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実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

アニメ版「時をかける少女」で深度がわかる 

アニメ版「時をかける少女」を観ました。
3回目かな。
テレビでも夏に放送するようになったので、ぜひとも夏の風物詩として「サマーウォーズ」と2本立てで浸透して欲しいです。

3回見たけど感動が薄れることはありません。
アニメーションの力って素晴らしいですね。
ジブリはDVD買う気にならないのに、細田守監督の上記2作はDVD欲しくなる。
キャラクターデザインの貞本義行の力か?
「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版」DVDも買うし。
(言わずもがなエヴァンゲリオンのキャラクターデザインの人ですね)


映画を5本しか見たことない人と、映画を1000本見た人の感想は当然違うでしょう。
人生経験豊富で映画を5本だけしか見てない人と、人生経験が浅くて映画を5本しか知らない人でも、感想は全然違うでしょう。
本や漫画をたくさん読んでて映画を5本しか知らない人と、本も漫画も知らず映画も5本しか知らない人でも、感想はまったく違うでしょうね。

何が言いたいか。
いろいろ知ってる人の方が、作品の深さも浅さも受け取れる、ということです。

子供は日本語の機微を理解できるだろうか。
できないでしょう。
大人になるにつれ、日本語の機微を理解していく。
同じように、物事を深く知れば知るほど作品の受け取り方が変わる。

これらとは別に、人気があるものを否定したがる心性というのがあります。
みんなが盛り上がってると「そうでもなくね?」と話の腰を折る奴がいる。
まぁ手っ取り早く目立つには最適ですけど、力量が伴ってないと自分の評価を下げることになります。


正当な評価というのは難しい。
というか正当な評価というのはありえない。
評価する者の経験値が反映されちゃうからです。


僕の場合「奇跡」を感じると評価が跳ね上がります。
ありえないことが起こると魂が打ち震える。
あとは宮台真司がよく言うように「世界は確かにそうなっている」という感覚ですね。

アニメ版「時をかける少女」は何かを得れば何かを失うというのがわかりやすく描かれています。
そして現在このように生きていることの奇跡もわかりやすく描いている。
少女は現在性の奇跡に撃ち抜かれ、大きなものを失い成長する。
原作は見たことないんだけど、原作へのアンチテーゼも語られていると思う。
原作の主人公がアニメ版の主人公真琴のおばさんとして登場していて、真琴に決断をうながす重要な役となっています。


ただの恋愛青春もの。ただのSFもの。
このようにしか読み取れない人がいる。
その人と僕との距離はどれぐらい離れてるんだろう。
わかりやすく「漫画500冊分」とか「本100冊分」とか「景色100場面分」とか、数値で表せないもんですかね。
「2輪廻分」とかね。
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テーマ: 哲学/倫理学 - ジャンル: 学問・文化・芸術

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