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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

神保宮台マル激トークオンデマンドのトークイベントに行ってきました 

ロフトプラスワンのマル激トークオンデマンドのイベントに行ってきました。

4年ぐらい前かな、クリスマスの時期に行ったことがあって今回で2回目の参戦。
毎年行われているようですね。

今年はアベノミクスについての本が出版されたということでテーマは経済についてでした。


ここ最近の宮台さんの発言は一貫していて、「ひとかどの人物になれ」とか「利他的な行動をしろ」とか「自発性(損得勘定)からの行動ではなく内発性(損をしてでも自分の正しいと思うもの)からの行動をしろ」というような感じです。


今回のトークイベントもそのような話がメイン。

印象的だったのが「経済が回らない程度で社会が回らなくなる、政治が回らない程度で社会が回らなくなる。このような現状自体が糞である」というのは前から言ってたんですが、そこから更に「経済が良くなると良い社会になるとか、良い政治になれば良い社会になるとか、こんな思考自体が糞だ」という発言があったのがおもしろかったです。

まぁわかりやすく言うと、人任せにしてる時点で幸福になれない、ということです。


誰かを幸せにできる人物だけが幸せになれる。


周りの目を気にして行動を合わせる「道徳」ではなく、誰がなんと言おうと自分の信じる行動をする「倫理」。
他人に促される「自発性」ではなく、自分の内側から湧き上がってくる「内発性」。

多数決で決まったことが正しいと思い込むのではなく、参加して自分たちの手で直して行くという民主主義を。


日本は弱者に援助するなという人が多数を占める。
先進国の中でも断トツで国民幸福度が低い。そして自殺率が高い。
巨大スーパーなどが乱立し地域性が失われ入れ替え可能になっていき地方が潰れていく。
金の切れ目が縁の切れ目。

すべてがつながっている問題です。


宮台さんが「貧すれば鈍する」と言ってました。

貧乏になればあーだこーだ言っていられず選択肢があっても最悪に見えるようなものしか選び取ることができない。
これは民度の問題ではない、と言ってました。


スローフード運動はロハス的な生活スタイルのことなんかではなく、顔の見える範囲(共同性)で食べ物を買う事も考えよう、というもの。
宮台さんは「関係性の履歴」という言葉を使いますが、コンビニなど関係性が蓄積していかないものに依存していると平時では回っていた社会が有事だと回らなくなる。
顔見知りになりいろいろな人間関係を蓄積していくと、有事の際に手助けしてもらえる(かもしれない)。

そして「有事の際に手助けしてもらおう」という損得勘定で動いている内はダメなわけです。


なので自分が正しいと思ったことを損してるとしても行動し続けなければならない。
良い悪いの問題ではないのです。



いろんな事を考えさせられ、宮台氏の著書を読んでいる者としては思考をまとめてもらったような感じで参加して良かったです。



あと、ロフトプラスワンに僕も数ヶ月前に出たんだなぁ、と思うとなんか変な気分です。
しかも宮台さんが座ってるとこに僕も座ったのか、と思うとね。
来年も何かできればいいのですが。

とにかく僕は良い社会を目指していろいろ発信していきたいと思いました。
たとえ、そもそも「良い社会を目指す」というのが「良い社会になる」こととは全然つながっていないのだとしても。


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テーマ: イベント - ジャンル: アイドル・芸能

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