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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

「他人を見下す若者たち」の作者を見下す [2009年06月19日(金)] 

「他人を見下す若者たち」という本を読んでいます。

これが久々の大ハズレ本でして、100円で買ったんですけど、値段よりも読んでる時間がもったいないと思えるほどの内容。
僕はかなりこの作者を見下してます。

この作者は長々と「最近の若者は選民意識が強い」ということを書き連ねてます。
延々と。
バカなんじゃないだろうか。

若者に限らず誰しも選民意識を持ってるだろう。
クレーマーやモンスターペアレンツなどを見ても明らかだ。


「最近の若者は無気力で無感動だ」とも言ってて、これの調査の雑さったらない。
小学生50人ぐらいに、一日の内に生じた感情を書き出して欲しいと頼んだと。
喜怒哀について。

面倒だってのもあるし、感情は意識した時点で感情ではなくなる。
それに頻繁に怒ったり悲しんだりするような状況は訪れるとは思えない。
さらに、「書き出して欲しい」と言われた事で、ささいなことすら「怒」にしたり「哀」に選別する、という危惧もある。

つまり、こいつは調査法の仕方すらロクに知らない、って事です。

この先生は、こんな少数の人数の、しかもデータとして信用度がかなり低い数字を持ち出して、「やはり最近の子供は怒りやすくなっているようだ」と結論を出す。


小学校の先生に対してもアンケート調査をしていて、この質問もまったく調査として成立していないです。
「最近生徒は怒りやすくなったと感じるか」といった内容の質問ばかりを10個ぐらい並べてます。

バカか。本当の。
回答者は質問者の意図を汲み、そのような回答をしがちだ。
回答者が前の質問の影響を受け続けていく、というアンケートをやる上で当たり前の事すら知らないのだろうか。

アンケート調査をするには、本当に質問したいテーマを、多くのダミーに紛れ込ませて質問しなければならない。
そうじゃなければ質問者に誘導されてしまうからだ。


例えば、「SMAPの中で誰が一番好き?」という会話がなされている時に、他の芸能人でもっと好きな人がいるのに、SMAPのメンバーに限定されてしまっている、という見えない拘束があります。
それと一緒で、似た傾向の質問ばかりしてると、その範囲内でしか回答できません。


もう読み始めて数ページで、「おや? こいつぁハズレひいたか?」と思ったんですけど、案の定でしたよ。

はっきり言おう。
「お前ごときは若者に見下されて当然だろうがよぉ」

作者は速水なんとかって言うんだけど、名前調べる気すら起こりません。
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テーマ: 哲学/倫理学 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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