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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

『アイドル感染拡大 ももいろクローバーZ論』について。あといろいろやるももクロって。 

突如「q」が延々タイピングされる事態になりましてこの世の終わりかと思いましたがなんとか復帰できました。
よかったよかった。
評論同人誌の編集作業が序盤の大詰めという時にかなり焦りました。

序盤の大詰めってつまり大詰めじゃないのでは?


■ ももクロ論壇第三弾について

さて、9月中に刊行を目指している『アイドル感染拡大 ももいろクローバーZ論』について進捗を。
進捗ってしんちょくって読めなくないですか?ちょく、って。
絶対ドヤ顔で言ってるはず。「進捗」。


今回も執筆陣はバラエティに富んでいて、平成ノブシコブシの徳井さんもそうですし、舞台演劇の評論家をなさっている中西さんにもご参加いただきました。
過去2作に寄稿してくださった方々も参加してくださいます。
ありがたいことです。

表紙のデザインや中身のデザインについても協力してくださる方がいて、ほんと助かります。
僕ひとりでは何もできませんからね。

こう言った、いろんな人たちが関わっていき、その中心にももクロがいる、というのが本という物体により浮かび上がってくる。これがひとつの狙いです。

執筆陣にはひとつだけお願いをしました。

「原稿の中にももクロという単語を1回以上出すこと」

いきなり航空機と戦闘機の違いなどを書かれても困るので、ももクロ論壇として最低限のルールを決めました。
もともと第三弾はいろんなアイドルのことを書こうと思ってたんですが、それが一時頓挫しました。
再始動の時に考えが少し変わり、いろんなアイドルについて書くが、結局ももクロについて言及されているかのような本を目指そうと思い至りました。

刊行記念にはももクロカヴァーアイドルをいっぱい呼んでライブしたいなぁ、とかも考えましたけどね。
第三弾5冊ぐらいで手を打って出てくれないかなぁ(誰も出ないよ)。


原稿についての細かいお願いはいろいろあるんですけどね。締切日とか。
締切日をまったく守らない人がいるので、これは第三弾刊行記念トークイベントで話すことにしよう。そうしよう。


第三弾の内容について軽く触れると、いろんなアイドルについても言及されてるので、今のアイドルブームに興味のある方はぜひお読みいただきたいです。
「ももクロが一番」なんてありきたりな内容ではありませんので。
ただももクロ関連の読み物として一番おもしろい本を目指しました。
そして本棚に置きたい、手元に置いておきたい本を目指しました。
デザインもスーパーかっこよくなる予定です!
ですよねデザインチームのみなさん!


ということで9月中に刊行できればな、と思っている第三弾。
トークイベントは刊行に合わせるか、10月11月ぐらいにするかまだ決めてませんが、そんな感じです。
また新宿ロフトプラスワンでできればいいなぁ。


「世界が感情を取り戻す」も「イルミナーレ」も読んでる方はもちろん、読んでいない方にも大変読みやすいものを作ります!
お願いします!

もし「あ、ちょっと欲しいかなぁ」という方は下にある「拍手ボタン」を押していただけると大変励みになります。
ご協力よろしくお願いします。


■ ももクロのアナログ感

サンテ目薬のCMを見ましたけど、やっぱももクロってCGバリバリよりも特撮ものの方が合ってる気がする。
お金も時間もかかって大変なんでしょうけど、今後のCMシリーズに大変期待しています。

ももクロってどこかしら現実感が無いと思ってるんですよ。
ライブにも行ってますが、ももクロってほんとに実在すんの?って感覚もあって不思議です。

CGじゃなく、特撮ものの「そこに物体がある感じ」というのがとても大事だと思うんです。
『サンタさん』のPVが魅力的で『GOUNN』のPVが何度も見れないのは、そこにいる感じがしないからです。
これはエビ中のPVにも言えることで、エビ中のPV作品は基本的に実際にある場所で撮影されています。
学校とか土手とか。
これらについてはももクロ論壇第三弾で触れますのでぜひお読みいただきたいです。

ももクロはファンタジーと言われますが、ふわふわした感じのももクロに実在しないCGとか人間じゃない感じとかを重ねてもももクロ自身の魅力が半減するだけなんだと思います。

そういったもろもろを含めて、今度の日産の桃神祭というのを大変期待しています。
お祭りというのは日常があっての非日常ですからね。
新興宗教のように非日常に没入する行為ではないのです。


■ オーケンが井上陽水から聞いたことと、いろんなことに挑むももクロ

『バナナ塾』のキャンプ回を見てたら日村さんが井上陽水さんの『心もよう』を歌っていて、「昔の歌って時間が短いし、歌詞が耳に入りやすいし、音が少ないし、それでも印象が強くてすごいな」と思っていました。

陽水さん(本名はあきみって読むんだっけ?)は『少年時代』なども有名です。
傘がない』などの曲が好きだったオーケンは路線変更した井上陽水に納得が行かずファンをやめたそうです。
(エッセイにファンをやめたと書いてたか覚えて無いけど、「結局売れ線の曲書いてくのかよとがっかりした」みたいな感じで書いてました)

オーケンがプロになって井上陽水と対談する機会に恵まれた時に、なぜあの時路線変更したんですか?と質問したそうです。
その時陽水さんは「君も僕ぐらいの年になったらわかるよ」と答えたそうです。

オーケンはそれを聞いて、天才はいろんなジャンルの曲を書けるから書いたのであって、特に路線を変えたとかじゃないんだ、と気付いたと言います。

これはももクロのファンになってからよく思い出すエピソードです。
ももクロはひとつの場所にとどまらず、様々なジャンルに挑みます。
その度に「ももクロも変わっちゃったな」と離れることが無かったのは、このオーケンのエピソードがあったからです。
他にもできるジャンルがあっただけで、本質は何も変わっていない。

ファンをやめる理由探しをしている人は、こういった路線変更をきっかけに「前とは違うから」と言い訳しやすいのでしょう。
でも僕は、ももクロを追う時間や熱量が以前より減ったからすぐにファンを辞めなければならない、とは思っていません。
好きならずっとファンを自称すればいいだけだと思ってます。
実際テレビでももクロのCM流れたら「この子たち好きだわー」と思う人たちだって大勢いると思います。
この人たちはライブに来たりグッズを買ったりしませんが、ファンだと思います。
好きならファンでいいじゃん。
ももクロちゃんたちが「こういうことしない人はファンと認めません」なんて一回でも言いましたか?
ももクロちゃん自身が何も線引きをしてないのに、ファンが勝手にファンの線引きするのってなんか変だと思います。

これらについても同人誌である提言をしてますのでぜひお読みください!
結局宣伝するんだ!
編集長だからな!
「編集長」というのも僕が勝手に名乗ってるだけだぞ!!



■ スジナシ劇場版 ライブという一回性の奇跡


先日『スジナシ劇場版』を見てきました。
元々さほど興味はなく、「スジナシ」自体もちょろっと見たことある程度だったのですが、夏菜子ちゃん推しで演劇好きの友人に誘われまして行ってきました。

見て良かった。

見る前まで大惨事を予想していたのですが、台本も何もない状況でよくあれだけの物語を紡げたな、と感心しました。
もちろんそれには鶴瓶さんのお力が多大にあってのことですが、それに呼応する夏菜子ちゃんが素晴らしかった。

そこにはももクロのリーダーでイメージカラーが赤の百田夏菜子ではなく、19歳から20歳になる寸前の少女の姿がありました。
ももクロとしてでない時って、夏菜子ちゃんってこんな表情で、こんなしゃべり方なんだろうなぁ、と思いました。

菅野美穂さんとか二階堂ふみさんのように、変幻自在に人柄を演じ分けるような女優ではないでしょう。
でも百田夏菜子という人物がそのまま画面の中にいる、というだけで全員に魅力が伝わるような女優になればいいなぁ、と感じました。


物語は幼少期に父親と離れ離れになり、その父親を探している19歳の少女と、そこのホテルのフロントマン、という設定になりました。
20歳になる前に父親に会ってみたい少女。
実はフロントマンは少女の父親の弟であり、少女の父親はこのホテルに滞在しているということを告げます。

その告白に驚き、本当に会いたいのかわからなくなってしまう少女はぽろぽろと涙をこぼします。
それまでとんちんかんな受け答えでギャグ回のような空気感だったのが、会いたいのか会いたくないのかどっちなんだと迫る鶴瓶さんと、それを受けて涙を流す夏菜子ちゃんによってガラリと雰囲気が変わりました。

父親に会いたいのか。それとも、「父親を探している」という行為を楽しんでいたのか。
目的を達成するのではなく、目的を持つことが目的化してしまっていた少女は自身に混乱します。

映像化されたらぜひ多くの人に見てもらいたいですね。

そしてこれを見て僕は、普段ももクロのリーダーという演技を必死て演じてきたのかも知れないな、と思いました。
自身が何度も言ってるように、リーダーに向いてないしリーダーという役目が嫌で嫌でしょうがなかったそうですが、それでもみんなからももクロのリーダーとして認められた背景には、我々が想像もできないぐらいの努力と苦悩があったはずです。

鶴瓶さんが言ってたように、演技をするのが好きというのが伝わってきました。もし好きだったら、もしリーダーという重責を少しの時間だけでも下ろすことができるのなら、ぜひこれからも女優業をがんばって欲しいです。
様々な女を演じ分ける必要はありません。
百田夏菜子が演じる女性が物語の中に存在する。
それだけでその物語が輝き出すような、そんな女優になって欲しいです。


                  (百田夏菜子さんの誕生日に)
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