09« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

ももクロ☆オールスターズと音楽史 

音楽史を総括する名盤『ももクロ☆オールスターズ2012』


ももクロ春の一大事。
2012年4月に行われた横浜アリーナ2DAYSの時に期間限定で発売されたCD『ももクロ☆オールスターズ2012』は、1stアルバム『バトルアンドロマンス』に次ぐ2ndアルバムとしても評価できるほどの素晴らしい出来上がりです。


僕の少ない音楽知識をフル活用して、このCDがなぜ素晴らしいのか考えていきたいと思います。


『ももクロ☆オールスターズ2012』がなぜ素晴らしいのか。

それは日本の音楽史を総括しているからです。


■ 『渚のラララ』はグループサウンズ


百田夏菜子withザ・ワイルドワンズの『渚のラララ』を最初に聴いた印象は「GO!GO!7188っぽいな」というものでした。


GO!GO!7188はグループサウンズ調の曲を作っています。
60年代、70年代の曲調で、古臭さというよりもむしろ懐かしさを感じさせる。
その時代に青春時代を過ごした人たちは当然ながら、その年代ではない人たちにも響く音楽であるGS。


『渚のラララ』はイントロからしてかっこいい。

百田夏菜子の前回のソロ曲『太陽とえくぼ』はアイドルチックな曲だったが、夏をイメージした今作は攻撃的な曲となっている。


後半「ラララ」だけになるが、これは彼女の魅力を表現していると言える。
すなわち、彼女を表現するのに語彙はいらない。
言葉で語る端から魅力は捉えきれなくなる。


言葉ではなくリズム。
説明ではなくダンス。


『渚のラララ』は、グループサウンズの曲調を借りつつも、百田夏菜子の魅力を表した曲と言えます。


60年代後半から70年代前半のグループサウンズブームのあとはニューミュージックブームが訪れます。



■ 『涙目のアリス』はニューミュージック


大まかに「都会的でポップな曲調」と定義されるニューミュージック。

『涙目のアリス』は80年代のカセットレコーダーから聞こえてきそうな曲調です。

30代、40代の人は懐かしさを覚えるでしょう。


80年代と言えばマニュアルの時代。

男はデートのためにカタログ化されたアイテムを身に付け、デートマニュアルに従い行動した。

この時代は歌詞の重厚さよりもその場のノリが重視される。

メッセージ性が強い曲は疎まれ、聞き流せる程度の曲が好まれた。

言わば「ドライブで会話の邪魔にならないBGM」です。


『涙目のアリス』の歌詞は軽い文字が並ぶ。

「ガラスの雨が降る」
「逢いたいくせして逢わないあなたに」
「誰にもわからない痛みを抱きしめる街」


など、「スカの時代 80年代」を言い表しているかのような軽い歌詞。

これが特徴的ではない涼やかな歌い方の玉井詩織と抜群にマッチしている。



玉井詩織の前回のソロ曲『愛ですか?』はアイドルチックに純情さを歌い上げたが、今作は愛のむなしさを知った女性の曲のように聞こえる。
心身共に急成長しているしおりんにぴったりの曲と言えます。



■ 『あーりんは反抗期!』はTK


90年代後半。
それは小室サウンドであふれかえる時代。


耳に残りカラオケで盛り上がる曲。
ついつい口ずさみたくなる曲。

その特徴をフルに発揮された名曲『あーりんは反抗期!』
TKサウンドなんだけど、あーりんがすべてを凌駕していることがわかるすごい楽曲となっています。

シンセサイザーが単調なメロディラインを繰り返し、男声ラップが挿入される。


あーりんと小室サウンドがここまでマッチするのは発明というか、前山田氏の手腕がいかんなく発揮されたということでしょう。
グループサウンズやニューミュージック、ファンクや演歌ではなく、まさに小室サウンド。
前回のソロ曲『だってあーりんなんだもん☆』はアイドルとセクシーという二つの魅力を表現した曲でした。
ベースはアイドル色全開という感じ。


『あーりんは反抗期!』をoff vocalで聴くと、90年代後半が完璧に再現されていてすごいの一言です。
ここにあーりんの歌声が重なることでとんでもないものに仕上がりました。

歌詞の内容も全然反抗期じゃないし、意味が無い部分も90年代後半を表現していて素晴らしいです。

必聴の1曲。


■ 『教育』は在日ファンク


ももクロ試練の七番勝負エピソード2「VSファンク」で勝利をおさめ、その時に杏果ちゃんと在日ファンクのハマケンが意気投合。
そこでハマケンによる杏果ちゃんソロ曲作成が決定しました。


在日ファンクと言えば『爆弾こわい』『モヤモヤさまぁ~ず2』のエンディングで聴いたことがある程度。
あとは東京03のコントライブにハマケンがゲスト出演していたり、『家族八景』にハマケンが出てたりと、最近やたら見るな、という印象。



ファンクと言えばジェームス・ブラウンでしょう。
黒人労働者の咆哮を歌い上げるファンキーミュージック。


有安杏果『教育』は、勉強熱心な杏果ちゃんの魂の叫びを表現しています。


杏果ちゃんの歌詞としては珍しく「ちがうちがうちがうちがう」「上から目線は嫌だけど」「閉じ込められるのはイヤなの」など否定的な文言が目立ちます。

これがファンクの反骨精神なのか。

逆に言うと、普段のももクロの歌声と詩に彼女の素直さがあふれていたのだと気付かされました。



「Get on up → ゲロッパ → カエル」という流れで、杏果ちゃんのかえるかわいい感じが歌声に乗ってて聞いてて楽しいです。

必聴すべきは杏果ちゃんのシャウトです。
小学生の女の子みたいな感じでかわいいです。
まぁ黒人歌手と比べたらそりゃあ幼く感じるでしょうけどね。



■ 『津軽半島龍飛崎』は演歌


れにちゃんは前回のソロ曲同様今回も演歌でした。
『津軽海峡冬景色』を意識しているような曲調。
れにちゃんの透き通るような声が演歌の調べに乗ります。


ソロ5曲を締めくくるのは演歌。

60年代、70年代のグループサウンズ。
80年代のニューミュージック。
90年代の小室サウンド。
10年代の在日ファンク。

そして全年代を貫く演歌。


日本の音楽史を総括するソロ5曲。
日本の心としてNHK紅白歌合戦でも毎年のように歌われる演歌。
ソロの締めとして演歌を持ってきたのは、ももクロの曲が演歌のように末永く続くことを願っているのかもしれません。



■ デコまゆとももたまいの永遠


ラスト2曲はメンバー内ユニットになっています。

百田夏菜子玉井詩織のユニット、ももたまい『シングルベッドはせまいのです』

これは聴く者を幸福に叩き落とす名曲です。

スローなラップ調でスチャダラパーを思い出します。


しおりん夏菜子ちゃんと一緒に寝たがるけど、夏菜子ちゃんは邪魔だからしっかりしてよ、とたしなめる内容。


二人のグダグダな感じがすごい。
歌じゃない。
なのに聴いてて心地いいです。


途中二人の雑談パートがあるんだけど、夏菜子ちゃんの「おぼえてないの?」が最高にかわいい。


ただ残念なのは、この雑談隠し録音パターンを使ってしまった以上は、もう前山田氏はこの手法を使わないだろうなぁ、ということ。
(※隠し録音ではないとのご指摘がありました。『ももクロCham #80』参照。ご指摘ありがとうございます)


メンバー全員分の雑談パート聴きたいです。


そしてこの「ももたまい」にはもう一つ大きな意味が込められています。


2011年の春の一大事で発表された百田夏菜子早見あかりのユニット「デコまゆ」の曲『デコまゆ炎の最終決戦』はこのような内容です。


ももクロを脱退するあかりんに対し、「なんで辞めるんだよ、今が大事な時じゃん!!」と怒鳴る夏菜子ちゃん
だが最後のコンサートでケンカしてる場合じゃないと思い直し、わだかまりは全部水に流してこれからも一緒に馬鹿騒ぎしようと仲直りをする。


最強友情 絶対親友
別々の道で花咲かせるぜ



ももクロのリーダーとしての覚悟。
ももクロを脱退し女優で大成する決意。


道は違えど目指すはトップ。
離ればなれでも固い絆で結ばれているのがわかる、ももいろクローバーZを語る上で外せない曲となっています。



では「ももたまい」『シングルベッドはせまいのです』はどうでしょう。


女の子二人で寝るには狭いシングルベッド。
嫌がる夏菜子ちゃんしおりんは、「くっついて寝ればいいじゃん」と食い下がるが、寝てる間に二人ともベッドから落ちちゃってる。


そして最後。


「スタッフにお願いしよう 次からはダブルベッド」



初めて聴いたときここで震えました。

デコまゆでは別々でも心はひとつだ、と宣言した二人。

夏菜子ちゃんの「サブリーダーがいなくても一人でリーダーとして立ち向かう」という強い決意が感じられた。


そしてももたまいでは、これからもずっと一緒にいようね、と宣言している。
ももたまいでは、甘えん坊を包み込む優しさと、リーダーとして懐の広さが伝わる。
1年の急成長が見て取れます。


以前百田夏菜子論で「永遠に頼りないリーダー。リーダー不在だからこそ5人は強く結束して数々の壁を乗り越えてきた」と論じたが、早々に訂正しなければならない。

今や誰もが認める「ももいろクローバーZのリーダー」百田夏菜子

それがこの『シングルベッドはせまいのです』のラストに端的に描かれています。



■ 「事務所に推され隊」はなぜ有安杏果と高城れになのか


ももクロオールスターズ2012の7曲目。ラストを飾るのは有安杏果高城れにのユニット「事務所に推され隊」です。


コミカルな楽曲なのに感動的。
前山田氏の真骨頂。
このアルバムを締めくくるのに最適の曲です。



なぜこの二人なのでしょう。

5人について論じてきましたが、有安杏果高城れには正反対です。

物語に惹かれる有安杏果と、論理を超えた部分で惹かれる高城れに

知れば知るほど惹かれていく有安杏果と、直感でなぜか惹かれてしまう高城れに


身体的に感染してしまう(見ているだけで思わず体が動く、など)のが百田夏菜子高城れに

過去の動画やブログなどで段々魅力に気付かされるのが、玉井詩織佐々木彩夏有安杏果

このように論じました。



感情系と物語系の二人のユニット。
それが「事務所に推され隊」です。


その二人にはある共通点があります。

それはファンへの感謝の気持ちを強く訴えたい、という熱い想いです。

当然ももクロのメンバー全員がファンへの感謝を常に持っている。
だからこそファンは全力で応援します。

でも感謝の気持ちを、特に全面に出しているのはこの二人です。



ブログでは「笑顔が一番れにちゃん、というコールに救われてるよ」とファンに感謝の気持ちを綴っているし、杏果ちゃんのファン想いの行動に惹かれている杏果推しの方も多いでしょう。


そして杏果ちゃんの前回のソロ曲がまさに『ありがとうのプレゼント』です。

「ありがとう、それだけで明日は変わる。未来を変えるたくさんのありがとうをみんなに届けたい」

このような内容です。



ダンスが得意な有安杏果に対し、あえて振り付けをせずに彼女のそのままの気持ちを乗せて歌って欲しいと振り付け師に託された曲。
彼女らしさがあふれる曲です。

「ありがとう」を一番伝えたい二人のユニット。



他のメンバーよりも陽が当たらない状況が不満だ、という内容のこの曲。
でも「コンサート会場 無数にきらめいてる 緑と紫のサイリウム みんながいるからがんばれる 本当にありがとう」とメッセージを伝えてくれます。

「ブログコメントやファンレターが私たちを支えてくれてる。泣けるくらい嬉しいよ。ほんとにみんなありがとう」



これに泣かないファンがいるか?

おもしろくて、さらに泣ける。

素晴らしい楽曲をラストに持ってきました。

まさにももクロオールスターズ。
日本音楽史、ももクロ楽曲、それらを全方位からファン目掛けて全力のメロディをぶつけてくる。

これを聴いて惹かれないのであればももクロとは合わないので他のもの見ててください。
こう断言できるぐらいの名盤です。


どんな音楽ジャンルを用意しても、すべてがももクロになってしまう強烈さ。
ユニットに存在する背景の叙情。
多様性を持つ幅の広さ。



「なぜももクロに惹かれるのかわからない。それは多面的だからだ」というのがこの1枚のアルバムでわかる。


そして歌詞カードを見ると、赤と青の星で彩られている。


ももクロオールスターズ。
感謝を忘れない5人のももいろクローバーZ。

「なぜ今こうしてももいろクローバーZとしてみんなに笑顔を届けられているのか」

その問い掛けを常に忘れない5人。




以前見つけたものを載せて締めくくりたいと思います。





         [A] YAKA
  MOMO [K]
    KAN [A] KO
         [R] ENI
   SIOR [ I ]




あかり照らせどこまでも。



スポンサーサイト

テーマ: ☆女性アイドル☆ - ジャンル: アイドル・芸能

この記事に対するコメント

ももクロの楽曲に関する考察、感服致しました。

一つ一つのことに触れたいのですが、そーするとブログなみに長くなってしまいそうなので、2つのことについてのみ感想を述べますねo(^▽^)o

1つ目は「ももたまい」についてです。「涙目のアリス」を「ドライブ中に邪魔にならないBGM」と表現したことには共感しました。「なんとなく懐かしい感じでイイ」をもっと具体的に言葉にしたらそうかも、と思いました。

夏奈子はあかりんとの別れの際、
お互いが支え合っていたと言っていました。あかりん自身も一心同体という言葉を使っていました。
しかし、しおりんとの関係については夏奈子が一方的にしおりんのお世話をしている感じです。夏奈子は一人で寝れるし、誰かと一緒にいなきゃ落ち着かないというような感じでもないはずです。
しかし、しおりんは夏奈子にとってあかりんと同じか、もしくはそれ以上のポジションにいるのではないかと私は思います。
ここからは主観的な話になりますので、その辺はご了承下さい(^-^)/

世の中には、誰かに頼らなきゃ生きていけない、もしくは依存していなきゃ生きていけない人がいます。
小さい子どもや、熱愛していて恋人がいないと自分を保てない、という人がこれに当てはまると思います。
同様に、人に頼られて、依存されることで自分を保ってる人もいます。
自分の為だと頑張ることが出来ず、
何かお願いされたり、頼られることでそのことを活力とする人です。
これはよく親に見られる傾向です。20年近く子どもの世話を焼いて、自分のことは後回しにして生きてきた。それが成人して社会人になると世話してあげることが徐々に減る。子どもの成長が楽しみにすれば良いのだが、自分のやること、やらなきゃいけないことが不明瞭になって、なんとなく元気がなくなる。私の親、友達の親にもこのような人は多かったですし、実際私もこのタイプです。
誰かに必要とされて、頼られた時に初めて「自分」の立ち位置ややりたいことが見付かる。

話がだいぶ逸れましたが、ここで「ももたまい」に戻ります。
しおりんにとって夏奈子はメンバーの
一人である以上に家族のような存在で、いなければならない特別な存在。
では、夏奈子にとってしおりんはどう写ってるのか。
歌詞にもありますが、「私がいないとダメなやつ」で、世話のかかる妹のような存在であることは間違いないでしょう。しかし、しおりんによって夏奈子自身が支えられている部分があるのではないかと考えます。
表向きはもう大人なんだからしっかりしてよ、と言っていますが、頼られていることで、夏奈子も支えられているのではないか。自分を見失わず、いつも隣にいるしおりんを通して「百田夏奈子」を確立しているのでは、と思います。

これは私の実体験による見方が大きいです。
彼女にいつも頼られて、わがまま言い放題で大変だったんですが、それがなくなった時、自分というものを見失ってしまいました。
今までは「彼女」という目指すべき方向、向き合う対象があったのに、それがなくなったら自我の崩壊でした。

自分がそうだからこの二人にも当てはまるとは言えませんが、少し重ねて見てしまいます。
しおりんの為に夏奈子はしっかりしてそばにいて欲しいというのは勿論です。しかしその一方で、夏奈子の為にもしおりんにはそばにいて甘えキャラでいて欲しいなぁと思って見守っています。


1つ目がものすごく長くなってしまいましたΣ(゚д゚lll)2つ目は杏果の「ありがとうのプレゼント」についてです。大好きな曲でいつも聴いているんですが、ダンスが全然ないということに気付きませんでした。曲的に激しいダンスが合わないからだと思ってましたが、そんな裏話があったとは…
ももクロスタッフには毎度驚かされます。事務所に推され隊は私も本当に大好きです。


読みにくいところが多いかと思いますが、コメントは以上です。

ありがとうございました。

URL | アロエ #HJgL2zYk

2012/05/18 00:52 * 編集 *

僕も近いことを考えていたので大変共感いたしました。
日本の音楽史を、ももクロというすばらしい素材を用いて、愛情たっぷりにたどっていく、日本音楽史のバイブルになっているようなアルバムだと思います。
その上で、ひとつ思ったのですが、有安さんが担当した「教育」ですが、これは
・在日ファンクというファンク
・有安杏果の歌謡曲の味付けのある歌唱法(「君に早く見せたい~」のところで顕著)
・「かえるじゃないよももかだよ」といったちょいダサ歌詞
・そして有安杏果というアイドル
で構成されている楽曲だと思います。
そして、同じパーツで構成されている楽曲が、日本の音楽史において一時代を築いたことがあります。
それは、「LOVEマシーン」以降時代を席巻したモーニング娘。全盛期の楽曲です。もっと言うと、つんく作詞作曲、編曲ダンス☆マンでヒットを飛ばした一連の楽曲です。
この構造理論は、僕でも知っているのですから、ももクロの楽曲担当者が知らなかったとは思えません。
つまり、「教育」という楽曲は00年代音楽を踏まえて、今の最高のスタッフで作った楽曲といえるのではないでしょうか。
ここらは、その時代の最高のスタッフでその時代の音楽を作った「渚のラララ」や「涙目のアリス」との違いが出て面白いところです。
だから、このアルバムで日本の50年の音楽史を網羅し、同時に10年代の音楽史はももクロが築いていくという決意表明とも捕らえたのですがいかがでしょうか。
しかしこのアルバム、音楽が好きな人に聞かせると実にたまらないと思いますね。

URL | 松吉 #-

2012/05/18 07:07 * 編集 *

さかもとさん。

>僕の少ない音楽知識をフル活用して
って、もはや嘘でしょ?
音楽知識・歴史を知ってる人じゃないと、ここまでの論説はできませんよ。

いろんな曲調の曲が詰め込まれた、「おもちゃ箱」のようなCDだと感じてました。
だから聴いててワクワクする。
でもそれが「日本の音楽史の総括」だとは、私は気づけませんでした…。

記事の締めくくり、痺れました。
見てホロッときちゃいましたよ。

URL | SEIYA #-

2012/05/18 08:14 * 編集 *

Re: タイトルなし

アロエさんへ

コメントありがとうございます。


> 自分の為だと頑張ることが出来ず、
> 何かお願いされたり、頼られることでそのことを活力とする人です。

共依存的な関係というのはわかりやすいですね。
夏菜子ちゃんとしおりんもそうだし、ももクロのメンバー自体が「自分のためだけじゃなく、メンバーのために自分もがんばる」という傾向にあると思います。

とても素晴らしいチームです。

しおりんを支えていることがリーダーとしての自覚を強くしたのかも知れませんね。

しおりんにはこれからも「みんなの妹」であって欲しいですね。
この前のユーストリームのれにちゃんとの甘えっぷりが最高にかわいかったです(笑)。


> 1つ目がものすごく長くなってしまいましたΣ(゚д゚lll)2つ目は杏果の「ありがとうのプレゼント」についてです。大好きな曲でいつも聴いているんですが、ダンスが全然ないということに気付きませんでした。曲的に激しいダンスが合わないからだと思ってましたが、そんな裏話があったとは…

ももクロChanのDVDにソロ曲の練習が収録されていて、そこでゆみ先生が杏果ちゃんに指導してました。
まず思うままに歌わせて、「じゃあその振りでいきましょう」と。
杏果ちゃんは驚いてましたけど、歌に集中することができて、それであの素晴らしい曲になったのだと思います。

ゆみ先生推せます!!

URL | さかもと #tHX44QXM

2012/05/18 12:22 * 編集 *

Re: タイトルなし

松吉さんへ

コメントありがとうございます。


> そして、同じパーツで構成されている楽曲が、日本の音楽史において一時代を築いたことがあります。
> それは、「LOVEマシーン」以降時代を席巻したモーニング娘。全盛期の楽曲です。もっと言うと、つんく作詞作曲、編曲ダンス☆マンでヒットを飛ばした一連の楽曲です。

なるほど!!
自分でも書いててゼロ年代を飛ばしてるな、と思ったのですが、松吉さんの考察でがっちり符号しました!!

たしかに90年代ラストからゼロ年代初期はモー娘。が席巻しましたね。
ご指摘ありがとうございます!!
なぜここに気づけなかったんだろう。
悔しい!!(笑)


> だから、このアルバムで日本の50年の音楽史を網羅し、同時に10年代の音楽史はももクロが築いていくという決意表明とも捕らえたのですがいかがでしょうか。


素晴らしい考察ですね!!
前山田さんとNARASAKIさんにはこれからも前例に無い曲を作っていただきたいです!!
王道の直球曲も期待しつつ。

URL | さかもと #tHX44QXM

2012/05/18 12:44 * 編集 *

Re: タイトルなし

SEIYAさんへ

コメントありがとうございます!!

> >僕の少ない音楽知識をフル活用して
> って、もはや嘘でしょ?
> 音楽知識・歴史を知ってる人じゃないと、ここまでの論説はできませんよ。

宮台真司が関わった『サブカルチャー神話解体』という本に音楽史が載っていて、それが今活きました!!
『渚のラララ』のイントロはGO!GO!7188っぽくて、ファンだった経験で書きました。


> 記事の締めくくり、痺れました。
> 見てホロッときちゃいましたよ。


僕もツイッターで画像を見つけた時は震えました。
いつまでも6人は一緒です。
探したんだけど見つからず。
発見した人すごいです。

URL | さかもと #tHX44QXM

2012/05/18 12:54 * 編集 *

愛ある評論!

楽しく読ませていただきました。
補足情報ですが、ももたまいの曲の会話部分は隠し録りではなく、「しおりんの寝ぼけるクセについて」というテーマを与えられて録音されているのを承知のうえ、ブースの中で会話しています。実際はもっと長く会話していて、後半はしおりんが夏菜子に目覚ましの音がうるさいとやり返してます。録音されているのにあの会話ができるなんてホントに裏表のない子たちですね。テレ朝動画 ももクロchan80話より。

URL | mczmcz #uYQffA5k

2012/05/18 16:49 * 編集 *

Re: 愛ある評論!

mczmczさんへ

コメントありがとうございます。

隠し録音じゃなかったんですね。
ご指摘ありがとうございます!!
さっそく訂正しました。

ももクロChanはDVDでしか見てないので、早く80回見たいです!!

目覚まし時計のやりとりも見たい!!

URL | さかもと #-

2012/05/18 18:24 * 編集 *

http://twitpic.com/9dxqc8

記事で上げられていた画像です。僕も拾ったものですが。
ピンキージョーンズの歌詞とともにTシャツにしたいくらいの凄さです。

URL | メルクマール #-

2012/05/18 20:08 * 編集 *

ttp://twitpic.com/9dxqc8

記事で上げられていた画像です。僕も拾ったものですが。
ピンキージョーンズの歌詞とともにTシャツにしたいくらいの凄さです。

URL | メルクマール #-

2012/05/18 20:09 * 編集 *

Re: タイトルなし

メルクマールさんへ

コメントありがとうございます。

この画像ですよ!!
ありがとうございます。
うろ覚えだったので順番が違いましたが。

この6人は奇跡の出会いだったんですね。

URL | さかもと #tHX44QXM

2012/05/18 21:19 * 編集 *

ももクロ☆オールスターズはすごく素晴らしいCDだと思っていましたが、あなたの考察を読むとなぜ素晴らしいと思ったのか、ハッキリわかりました。
音楽だけでなく、彼女たちだからこそ、こんなにも素晴らしいCDが出来たのだと確信しました。
ありがとうございました。

URL | kei #-

2012/05/19 21:08 * 編集 *

Re: タイトルなし

keiさんへ

コメントありがとうございます。

楽曲の素晴らしさもさることながら、ももクロだからこそ、ももクロの背景にある歴史がわかるからこそ、素晴らしさが加速します。

細部に至るまで作り込まれた名盤です!!

URL | さかもと #tHX44QXM

2012/05/20 00:08 * 編集 *

さかもとさま:
今回も読みごたえありました!感謝!

反抗期が小室soundだとは気がつかなかった・・・
杏果までは見事に年代順になってたんですねぇ!
あーりんだけは特別=変な曲かと思ってました。
ちとやり過ぎな感がありますが、ハマりますしね・・・

あと、あーりんだけユニットがないので、ソロ「だってあーりん」
が横浜で聴けたのも、あーりん推しには超最高の
サプライスでした!曲冒頭のあーりんの愚痴も
最高でしたしね!!!!

自分のような40のモノノフおっさんに涙させる力が
ももクロの力なのだろうし、若者は古き良き時代を
知る機会が増えて音楽の幅も広がっていきますね。

しおりんの曲を聴いた時なんか、この年で今でも
胸キュンするとは思ってもみませんでしたよ・・・(恥ずい!

URL | あーりんわっしょい! #mQop/nM.

2012/05/20 07:56 * 編集 *

Re: タイトルなし

あーりんわっしょい!さんへ

コメントありがとうございます。


> 反抗期が小室soundだとは気がつかなかった・・・

trfとかそのあたりっぽい気がするんですけどどうですかね。
構成がかなりTKっぽいっす。


> 杏果までは見事に年代順になってたんですねぇ!

杏果ちゃんの『教育』はモー娘。という松吉さんの説に首肯です。
コメントにあるのでぜひお読みください。


> あと、あーりんだけユニットがないので、ソロ「だってあーりん」
> が横浜で聴けたのも、あーりん推しには超最高の
> サプライスでした!曲冒頭のあーりんの愚痴も
> 最高でしたしね!!!!

あれを生で聴けるなんて幸せ者ですね!!

結局ママが大好きで全然反抗期じゃないところがかわいいです(笑)


> しおりんの曲を聴いた時なんか、この年で今でも
> 胸キュンするとは思ってもみませんでしたよ・・・(恥ずい!


幅広い年代を射程におさめているので、20代だろうが40代だろうがハマれるんだと思います。
何かしらひっかかる。
『涙目のアリス』に惹かれるのは、80年代に聴いた曲を想起してしまうからだと思います。

青春時代を惹起させるももクロ。
すごい!!

URL | さかもと #tHX44QXM

2012/05/20 09:11 * 編集 *

ももクロオールスターズ

ももくろオールスターズのCDの考察かなり役に立ちました。私は、ここまで考えていませんでした。横浜アリーナ1日目のみしか参加できず、不完全燃焼で終わってしまったので、逆に不満しか残っていませんでしたが、この記事を読んで、こんなに深く、作られていたのかと考え直しました。

一日目は対応力(大御所芸能人との)がテーマでしたが、あとになって考えてみると、あそこまで対応できたことは並大抵のことではなく、一日目のライブも歴史に残るライブだと思いました。

URL | Hiroaki #CvPplrP.

2012/05/22 21:54 * 編集 *

Re: ももクロオールスターズ

Hiroakiさんへ

コメントありがとうございます‼

> ももくろオールスターズのCDの考察かなり役に立ちました。

そう言っていただけると嬉しいです。
しかも印象があまりよくなかったものに対して違う見方をしていただけたのは特に嬉しいです‼


映像化されたものを見返した時に新たな感動が得られたとしたら望外の喜びです。

URL | さかもと #-

2012/05/22 23:42 * 編集 *

どうも初めまして。
私は一日目にいけなかったので、
色々な感想を見て、不安に思っていましたが、
この記事を見て逆に今度の放送が楽しみになりました。

また、この記事とは直接は関係ないのですが、
他のももクロの記事全部読ませていただきまして、
自分がももクロを考える上で、とても参考になりました。

特に、運営とももクロの分離ってところ。
これは岡田斗司夫さんが言っていた、
ジブリにおける、宮崎駿の作家性と、鈴木Pの商業主義の関係を思い出しました。
ファンが叩くのは、鈴木プロデューサーになり、
宮崎駿さんは作家性を守られるって奴。

他には、動画サイトの映像を運営側が消さないってトコです。
私も新参なのですが、かなことぺヤなどの動画を見ていくことにより、
まるで、昔からももクロを応援していたかのような気分になってしまいました。
やっぱり、人は物語が好きという事でしょうか?

これらは運営の計算のうちなのでしょうが、
何故だかにハメらてるなあ、という感じがしません。
会計の簿記のシステムを見た時のような、
徹底的に計算されたものへの賞賛のような気持ちまであります。
ただ、ももクロが好きかどうかなのかもしれませんがw

どうも長々と失礼しました。

URL | #SFo5/nok

2012/05/23 07:51 * 編集 *

オールスター

コメントありがとうございます‼

横浜アリーナ一日目は賛否両論激しかったですね。
僕はアルバム聴いて「生でみたかった‼」と強く思います。


> 他のももクロの記事全部読ませていただきまして、
> 自分がももクロを考える上で、とても参考になりました。


全部読んでいただいてありがとうございます‼
嬉しいです。
ひとつの視点として考えていただければ幸いです。


> ファンが叩くのは、鈴木プロデューサーになり、
> 宮崎駿さんは作家性を守られるって奴。

なるほど。
ジブリもプロデューサーが全面に出ることで批判を引き受けてるわけですね。
表現者が無駄な力を使わずに済みます。


> 他には、動画サイトの映像を運営側が消さないってトコです。

著作権という「見えない被害」をあらかじめ切り捨てたところが素晴らしいですね。
コピーコントロールCDの時点で「著作権を過剰に守ることで利益が守れない」という逆説はあきらかです。

ももクロ運営すごいです‼

URL | さかもと #-

2012/05/23 14:54 * 編集 *

紅白への布石

LVで2Daysを見ました。
40代のおっさんなので、初日のネタがほとんどわかり本当に楽しめました。
ネタがわからない若い世代には辛かったようですが、両親に出演者の事を質問できるならば、家族団らんのきっかけにもなる良いコンサートだったと思います。
老若男女楽しめる、これは紅白への布石だと私は見ていて確信しました。
なお、途中、昭和歌謡と銘打っての、のど自慢大会ですから、杏果の「教育」は素直に1960年代のファンクミュージックでよいと思います。
00年代を入れる必要がないのです。
そのためのジェームス・ブラウン風メイク(2011年春のフィンガー5アキラ風メイクとかぶせてますが)や「ゲラッパ!」をもじった「ゲロッパ!」からの蛙ネタだと思います...楽しい!
その後の筑波山麓合唱団からの青空球児・好児!...どこまで蛙ネタを引っ張るのか(笑)
試練の七番勝負Epic.2で在日ファンクに杏果が作曲を依頼したときには既にこの流れを作っていたのか、「教育」ができあがったから昭和歌謡の流れを作ったのか、わかりませんが、運営陣に拍手を送りたいです。
わかる人にはわかる小ネタ満載のコンサート、チームももクロらしいみんなを楽しませるためのコンサートだったと思います。

URL | なんくろ #-

2012/06/10 14:13 * 編集 *

なんくろさんへ

コメントありがとうございます!

確かに横浜アリーナ1日目は幅広い年代へと向けられてましたね。
早くDVDで見たいです!


> なお、途中、昭和歌謡と銘打っての、のど自慢大会ですから、杏果の「教育」は素直に1960年代のファンクミュージックでよいと思います。
> 00年代を入れる必要がないのです。

なるほど。
でも性格的に年代ごと並べないと気持ち悪いんですよ(笑)。
なのでモー娘。に関わったダンスマン案に賛同しています(笑)。

URL | さかもと #-

2012/06/10 19:32 * 編集 *

前回のソロもそうですがれにちゃんの演歌は他のメンバーのコンセプトに比べあまり練られてない気がします。最年長で音楽性をバラエティにさせるため無理やり演歌調にしてるのでは。もっと砂の果実的な空虚なポップスの方が似合うのではないか。れにちゃんの感情の深度は演歌の情念とは似て非なるものでしょう。

URL | ひゃくた #-

2012/06/11 01:13 * 編集 *

ひゃくたさんへ

コメントありがとうございます!


> 前回のソロもそうですがれにちゃんの演歌は他のメンバーのコンセプトに比べあまり練られてない気がします。最年長で音楽性をバラエティにさせるため無理やり演歌調にしてるのでは。もっと砂の果実的な空虚なポップスの方が似合うのではないか。れにちゃんの感情の深度は演歌の情念とは似て非なるものでしょう。


確かに多岐にわたるジャンルを網羅するために演歌を入れ
それでれにちゃん以外合わないということでれにちゃんになった感じですね。

でも坂本冬美のデビュー曲で始まり石川さゆりのヒット曲へとつながる流れは
女性演歌史を象徴してるとも言えます。

>れにちゃんの感情の深度は演歌の情念

素晴らしいフレーズですね。
れにちゃんにぴったりだと思うんですがダメっすか。

URL | さかもと #-

2012/06/11 07:50 * 編集 *

私が演歌じたい好きじゃないので、バイアスもあると思います。
ただ反抗期やシングルベットのはまり具合に比べると分が悪いかなと。
ももくろの通奏低音として演歌に限らず変化をつけさせるため、時にはコメディリリーフとしてれにちゃんを安易に使いすぎてるようなきがします。雑に「困ったら高城で落とせばいいや」とならなければよいのですが。

URL | ひゃくた #-

2012/06/15 00:11 * 編集 *

ひゃくたさんへ

コメントありがとうございます!

いろいろなジャンルに挑戦する上で演歌は外せませんよね。
その中で演歌を歌えるのは誰かと考えるとれにちゃんしか思い浮かびません。

確かにれにちゃんはお笑い部門みたいになってますね。
パターン化しても彼女の魅力は損なわれることが無いと思いますが(れにちゃん推しだからそう見えるだけですけど)、
ギャップとして透き通る声を活かしたパートもあるので「ある意味推されてる」のではないかなと。

URL | さかもと #-

2012/06/15 03:26 * 編集 *

れにちゃん自身が言ってますよね。
「あかりんに面白いって言われて救われた」って。
変顔はもともとあかりんがよくやっていたこと。
あかりんに褒めてもらって救われた思いが変顔を受け継ぐということで
その意思を表現しているように思います。

「オチは自分に任せとけ!」っていう強い意志が感じられますよね。
本当に彼女たちの成長には驚くばかりです。

れにちゃんもあちこちでいってますもんね。
「ある意味美味しいポジション」って。
だから、オチに使われてもそれに全力で答えようという気持ちがあると思うし、
メンパーもれにちゃんならやってくれるという信頼もあると思いますよ。
彼女は黙ってそばに居て、最後に存在感をみせるというももクロの重要な役目を果たす存在。
ぜひとも頑張って欲しいです。

私は彼女の演歌好きですよ。
おそらくメンバーの中で一番の美人です。

URL | トモ #-

2012/09/11 15:56 * 編集 *

トモさんへ

コメントありがとうございます!

> れにちゃん自身が言ってますよね。
> 「あかりんに面白いって言われて救われた」って。

みんなあかりんに感謝してるでしょうね。
今のみんなのがんばりはあかりんへの恩返しのような気がします。


> 彼女は黙ってそばに居て、最後に存在感をみせるというももクロの重要な役目を果たす存在。
> ぜひとも頑張って欲しいです。

マネージャーいわく、ももクロのお母さん的存在らしいですからね。
れにちゃんがいる事でかなり和やかになっているのではないでしょうか。
あかりんもセレモニーで言ってましたが、れにちゃんはすべてを引き受けがちなところがあったみたいなので、
これからも今みたいにメンバーに甘えていって欲しいです。

URL | さかもと #-

2012/09/11 20:00 * 編集 *

△top

コメントの投稿

Secret

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://jitsuzonfuyu.blog111.fc2.com/tb.php/948-ba21aa6f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top