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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

ジョジョリオン4巻を読んで 

ようやくジョジョリオンの4巻が発売された。

ジョジョの奇妙な冒険の第8部という位置で、3.11の震災以降のM県S市が舞台。
M県S市とはジョジョ4部の舞台だったところ。
物語的には4部と8部は直接的な関連は無く、よく言われるのはパラレルワールドのような位置づけです。

これは7部のスティール・ボール・ランと同じような扱い方で、7部も8部も過去に登場したキャラの名前などが登場しています。


以下4巻のネタバレなのでまだ買って無い人は早く本屋に走れ!




さて、ジョジョリオンの主人公「定助」は自身が何者かわかりません。
肩に星型のあざがあることから、我々読者にはジョースター家の血統であると意識させていますが、吉良吉影に似ているというセリフや、吉良吉影と同じDNAであることも3巻まででわかっております。

他には金玉が4つ付いているなどの身体的特徴があります。


第4巻では定助が吉良吉影の遺体と肉体的にミックスされたのではないか、という展開を見せました。
ある土地にふたつの物体を埋めて掘り出すとミックスされるのです。
それをレモンとみかんを使って表現していました。
レモンとみかんを切ると中の実が交互に入れ替わっていたのです。


でもそう考えると、定助の片割れはどこいったのだ、ということ。
レモンとみかんは掘り出しても2つしっかり存在していました。

じゃあ吉良吉影の遺体はどこへ?


我々は吉良吉影の執念深さを知っている。
彼が平穏な日々を望むことも知っているし、そのためなら自分自身を社会的に抹殺することも知っている。

そう。
おそらく吉良吉影は生きており、定助の半分を持ちながらどこかで生きながらえているのだろう。
大胆予想には及ばず、僕ごときが想像できたぐらいだからこんな展開にはしないであろうが、思わずこんなことを考えずにいられない作品です。

かなり4部テイストな物語で、どこかの地を目指そうとしていたストーリーと違い、日常に潜む恐怖という感じがあってかなり好きです。
4部ってボスキャラを倒すために常に突き進む話ではなく、変な奴に出会ったり、仲が悪い身内同士でギャンブル始めたりしました。


4巻の敵ボーン・ディス・ウェイは4部で岸辺露伴が戦ったチープ・トリックに似ています。
スタンドの顔や目もそうですし、道で攻撃されるのもそうです。
自動的に攻撃されてしまうのもそうですね。

定助を助けるのが広瀬康穂というのも似てますね。


4部の二次創作(荒木版)と暴言を吐いたとしてもきっちり読んで楽しめる作品となってます。


僕はジョジョは4部と5部が好きなのですが、5部の主人公も特殊な出生をしています。
それは1部と3部に登場する宿敵DIOの息子という設定です。


ジャンプはよくライバルだった奴が味方になる、という展開を見せますが、ジョジョの場合はライバルは死んだけど、その息子が主人公になる、というもの。
ジョジョリオンでは定助が遺伝子は吉良吉影であることが証明されています。
金玉は定助が4つあるということは、遺伝子も金玉も定助に乗っ取られたことになります。
では定助が持って行かれたものは何か。
今わかってるのは「記憶」です。
彼は一般常識や行動の記憶までも失っています。


ジョルノの場合は肉体的には1部の主人公ジョナサンの遺伝子を継ぐ息子となり、幼少期もDIOと話しているエピソードなど無いのでDIOの精神は受け継がれなかったのだと思われます。
(ただ、ストーンオーシャンの時にDIOの息子たちが集結するエピソードがあり、実はこの時ジョルノもアメリカに居たのでは?という話もあるそうです)


定助は吉良吉影と融合しており、そこがどこか我々に不信感を与えます。
少なくとも過去に登場したジョセフや仗助のように読者に愛されるキャラにはならないようです。


・なぜ荒木先生はこのような主人公を設定したのか
・そのことと3.11とどのように関連していくのか
・定助と混ざり合った吉良吉影はどこに行ったのか

などなど疑問は尽きません。


そして4巻の最後は小林玉美の錠前のスタンドみたいなカツアゲをするチームが登場。
ボムギ!という音はしませんでしたが子どものおもちゃを壊したと言いがかりをつけられ3000円支払ってしまったというところで終わりました。

どうやら錠前のスタンドのように、精神力が強ければ勝てる、という感じじゃなさそうですが。

定助がどうやって切り抜けるのか楽しみ!
そして常秀のスタンド能力により助かるという気がしていてかなり気になります!
早く読みたいです。

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テーマ: ジョジョの奇妙な冒険 - ジャンル: アニメ・コミック

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