆっくり読ませて頂こうと思います。ありがとう。


こちらこそためになるコメントありがとうございます!

URL | さかもと #-

2012/08/01 19:27 * 編集 *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| #

2012/08/03 04:16 * 編集 *

まきさんへ

コメントありがとうございます!

AKBを知っている方のご意見は大変ありがたいです。
それと誤字指摘もありがとうございます!

URL | さかもと #-

2012/08/03 09:15 * 編集 *

いつにも増して長い文章ですね(笑)
さかもとさんのももクロ愛がしっかり伝わってきます。
ももクロちゃんの魅力は言葉にするのが本当に難しいですよね。
しかし、僕が感じたことがそのままの文章になっていてさすがだなぁと思いました。


最近、身の回りでモノノフ?まではいかないけれど、ファンが増えてきてます!
僕が勧めたわけでもないのですが、ゆっくりモノノフにしていこうと思います(笑)


西武ドーム楽しみですよね!
さかもとさんに会ってみたいです!
飲み会は…未成年なので遠慮します(笑)

URL | kei #-

2012/08/03 09:57 * 編集 *

keiさんへ

コメントありがとうございます!


> ももクロちゃんの魅力は言葉にするのが本当に難しいですよね。
> しかし、僕が感じたことがそのままの文章になっていてさすがだなぁと思いました。


気づくと21000字以上になってました(笑)。
魅力を言語化するのは難しいので、ももクロ現象について考えることでももクロの凄さを表現してみました。


> 最近、身の回りでモノノフ?まではいかないけれど、ファンが増えてきてます!
> 僕が勧めたわけでもないのですが、ゆっくりモノノフにしていこうと思います(笑)


ももクロは気になったら最後ですからね(笑)。
モノノフを増やしてももクロを世界へ!


> 西武ドーム楽しみですよね!
> さかもとさんに会ってみたいです!
> 飲み会は…未成年なので遠慮します(笑)


ぜひぜひ!
ツイッターなさってますか?
当日はツイッターでやりとりするので、良かったらフォローしてください!

URL | さかもと #-

2012/08/03 10:53 * 編集 *

一言だけ

遅くなりましたがコメントさせていただきます。

正直自分ではうまく言葉で表すことが出来ないことをまとめていただいたと感謝しております(笑)

非常に読みごたえのある、さかもとさんのももクロへの愛情のこもった素晴らしい文章だと思いました。

ももクロの魅力は言葉で表すのは難しいですがモノノフ同士ならうまく表現出来なくても、思いを共有できる。

そんなモノノフが大好きです、推せます(笑)

これからも共にももクロを応援する道を歩いていきましょう。

URL | ドレスデン #-

2012/08/07 10:57 * 編集 *

ドレスデンさんへ

コメントありがとうございます!


> 正直自分ではうまく言葉で表すことが出来ないことをまとめていただいたと感謝しております(笑)
>
> 非常に読みごたえのある、さかもとさんのももクロへの愛情のこもった素晴らしい文章だと思いました。


ありがたきお言葉!
かなりの長文ですがお読みいただきほんと感謝いたします。


> ももクロの魅力は言葉で表すのは難しいですがモノノフ同士ならうまく表現出来なくても、思いを共有できる。
>
> そんなモノノフが大好きです、推せます(笑)
>
> これからも共にももクロを応援する道を歩いていきましょう。


そうなんですよね。モノノフなら通じるんですよね!
これからもZ伝説を見続けましょうね!

URL | さかもと #-

2012/08/07 14:27 * 編集 *

初めに、私はももクロが大好きです。
ですが、批判的な意見を言わせてください。


ところどころももクロをあげて他を落とすような記事だったのでちょっと気になりました。

たとえばももクロに彼氏が発覚したら
他のアイドルグループと同じようにファンはアンチ化すると思います。
所詮アイドルとファンなんてそんなものなんです。モノノフであっても、です。悲しいことに。

ももクロとモノノフの関係性って、言うほど美しいものじゃないと思います。
もちろん純粋な気持ちのみでひたすらに繋がっていると言い切れるファンもたくさんいるとは思いますが。
人気が出るというのは色々な人間がファンになるということで。
昔のようなみんなが誇りを持って自分たちについて語る、ただひたすらに純粋に信頼し合うももクロとファン、という訳にはいかなくなっていると思います。
しおりんの事件なんかまさにその象徴ですよね。。

ここ最近、ちょっとモノノフは自分たちに理想と誇りを持ちすぎているような。
ももクロちゃんたちが人気者になった今、そういった「モノノフは他のアイドルヲタとは違う!」という持論を前面に出しすぎるのはどうなんだろう?と、何かがあった時の反動が大きくなってしまうんじゃないかと心配してます。
というか全体的に、最近のモノノフのドヤ顔っぷりにはモヤモヤしてしまいます。。


言いたいことまとまってなくてすみません。
ただ、選民思想が強すぎるのがなんだかなあと思っているというか。すみません。
記事自体は興味深く拝見させていただきました。

URL | ASUMI #ZM4xI.R6

2012/08/19 02:53 * 編集 *

ASUMIさんへ

コメントありがとうございます!


> たとえばももクロに彼氏が発覚したら
> 他のアイドルグループと同じようにファンはアンチ化すると思います。


僕の個人的な印象ですが、ももクロに彼氏がいても別に構わない、というファンが周りにいます。
素敵な人生が送れるのであればそれでいいと。
当然彼氏がいることが嫌なファンもいるでしょうが、AKB指原騒動を見ていると
ももクロの場合そこまで割合は多くないんじゃないかな、と感じます。


> というか全体的に、最近のモノノフのドヤ顔っぷりにはモヤモヤしてしまいます。。


当然僕は「モノノフ完全にオッケー」などとは思ってなくて、さまざまな考えのモノノフがいるのは理解しています。
いろいろな考えの人がいるように。

ASUMIさんがおっしゃりたいのはモノノフを過大評価し過ぎだ、ということだと受け取りましたが
人に良いもんと悪もんがいるように、ももクロファンにも良いもんと悪もんがいるのは当然のことです。
僕がファンになった当初感じた「モノノフ良い人ばっかり」というのも
ファンの人数が増えることで割合が薄まっていくのも理解しています。

AKBファンにもハロプロファンにもぱすぽ☆ファンにも当然良い人はいるでしょう。
ただ僕はももクロのファンなので、モノノフについて語っている、という程度のことです。


逆に、他のアイドルファンは自身が所属するファンのことを最高だなぁと讃えないものなのでしょうか。
そのあたりの事情に詳しくありませんが、モノノフとして誇りを持った行動を心がけるように、他のアイドルファンも自身に誇りを持っていると思います。

「モノノフお断り」と言っているアイドルファンもいるそうですしね。
ASUMIさんの思うようにそのアイドルファンの中にも「そこまで素晴らしくないだろ」って思う人もいるでしょう。


まとめます。
・そもそもアイドルファンは誇りからドヤ顔になりがちなのではないでしょうか
・ドヤ顔になるのを減らすのを目指すとしたら「モノノフそこまで素晴らしくない」と指摘するよりも、気持ちいい快いファンになるような環境を目指した方が良いと思います

URL | さかもと #-

2012/08/19 03:37 * 編集 *

熱い…熱すぎます!

偶然見つけてももクロ関連の日記一通り読ませていただきました。あまりの熱さに我慢できず長文を書くことをお詫びします。


突然ですが
私はアイドルが嫌いです。20歳くらい時にモー娘。にチョロっと…それ以降は年々嫌いになってます。


・可愛い子を見たいなら女優、モデルにゴロゴロいる

・セクシーな何かを求めたいならAV女優やグラビアアイドルがいる、最近は可愛い子多いし、

・上手くない歌を聞く必要あるのか?


まだ色々ありますが、取り敢えず存在意義が解らない。



そんな私がももクロを知ったのは去年の夏ゴッドタンに出演していて知りました。(長野県は放送が3ヶ月遅れ)

その時の私の印象は『いい意味でバカで笑えるが、可愛い子はいない…強いて言うなら黄色?』くらいでした。

変化が訪れたのはスカパーの24時間放送を何となく録画してちょこちょこ見てる内にももクロの魅力にグイグイ引き込まれて、一気にDVDを買い漁ってファンクラブにまで入る始末です。


ひねにひねくれた大人と化した私に彼女らの歌やキャラが、取り組む姿勢が……大して可愛いくないとか、歌が下手とかそんなもの突き抜けてバンバン刺さるんです。そして涙します。


YouTubeでパーケンさん、山ちゃん、吉田さんの発言を聞いて笑い、涙する。


その中でもあーりんのカッコよさ、可愛いさに完全にやられて…あかりんが辞めるときの泣き顔、むやみやたらに泣かないところ、ライブ時の決め所のキレがカッコいい!…と思えば倒立が出来なくて大泣きしてみたり、ダンス以外は鈍臭かったり

ギャップに微笑ましい気持ちになってニコニコニヤニヤする自分がいます。


この嵌まりようは何なんだ…?!という自分でも上手く説明出来ない『ナニカ』も一連の日記を読ませていただいて見えてきたような気がします。


アイドルなんて消え去れ!と思って周囲にもボロカスに言っていたので今さら『ももクロ♪』とか言えず、ももクロも浸透していない為、語る仲間もいなくて『ももクロ最高』て感情を持て余し気味ですが西武ドームで隣の方と熱く語れたのがせめてもの救いです。



まだまだ語り足りませんが、長くなるのでここまでにします。これからも熱い日記を楽しみしています。


因みに私は『彼氏がいても良いですよ』派

URL | J・フェニックス #-

2012/08/23 14:55 * 編集 *

J・フェニックスさんへ

コメントありがとうございます!


> 私はアイドルが嫌いです。20歳くらい時にモー娘。にチョロっと…それ以降は年々嫌いになってます。

僕はかわいい女の子が好きなので見るとは無しに見てる感じでした。
人並みの知識ぐらいですかね。
ももクロほど追うのは初めての体験です。


> ひねにひねくれた大人と化した私に彼女らの歌やキャラが、取り組む姿勢が……大して可愛いくないとか、歌が下手とかそんなもの突き抜けてバンバン刺さるんです。そして涙します。


僕もかなりひねくれてますが、ももクロの歌詞はすんなり聞けます。
でも最近のミュージシャンの当たり障りの無い歌詞を聞くと反吐が出ます(笑)。


> ギャップに微笑ましい気持ちになってニコニコニヤニヤする自分がいます。

ということはあーりん推しですか?
5人の記事の中で一番あーりんの記事が人気無いです(笑)。


> アイドルなんて消え去れ!と思って周囲にもボロカスに言っていたので今さら『ももクロ♪』とか言えず、ももクロも浸透していない為、語る仲間もいなくて『ももクロ最高』て感情を持て余し気味ですが西武ドームで隣の方と熱く語れたのがせめてもの救いです。


ももクロって語る楽しさがありますよね。
オフ会も熱いものが多いみたいですし。
ぜひオフ会に参加してみてください!


> 因みに私は『彼氏がいても良いですよ』派


同志!(笑)。
僕はれにちゃんの子供がももクロのステージにちびクロちゃんとして登場するのが夢です。

URL | さかもと #-

2012/08/23 22:07 * 編集 *

ガッチガチのあーりん推しです!私の中でももクロの7割はあーりんですね。あの感動記事が人気最下位とは…ギャフン

取り敢えずあーりんファンはシャイって解釈でいいですか?

URL | J・フェニックス #-

2012/08/23 23:39 * 編集 *

J・フェニックスさんへ

コメントありがとうございます!


> ガッチガチのあーりん推しです!私の中でももクロの7割はあーりんですね。あの感動記事が人気最下位とは…ギャフン


あーりん推しの方にそう言っていただけるだけで嬉しいです!
あーりんを幸せにすることを考えた力作なんですけどねー(笑)。


> 取り敢えずあーりんファンはシャイって解釈でいいですか?

あーりん推しは、男性だと変態、女性だと自分大好き、という統計が出てます(笑)。

URL | さかもと #-

2012/08/24 08:09 * 編集 *

感動しました!

まだモノノフになって日は浅い方なのですかこの文章を見て自分が好きになり応援してる、ももクロの素晴らしさ、有り難さが改めて分かり更に応援していきたくなりました!
本当にありがとうございます!

URL | やまさん #-

2012/10/29 01:27 * 編集 *

やまさんへ

コメントありがとうございます!
返信遅れてすみません!


> まだモノノフになって日は浅い方なのですかこの文章を見て自分が好きになり応援してる、ももクロの素晴らしさ、有り難さが改めて分かり更に応援していきたくなりました!


そう言っていただけると大変励みになります。
ファン歴など関係ありません!
互いを想う気持ちが相乗効果で膨れ上がる。
これからも共に応援し続けましょう!

URL | さかもと #-

2012/11/01 20:00 * 編集 *

改めましてはじめまして!
twitterで軽くお話させて頂いた「からふね」と申します。

この記事を改めて読みまして…何かこう、言葉がないですね。
私が書こうとしていたことの大半を先に書かれてしまったように思えて…

「メンバーに彼氏がいても構わない」派のモノノフが多いというのは興味深いですね。
そして納得してしまいます。私もそうですw
理由は多分、文中に紹介されていた綾小路翔さんの名言に尽きるんでしょうね。
不思議なものです。

私も現在ももクロ暴風雨の中に晒されている日々ですので、拙ブログで何回か掘り下げて書くつもりです。さかもとさんほどの代物が書けるかどうかは疑問ですが…
これからも足繁く読ませて頂きます!

因みに私は断固杏果推しです。ぱちゅぱ!

URL | からふね #-

2012/11/18 14:54 * 編集 *

からふねさんへ

コメントありがとうございます!

> この記事を改めて読みまして…何かこう、言葉がないですね。
> 私が書こうとしていたことの大半を先に書かれてしまったように思えて…


これは西武ドーム前に思い立って書きました。
ひとつはAKB48のことを書いた論文を目にしたことが理由です。
でも実際には何か「書かなければならぬ」という想いがあり、結果的にこの時に書いて良かったな、という気がしています。
長文なのにお読みいただきありがとうございました。


> 「メンバーに彼氏がいても構わない」派のモノノフが多いというのは興味深いですね。
> そして納得してしまいます。私もそうですw
> 理由は多分、文中に紹介されていた綾小路翔さんの名言に尽きるんでしょうね。


そうですね。
まぁいい大人になってるということもあるんでしょうけど、別にれにちゃんとどうこうしたいとも思わず。
それよりなら吉木りささんとどうこうしたいです。
今はれにちゃんが女の子を産んで、その子と一緒にステージに上がるのをペンライト持って見守るのが夢です。


> 私も現在ももクロ暴風雨の中に晒されている日々ですので、拙ブログで何回か掘り下げて書くつもりです。さかもとさんほどの代物が書けるかどうかは疑問ですが…
> これからも足繁く読ませて頂きます!


ありがとうございます。
僕自身文章をあまり信じておらず、それよりも「書きたくて書きたくてしょうがない!」という想いの方が大事だと思っています。
「解説なんか糞くらえ。見ればわかる。」
そのまんまだと思います。
だとしても書かずにいられないのがももクロです。
お互い書き続けましょう!

URL | さかもと #-

2012/11/18 22:40 * 編集 *

紅白で初めて知ったものです。

博愛的でも他人の幸せを望むものでもなく、芸能人やアイドルに
興味のない43のおっさんです。

ここ1ヶ月でYoutubeとかを調べるうちに、
いよいよ取りつかれてしまったようで、
何見ても泣くなんてありえない自分が、
代表的な曲と映像見るとどれも、何度見ても泣けてくるとは、
これは一体何なのか、を知ろうとして、
「ももクロ 魂 抜かれる」
で検索し、ここを知りました。

>「メンバーに彼氏がいても構わない」派

全くそう思います。水着も無い方がいいですね。
そもそも自分一人のものにしたいとか思わない(思えない、思ってはいけない、思おうとしない)、自然にこういう感情になっているようです。

また、
(1)彼氏がいないという不自然な状態ででこちゃんの笑顔が曇るとしたら
(2)彼氏がいてますます笑顔が輝きつづけたとしたら
を考えたら。でこちゃんが幸せであり、笑顔でいますように。という、
博愛的でも他人の幸せを望むものでもなく、芸能人やアイドルに
興味のない43のおっさんが、考える前の段階の感情のレベルで、
笑顔でいられることを望むという。

URL | 輝けでこちゃん #-

2013/02/02 21:31 * 編集 *

あい変わらず熱過ぎますね。 とにかく子供に観せてやりたいんですよね。 関西でも是非子供祭りを。

大阪城が楽しみ。 PJのサンシャインの時の甲冑の衣装を身にまとってはくれないか。早見の表情が本当に勇ましく格好良かったな。

しゃちほこちゃんの言うところの アイドル5年 とすれば・・・。

年齢上、立場上、叫べませんが心のなかで叫びます(笑)

ただ ありがとう とだけは叫ばせてもらいますよ!。







URL | nkks #-

2013/02/02 23:56 * 編集 *

輝けでこちゃんさんへ

コメントありがとうございます!

> 「ももクロ 魂 抜かれる」
> で検索し、ここを知りました。


ありがとうございます。
そのワードでたどり着けるんですね、なるほど。


> 全くそう思います。水着も無い方がいいですね。


ほぼ全員のファンが水着無しで良いと思ってるでしょうね。
服のままで水遊びしてる姿を見てるだけで笑ってしまいますからね。水着は別にいらないです。


> (1)彼氏がいないという不自然な状態ででこちゃんの笑顔が曇るとしたら
> (2)彼氏がいてますます笑顔が輝きつづけたとしたら


おっしゃる通り。
良いことならどんどんやって欲しいです。
ただ僕の場合はダメな恋愛もして欲しいと思っていて、人間的成長が第一だと思ってます。

URL | さかもと #-

2013/02/03 10:43 * 編集 *

nkksさんへ

コメントありがとうございます!


> あい変わらず熱過ぎますね。 とにかく子供に観せてやりたいんですよね。 関西でも是非子供祭りを。


ももクノは日程が決められてませんがこどもの日は決まっちゃってますからね。
でもこどもの日ツアーとかは良いかも知れませんね。
大型連休で日本縦断!


> ただ ありがとう とだけは叫ばせてもらいますよ!。


僕もありがとうと叫びまくりますよ!
西武ドームと横浜アリーナと日産スタジアム!
全部行くしかありません!

URL | さかもと #-

2013/02/03 10:48 * 編集 *

梶原放送局で誰?ってなってここに辿り着きました。
この記事を書かれた前後ぐらいから急激に嵌ったくちです。

素晴らしい記事でした。他の記事のリンクも読みつつゆっくり味わいました。

冷めた奥さんの目線をしりぞけ、上の子、6歳の娘がかなりももクロを推してくれてます。親子で楽しめるこんなに楽しいコンテンツをもっと多くの方に知ってもらいたいですね。

奥さんも大分態度は軟化してますがやはりいきなり旦那がアイドルオタクになったので受け入れがたいみたいです。
いつか良さに気付いてもらえるようにももクロに負けないよう明るく笑顔で頑張ります!

他のブログもおいおい読ませてもらってます。海外に住んでるので同人誌など買う機会がなかなかないですがいつか手に取りたいと思っています。

さらなる考察、愉しみにしてます。

URL | MasterBOB #-

2013/04/09 15:43 * 編集 *

MasterBOBさんへ

コメントありがとうございます!


> 梶原放送局で誰?ってなってここに辿り着きました。

お目汚し失礼いたしました(笑)。


> 素晴らしい記事でした。他の記事のリンクも読みつつゆっくり味わいました。

ありがとうございます!
この記事を再編集し大幅に追記したものが同人誌の僕のパートとなります!


> 冷めた奥さんの目線をしりぞけ、上の子、6歳の娘がかなりももクロを推してくれてます。親子で楽しめるこんなに楽しいコンテンツをもっと多くの方に知ってもらいたいですね。


女の子の小さいお子さんにも人気あるのはいいですね!
他の女性アイドルはなかなかお子さんファンがつきにくいのではないでしょうか。


> 他のブログもおいおい読ませてもらってます。海外に住んでるので同人誌など買う機会がなかなかないですがいつか手に取りたいと思っています。
>
> さらなる考察、愉しみにしてます。

ありがとうございます!
もし「これは!」という記事があればぜひ奥様に読み聞かせてください!(笑)。
海外在住ということでなかなか情報が得られない部分もあるかと思いますが、遠方から応援お願いします!

URL | さかもと #-

2013/04/10 21:38 * 編集 *

△top

コメントの投稿

Secret

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://jitsuzonfuyu.blog111.fc2.com/tb.php/1190-18f79181
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top