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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

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つまようじ少年がこの社会にしたこととは? 

● つまようじ少年ってどんな悪いことをしたの?


つまようじ少年が逮捕されました。
真っ先に気になったのが「なんの罪なんだ?」ということです。
どうやら現時点では「建造物侵入の罪」らしいです。コンビニに入ったらダメみたいですね。
(その後威力業務妨害になりました)

つまようじ少年はお菓子につまようじを入れたとして騒ぎになりましたが、このお菓子は自分で買って用意したものだそうで。
万引き動画も、自分で買ったものを陳列棚に置き、それを万引きに見えるように偽装したのだそうです。
現時点では少年法を変えたいということと、警察が無能であることを証明したかった、というのが動機らしいです。

だとしたらかなり優秀でしょう。
なぜならここまで警察を動かしたからです。
しかも罪は「建造物侵入」ですよ。
コンビニに入ったから逮捕された、って。
つまりそれでしか逮捕できなかったってことです。

今日だけでコンビニに入った人は何百万人いることでしょう。
みんな犯罪者予備軍ということでしょうか。
うかつにコンビニに行けませんね。


その後威力業務妨害として逮捕されたそうです。
お菓子につまようじを入れるというフェイクによって業務を妨害したと。
でもこれはフェイクであり実際には自分で買ったものに自分でつまようじを入れた動画をアップしたということがみんなに知れ渡ったわけですから、もう業務を妨害していないと思うんですけどね。
もちろん逮捕されるまでは「お菓子に変なもの入ってたら嫌だな」と思う人も一定数いたでしょう。
それを言いだしたら「社会を回すための信頼とは何を根拠にしているのか」という社会学的な話になってきます。

【参照 「中高生から考える社会学」第4回「信頼」
(昔に書いたやつですが2008年って!6年以上前です。6年もずっと同じこと考えているわたくし)

あの動画を見てじゃがりこ食いたくなった奴がいっぱいいると思うんですけど。


● 警察に逆らっちゃダメだよ


「無能な警察」というのを暴こうとした人で去年話題になった人がいます。
遠隔操作事件の片山氏です。
(被告なのか容疑者なのかすでに刑が確定してるのかよくわかっておりませんので「氏」としておきます)

片山氏は何で捕まったんでしょう。
「威力業務妨害」です。
威力で業務を妨害したんだそうです。

片山事件で重要なのは「誤認逮捕が何件もあった」ということです。

報道も警察もその変はあまり触れずにいますが、こここそがすごく大事なことでしょう。
自白強要などがあったから誤認逮捕が生まれました。

僕は死刑賛成派ですが、その大前提には冤罪が無いことが最重要課題としてあります。
「疑わしきは罰せず」
これがあるからこそ死刑囚は絶対に罪人として断罪される。

片山事件のおかげで警察はハイテク事件に弱いことが露呈されてしまいました。
そして今の法律もハイテクについていけていません。
それなのに自民党は国民を生きづらくさせる法案ばかり通そうとします。
なんなんでしょうね。


結論です。
警察を煽っちゃダメ!
何かしたら威力業務妨害とか住居侵入とか転び公務執行妨害とかで逮捕されちゃうぞ!

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この記事に対するコメント

考えさせられる事件です

今回の事件は、色々な見方があります。
さかもとさんの指摘された点も、警察の限界、法(ルール社会)の限界を示されたと解釈します。

一方で、この事件は「個」具体的にいうと「利用者・消費者」のリテラシーやモラルの問題を浮き彫りにしたものだと思います。

これは、一億総表現者社会となった現在の負の面であり、テクノロジーに使う側が追いついていない表れだと思います。

思うに、「自己主張」が強くなり、思いやりや気遣いといった「配慮」への思考が停止してしまっている感じを受けます。

この19歳の少年も、そうだったと思います。

動機となる主張(それが、本音かはわかりませんが)は、同意できる部分はあります。
しかし、手段が幼稚過ぎた。
3流の少年マンガのようです。
想像力が足りなさ過ぎる。

大切なのは、19歳の少年だけの特殊事例と思わず、私たち全員が彼のような面を持ち合わせていることに自覚を持ち、学び、反省することです。

残念なのは、メディアはその点を指摘しないことです。
報道の自由、ペンの正義を謳うなら、消費者とも「個」とも闘えと思います。


最後に
>僕は死刑賛成派ですが、その大前提には冤罪が無いことが最重要課題としてあります。
「疑わしきは罰せず」
これがあるからこそ死刑囚は絶対に罪人として断罪される。

この点は、僕も全く同意です。
そして、裁く側(私たち)も、罰すること(罪人を死なせること)の意味と覚悟を持つべきです。

責任は、私たちにあり、その覚悟がある者のみが、死刑賛成を言える資格があると思います。

URL | yoturn #-

2015/01/22 10:33 * 編集 *

yoturn さんへ

コメントありがとうございます!


> 思うに、「自己主張」が強くなり、思いやりや気遣いといった「配慮」への思考が停止してしまっている感じを受けます。


動画の再生回数やツイッターのファボ数、リツイート数を稼ぐゲームみたいな社会ですよね。
その数字が多い方が強い、と。
安倍総理もフェイスブックのいいねが多いことを喜んでるそうなので、国のトップからしてそうなのか、という感じですが。

再生回数やフォロー数のためならどんな不謹慎なことも辞さない、という態度はすごいものがあります。
それを社会貢献のために使えたらどんなに良いことか。


> 大切なのは、19歳の少年だけの特殊事例と思わず、私たち全員が彼のような面を持ち合わせていることに自覚を持ち、学び、反省することです。
>
> 残念なのは、メディアはその点を指摘しないことです。
> 報道の自由、ペンの正義を謳うなら、消費者とも「個」とも闘えと思います。


メディアがツイッター民的になってる気がします。
一緒になって批判する。
もちろん日本のメディアというかニュース番組などはスポンサーがついてるのでジャーナリズムも何も無い状況なのでしょう。
意思よりも視聴率の方が大事なのでしょう。
フォロー数を気にする我々市民と同じです。
それじゃあダメですよね。
政府や国民に反発されても真実を報道するのがジャーナリズムでしょうに。


> この点は、僕も全く同意です。
> そして、裁く側(私たち)も、罰すること(罪人を死なせること)の意味と覚悟を持つべきです。
>
> 責任は、私たちにあり、その覚悟がある者のみが、死刑賛成を言える資格があると思います。


まったくその通りですね。
放置してきた僕たちがこのような事件を引き起こしたのでしょう。

URL | さかもと #-

2015/01/24 05:20 * 編集 *

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