01« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.»03

実存浮遊

映画やアイドルなどの文化評論。良い社会になるために必要な事を模索し書き続けます。

「世界が感情を取り戻す」と「イルミナーレ」のデータを無料配布いたします 




『アイドル感染拡大』をお持ちの方に、絶版となった『世界が感情を取り戻す ももいろクローバーZ論』と『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』のデータを無料配布します!


『世界が感情を取り戻す ももいろクローバーZ論』について

『ILLUMINARE ももいろクローバーZ音楽論』について


音楽論の方は出版時にももクロが発表していた58曲を3人のレビュアーに解説いただきました。
すごくおもしろい内容です。
この機会にぜひ!


『アイドル感染拡大』164Pの太字部分の文章をメールしてください。パスワードを送信いたします。

hypersoniccooldive☆gmail.com
(お手数ですが☆を半角アットマークに変えてメールしてください)

こちらのサイトにパスワードを入力してください


※引用などは出典を明記していただければ許可が無くても大丈夫です

ももクロと変身ベルト【DOME TREK 2016 大打ち上げ大会追加公演】 



『DOME TREK 2016 大打ち上げ大会 ~映像と共にふりかえる~ 追加公演(チャリティーライブ)』に当選しました。れにちゃんソロコンといい今年のチケット運はすごいです。
打ち上げ大会は2部とも外れたのですが、震災のチャリティーライブに当たったのですからとてもありがたいことです。

会場はとても狭く感じました。
地下アイドルクラスがここを埋められたらものすごいですが、ドームツアーをやるまでになったももクロがここでやるというのは珍しいでしょう。
去年の定例ライブである月刊TAKAHASHIではライブハウスなどで行っていましたが、会場の広さで言えばそちらに近いです。
1階席の一番後ろだったのですがメンバーの顔が見えるぐらいでした。

今回のセットリストは震災復興に向けての強いメッセージが込められていました。
メジャーデビュー曲『行くぜっ!怪盗少女』の「笑顔と歌声で世界を照らし出せ」という歌詞の通り、今でもずっとこの精神が貫かれているんだな、と改めて感じました。


overtureがまるで戦闘開始の合図のようでした。一曲目は僕の大好きな『Z伝説 終わりなき革命』です。
2011年の震災を受けて誕生したこの曲は、ももいろクローバーZを象徴する曲だと思います。
個人的には『Z女戦争』と『「Z」の誓い』を含め「Z3部作」として戦いの曲というくくりです。その戦いは、誰かを倒すというのではなく、自分自身に打ち勝つことであり、その覚悟を持った人たちを励ます歌でもあると思います。

「Z伝説」は2011年5月にZepp仙台で初披露されたそうです。
その曲が今Ustreamによって九州地方に向けて発信されていることが凄いと思いましたし、世界中で見ることができるわけですから、急遽決まったこの追加公演は素晴らしいなと思いました。メンバーの声を実現したということですから、5人はいつも以上にセットリストにメッセージを込めたのでしょう。

「Z伝説」の冒頭に変身ベルトを装着する振り付けがあります。『仮面ライダー』の変身ベルトは人ならざるものの象徴です。人間ではなくなることで大きな力を得ます。
『仮面ライダー』では怪人になる手術を途中まで受けた主人公が怪人の力を使い復讐する物語です。
ももクロの場合、「ももいろクローバーZ」になるための通過儀礼を経てスーパーヒロインへと変貌します。それは世界への復讐などではなく、「わたしたち泣いている人に何ができるだろう」と自問し、「力いっぱい歌って踊ること」と技巧ではなく唯一5人が出来、そして5人にしか出来ない愚直なまでのどストレートな解答でした。
泣いている人の涙をぶちのめすためだけに5人は人ならざるもの(スーパーヒロイン)へと変貌します。
『仮面ライダー』の本郷猛が怪人の手術をされて半怪人(頭は人間のまま)になったのに対し、ももいろクローバーZはまるでそうするのが当たり前のように自ら変身ベルトを手にしてスーパーヒロインになることに躊躇しませんでした。
これで泣いている人が笑顔になるならそれが当然、という感じです。

ももいろクローバーZの、そして復興の象徴とも言えるこの曲が今回のライブの1曲目であるということがとても熱くて、コールするのも忘れて泣いていました。
特に組み体操の扇形の振り付けの時にれにちゃんがセンターで、れにちゃん推しとしては感無量でした。
このあとのMCで左手に入れていた金属が無事取れたということで、その経過を見ているところなので腕に負担を掛けないためだったんだと思いますが、それでも「ももいろクローバーZとは高城れにのことである」という文章を書いた僕としては真ん中に立って4人を引っ張って支えている姿は胸を打ちました。
【参照】DOME TREK 2016 大打ち上げ大会 7分30秒頃から


『LinkLink』もすごく好きですが、この日聞いた『LinkLink』はいつも以上に素晴らしかったです。
「涙を卒業すると決めた」という言葉がとても優しく感じました。
泣いている者は泣いている誰かを救えない。共に泣くことはできるかも知れないけれど、その誰かを笑顔にするこはできない。
成長して社会(コミュニケーション可能なものすべて)と接続していくことを歌ったこの曲はこの日だからこそ輝きが増しました。


『サボテンとリボン』では壊れたものを修復する部分があります。壊れてしまってもリボンでくるくると巻いてよりかわいくしちゃうというのがももクロらしいです。

『仮想ディストピア』も広い意味で復興の曲だと思うのですが、瓦礫の中から素晴らしいマシンを作ります。
震災はとても不幸で残酷なことですが、震災のおかげで多くの出会いが生まれたのも事実だと思います。
当然震災なんて無い方が良かった。でも震災を経て今まさに強く生きている人もいます。

ディストピアに追い討ちを掛けるように起こった震災により、ディストピアが顕在化し誰にでも見えるようになってしまった社会の中、瓦礫から生まれたマシンこそがももクロだと思っています。

そのマシンは人と人とをつなぎ新たな地図を構築します。
離れていても想いを伝えてくれます。
傷ついた痛み以上に独りきりじゃないという想いを強く感じます。

僕は震災が無ければももクロを知らないままだったと思います。アイドルの凄さに気付こうともしなかったでしょう。
社会を刷新し、自らがハブとなって様々なものを接続していくインフラこそがももクロなんだと思います。


『ニッポン笑顔百景』が素晴らしいのは歌詞に反して彼女たちが泣いているのを想像できるところです。
大飢饉や戦争などを乗り越えてきた日本。波乱万丈だけど、やけくそ笑いましょう、なにくそ笑いましょうと歌います。

ももいろクローバーZ 試練の七番勝負 episode2「vs国際情勢」では戦場の過酷さを知り夏菜子ちゃんが涙を流します。
その後メンバーは涙に詰まりながら『コノウタ』を歌いました。
試練の七番勝負『コノウタ』

あかりんが脱退の日に「泣いても笑おう」とみんなに言いましたが、今でもそれを続けているのです。
なぜももクロは泣いてまでももクロで居続けるのか。
理由なんて無いでしょう。それがももクロだからです。
「Z伝説」について書いたように、ももいろクローバーZとなった時点で人を超えスーパーヒロインとなりました。
浅ましい愚問など寄せ付けない高みに存在しているのです。


平成仮面ライダーとなり、ライダーベルトは唯一性が薄れていき、誰でも装着できるものとなりました。
仮面ライダー1号のようにその人のためだけのものではなくなり、ライダーベルトをつけていれば誰でもライダーになれる時代になったのです。
これはれにちゃんが言う「みんなもももクロの一員でしょ?」につながっています。
【参照】高さんえぶりでい!!

ももクロと出会った我々はももクロの一員としていろんな人たちを笑顔にする使命を背負いました。
理由などなく、ももクロの一員だから、です。
泣いててもやけくそになってでも笑ってやる。それがももクロだから。
泣いてる人がいたらその涙をぶちのめしてやる。それこそがももクロだからです。

ももクロの一員としての決起集会のようにも感じられました。
もちろん5人は「みんなもももクロの一員なんだからがんばってよ」なんて事は言いません。
明言せずとも彼女たちを見ていると腹の底から熱が湧いてきます。
それがスーパーヒロイン。それがももいろクローバーZ。
5人の笑顔と歌声はすべてをつなげるんです。


「ありがとうの互酬性」 高城れにさんへ 【高城れに ソロコンサート さくさく夢楽咲喜共和国 ~笑う門にはノフ来る~を終えて】 



高城さん、ソロコンお疲れ様でした。
そして大成功おめでとうございます。
ありがたいことに今年も名古屋に行くことができ、とても充実した、とても貴重な時間を過ごせました。本当にありがとうございます。

今年は有安さんと佐々木さんもソロコンを行うということで、いつもももクロの道を切り開いていくのはやはり高城さんだな、と改めて思いました。
国立のステージに芳山小学校の生徒達の将来の夢をセットの一部として置いてくれたことや、2014年の桃神祭のセットに屋台が置かれたことなど、高城さんの一言から動き出したことがたくさんあります。
これからもももクロをとんでもない高みにまで導いてくれるのは高城さんしかいないとさえ思っています。

僕はももクロのれにちゃんも好きですが、ソロコンの時のれにちゃんが大好きです。
ももクロのメンバーと一緒にいる時は、れにちゃんは周りの心情を察して自分の立ち位置を決め、周りが望んでいる振る舞いをしているように見えます。
それはとても素晴らしいことですし、れにちゃんの魅力のひとつでもあります。いつもれにちゃんの周囲に人が集まるのはその素晴らしい才能のおかげでしょう。
特に僕が「あぁ、れにちゃんだなぁ」と強く感じるのは、れにちゃんが泣いている時です。子供のように泣きじゃくり、自信なさげにたたずむ姿を見ると、ももクロという重くて頑丈なパワードスーツを脱いだ生身の高城れにだ、と感じます。
ソロコンの時は「バラエティモード」でもなく、「ももクロモード」でもなく、「飾らないモード」のれにちゃんと一緒に時を過ごせるとても素敵な空間だと思っています。

れにちゃんがファンのことを家族のように思ってくれていたり、今回のステージがれにちゃんの部屋をイメージしていたり、そしてコンサートタイトルが「夢楽咲喜共和国」であったりと、自然体で上下関係など無いということが伝わってきます。
ファンのことを信頼してくれて、弱音も吐いてくれる。そのことがとても嬉しいです。弱々しいれにちゃんを見ると、「あぁ、れにちゃんだなぁ」って思います。弱さを見せられる相手だから泣いたり甘えたりできるんですよね。
でもれにちゃんはそれではダメだとも強く思っていて、みんなを元気づけられるようにならなきゃ、っていつも考えてくれていて、痛々しいぐらいに努力に努力を重ねていますよね。
他のメンバーがドームツアー終了後にソロコンやももたまいコンがあるのに対し、れにちゃんだけドームツアー中にソロコンがあります。しかもももクロ以外の曲が多いセットリストです。去年も『幕が上がる』の舞台挨拶全国行脚やファンクラブイベントの数日前にソロコンがありましたね。
れにちゃんがいつも開演前に不安に押しつぶされそうになるのもわかります。ファンを元気づけて恩返しをしたいのに満足してもらえるだけのパフォーマンスができない、って思い込んじゃうんですよね。
でも全然気にすることはありません。家族なんだかられにちゃんの努力は十分過ぎるほどよくわかってるし、家族としてはれにちゃんが精一杯パフォーマンスしてくれるだけで胸がいっぱいなんです。がんばってるれにちゃんを見て嫌いになる人なんかいませんよ。


■ 想いが込められたセットリストをありがとう

「笑い続けてこれた出会いに愛を伝えよう」という歌い出しで始まる『いちごいちえ』(やなわらばー)を一曲目に選んでくれたことにたくさんの感謝が詰まっていました。

「僕が努力する姿を貴方が見てた」という歌詞はれにちゃんからのメッセージであると同時に僕らが思っていることでもあります。れにちゃんが僕らの努力を認め、応えようとしてくれることがとても嬉しいです。

『SMILY』 (大塚愛)では「泣きたいところは1人でも見つけられる 笑って笑って君の笑顔が見たい 泣きたいときにはそっとそばにいてあげよう 笑って笑って君と明日会いたい」とまさにれにちゃんらしいメッセージでしたね。
そしてこれもファン側かられにちゃんに向けて思っていることと重なります。

ももクロの新曲『希望の向こうへ』をセルフカバーしてくれたのも素敵でした。
れにちゃんの曲にしか聞こえないくらいとても合っていたし、れにちゃんの柔らかい歌声がより魅力的に聞こえました。
れにちゃんにカバーアルバムを出して欲しいです。ももクロの曲も何曲か入れて。
ソロコンを見れなかった人達にも、聞いて欲しい素敵な歌声です。
れにちゃん推しじゃない人達にも、れにちゃん推しがれにちゃんになぜ惹かれしまうのかが伝わる作品になると思います。


『大切な君へ』 (井上苑子)にはれにちゃんの想いが込められたキーワードがたくさんあふれていました。

「君のことずっと思い続けてるから この先もこうして隣がいい」
「君との時間大きくなる」
「君の言葉は特別だよ」
「どこまで遠いところでも歩いてこうよ」

これは2年前、国立競技場でれにちゃんが宣言した言葉と重なっていました。

「これからも「私たちについてきて」じゃなくて、みんなで一緒に、同じラインに立って、肩を組み合って、何年後も何十年後も一緒にいたいなって思ってて。
でもずっと一緒にいるってすごい簡単なことだけどすごい難しいことで、すごい奇跡で、なかなかできないことなんですよ。
でも、もう、ここにいる人たちとか、ももクロを応援してくれてる関わってくれる人全員と一緒なら、その奇跡も起こせる自信があります。ここで誓ってもいいです。
なので、これからもずっとずっと一緒にいることを私はここの神聖な場所、国立競技場で誓いたいと思います。
これからも同じラインに立って、同じ方向を見て、みんなで一緒に、夢に向かって進んでいきましょう。」


参照:ももクロ、国立で宣言「笑顔を届けることにゴールはない」2014年3月17日

そしてこれは2012年の「みんなもももクロの一員でしょ」宣言からずっと続くれにちゃんの思想でもあります。

「一緒に新しいもの作り上げて、進んで、辛い時も、楽しい時も同じ時を過ごしてきたし、これからも過ごすんだもん!」

参照:高さんえぶりでい!!2012年5月17日

この日はもうのちに歴史の教科書に載ってもおかしくないほど素晴らしいお言葉をいただきました。
ファンのことをももクロの一員と言ってくれたのはれにちゃんだけです。
そして毎日ヒロインもれにちゃんだけだし一生ももクロ宣言をしているのもれにちゃんだけです。
つまりファンはいつまでもももクロでいられるんです。
こんな優しいお言葉があるでしょうか。

れにちゃんはいつだって「私を推してて良かったって思ってもらいたい」って考えてるみたいだけど、そんなことは考えるまでもなく、常に既に我々に刻み込まれています。
『大切な君へ』は、普通に聞くと恋愛ソングのように思えますが、れにちゃんが歌うととても大切な想いが込められた曲となります。
れにちゃんの想いが聴けるソロコンは本当に大切な場所だなと強く感じました。


『世界は恋に落ちている』『千本桜』と続きましたが、どちらも「世界」という単語が入っています。
『アオハライド』もボカロ文化もわかりませんし、『千本桜』と言えばなんかの車のCMに使われてたな、ぐらいの知識です。車も詳しくないのです。
なので「三千世界」という単語を調べてみました。
仏教用語なんですね。要約すると、10億の世界ということらしいです。
その10億分の1の確率でれにちゃんがいる世界にいられるということが、奇跡という言葉じゃ言い表せられないほどのありえなさです。
世界もイキなことをしてくれます。



その後『だいじょうぶだいじょうぶ』という絵本の朗読が流れてきました。
聞いた話では『未来へススメ!』のCD特典としてつけられた朗読CDのようです。
今すぐレコチョクでダウンロード販売すべきです。
れにちゃんが男の子の声を演じていたと思うのですが、これがまた全然れにちゃんの声に聞こえなくてすごいんですよ。

なんの知識も無いまま聞いていると、良い詩だな、れにちゃんが書いたとは思えないな、と感じました。
『紫と幸せの玉』ではれにちゃんとおばあ様について書かれていましたが、それとは作風が違うように感じたのです。
調べてみたら『だいじょうぶだいじょうぶ』(いとうひろし作・絵)という絵本のようでした。

内容は不幸に満ち満ちたこの世界を「だいじょうぶだいじょうぶ」という温かい言葉で読み替えるおじいちゃんと、それに救われる男の子のお話でした。
ネガティブからポジティブに転じる少年は、まさにれにちゃんのように思えてなりません。
2011年4月10日に、あかりんから「だいじょうぶだいじょうぶ」と慰められた泣きじゃくるれにちゃんは、その後見違えるように成長し続けています。
もちろん僕はZ以降のれにちゃんしか知らないのですが、DVDで過去の映像を見るとほんとか弱くて頼りなくて、だからこそ「今推さねば!」と思わせるような女の子が映っていました。

ももいろクローバーZの時のれにちゃんはもうこんなことは少なくなり、時々舞台裏の映像などで緊張の余り涙を流す姿が映し出されるぐらいになりました。

でもソロコンの時だけは「ももいろクローバーZのれにちゃん」ではなく「強くないれにちゃん」が見ることができます。
ももクロのれにちゃんももちろん好きなんですが、4人を活かすために行動している感じがして、れにちゃんの魅力の一端しか映し出されていない気がしていました。
でもソロコンの時はれにちゃん推しがあなたを推している理由が表れている気がします。
自分に自信が無くて。でも応援してくれるみんなのことは大好きだからなんとか期待に応えなければならないと思ってて。
でも実力が無いから期待に応えられないと思い込んでて。
自分のソロコン(つまりれにちゃん好きしかいない会場)なのに開演前に緊張で泣いちゃうあなただからこそみんなあなたを推してしまうんです。
れにちゃんソロコンは毎年開催し続けて欲しいです。
ライブビューイングは減らすという運営の方針を覆してまでファンの声を実現させてしまうあなたのことですから、いつまでもソロコンを続けてくれることと信じています。


『はなまるぴっぴはよいこだけ』 (A応P)が歌われた時は高まりました。
『おそ松さん』は十四松が推し松な僕ですが、れにちゃんは誰が推し松なんでしょうか。
一松も十四松もトド松もありそう。逆におそ松カラ松チョロ松は無さそう。なんとなく。

『だってれにちゃんなんだもん』はもう一発でのどが潰れました。
一瞬で声がカスカスカスってなっちゃいましたよ。
『ラムのラブソング』では「好きよ好きよ好きよ↑」で「オレモー!」と思ったけど叫びませんでしたよ。


MCではファンの方々が用意してくれたスタンドフラワーを紹介したり、ファンのプレゼントのクマのぬいぐるみとか、ブログに登場したキリンのぬいぐるみ(座れる)のキリちゃんを紹介してました。
れにちゃんは当日現地入りだったそうですが、キリちゃんは前のりだったそうです。

あとれにちゃんはこの日のために髪を切ってきたそうなんですが、前から思ってたけどこの長さのれにちゃん最高じゃないですか?
どれも最高だけどこれが最高!
前髪をオンザ眉毛にしようと思ってると言ったけど、チビノフちゃんの意見を優先させてオンザ眉毛にならず残念でした。
会場ではオンザ眉毛派が6割くらいいたと思います。

メンバーに相談したところ、杏果ちゃんは「伸ばした方がいいよ」、夏菜子ちゃんは「どうせ伸びるんだから切った方が良い」、あーりんは「そのままがいいよ」という意見だったそうで、「たまさんは  なんも言ってなかったんだけど」で爆笑でした。
ちゃんと落とすところが腕上げたなー、って思いました。


『しょこららいおん』は3月9日当日にダウンロードして通勤中に聴きまくって、早退させてもらって新幹線で名古屋に向かう中でも聴き続けてたんですけど、実際にれにちゃんが歌っている姿を見たら涙が止まりませんでした。
だってれにちゃんが泣いてるんだもん。

歌詞の説明でれにちゃんがどうしてもいれて欲しいという歌詞があるそうです。
「言わなくても通じ合うアイコンタクトは絆」という歌詞には、言葉にしなきゃ通じないこともあるけど、ライブ中のアイコンタクトですべてが通じ合うこともある、というような意味が込められているそうです。
「山紫水明」という歌詞には、心が清らかな人はどんな場所に居ても輝いて見えるから、れにちゃん自身もみんなもそうであって欲しいという願いが込められているそうです。
素直になれない時や落ち込んでいる時にみんなの中に『しょこららいおん』が流れたらいいな、と語っていたれにちゃんが印象的でした。


『オレンジノート』は第1回ソロコンの1曲目でもあったんですね。
ももクロの数少ない恋愛曲でれにちゃんの大好きな曲ですね。
一緒に踊れて嬉しかったです。


『3月9日』 (レミオロメン)は去年初めてれにちゃんに教えてもらった曲です。
今年あたりレミオロメンが来るんじゃないかと思ったんですけど調べたら活動休止中なんですね。
2022年ぐらいに再結成するでしょうからその時にはれにちゃんソロコンに出てくれるかも知れませんね。
でもソロコンサートだから出てくれなくていいか。れにちゃんが歌えばいいか。

3月9日と言えば吉田豪さんがツイートしていたある方のブログを思い出します。

参照:3 月 9 日のももクロ

それは震災前の2011年3月9日の6人のふとした瞬間が綴られたものでした。
『3月9日』にはそんな様々な想いが込められているのかな、と思いました。


れにちゃんは自分のことをポンコツだけど、家族やみんなのことを思い浮かべると強くなれると言っていました。
れにちゃんが自信を持って言えることはモノノフさんを好きな気持ち。

すごく不安で、みんなが優しすぎて、優しいのが当たり前に感じて甘えちゃうけど、みんなにとっても家族みたいな存在になりたいと語ってくれたことがとても嬉しかったです。

「みんながピンチの時は呼んでください。個人的には行けませんが」と涙ぐみながら照れ笑いしたのがすごくかわいかったので今すぐ映像化しましょう!
『ももクロChan』でもれにちゃんソロコンの舞台裏とかを放送するそうなのでこの名場面も放送して欲しいです。


2017年3月9日は神奈川県でソロコンが行われるということで、個人的には名古屋よりも距離が近くなったので大変嬉しいです。
そしてれにちゃんが生まれ育った場所にみんな来て欲しいという想いも素敵です。
桃神祭の時に日産スタジアムにれにちゃんの母校の小学生を呼んでたと思うんですけど、次のソロコンも母校の生徒さんを呼ぶのかな?それともれにちゃん推しだけにするのかな?どちらの判断もれにちゃんらしいと思います。

会場も横浜アリーナとか文化会館みたいなとことかいろいろ予想されていますが、どこが選ばれてもれにちゃんらしいと思います。
れにちゃんがいる会場がすべて素敵空間に様変わりしちゃいますからね。

願わくば、『しょこららいおん』のような素晴らしい曲が毎年増えていけばいいな、と思います。
そして何年後かには、れにちゃんのソロ曲だけのソロコンサートが開催されたらな、と思います。

れにちゃんがみんなに伝えようとする「ありがとう」の想いと、みんながれにちゃんに伝えようとする「ありがとう」の想いがあふれ出して、それがやがてこの世界を笑顔と温かい涙で包み込みますように。


ももクロの新アルバムに込められた「成長」と「愛」【隣人愛から悠久不変の愛へ】 



「ももクロのアルバムがCDショップ大賞に選ばれますように」
この願いを込めて記事を書いてきました。

(参照記事:ももクロの新アルバムへの期待
(参照記事:ももクロがさらに加速していく 【Documentary of "AMARANTHUS / 白金の夜明け"感想】

そしていよいよ発売されました。我慢できずに休憩中に職場を抜けて買いに行きました。やっと聴けました。感想は「とんでもないぞこれは!」です。本当にCDショップ大賞を獲りそうな勢いです。良かったです。

いろんな方が感想や考察などをなさっているので僕も感想を書きたいと思います。
音楽的な知識は無く、『マホロバケーション』最高!とかヒャダイン最高!とかれにちゃんの声ギャンきゃわ!ぐらいしか書けないので違う方向からアプローチしたいと思います。

キーワードは「通過儀礼」と「楳図かずお『イアラ』」です。


■ 成長して景色が変わっていく

アルバムのテーマは「生と死」、「夢」などが掲げられていましたが、中には『ゴリラパンチ』やシングル曲などテーマとは直接関係のない曲も入っています。
ですがアルバムに組み込まれることで新たな輝きを発し、意味が変わっていくのを感じた方も多いと思います。
『イマジネーション』から『MOON PRIDE』 、『「Z」の誓い』の流れはひとつのストーリーになっているようにも受け取れます。
永遠だと思われていた未来や夢の世界も壊れてしまうものと知ることで大きく成長する。
表向きのテーマとして「生と死」、「夢」が発表されましたが、裏テーマとして「成長」、「愛」があるように思えます。


成長を描く物語には定番の順序があります。
抜け出したいような日常が描かれ、非日常を体験し、日常に再び舞い戻る。
再び目にする日常は最初の頃と違い輝いて見える。
映画版の『ドラえもん』や『グーニーズ』、アニメ『時をかける少女』など、様々な作品がこのような構造になっています。
成長を描く際に象徴するアイテムやポイントとなる物が登場します。
『グーニーズ』の場合は主人公が持っている吸引器です。
『AMARANTHUS』と『白金の夜明け』の場合は「色」だと感じました。

『バトルアンドロマンス』ではメンバーの名前やももクロという単語、色の名前などが歌詞やタイトルにたくさん使われています。
ですが今回のアルバムでは象徴的なのが「ももクロ」という単語が入る「マホロバケーション』、涙の青を含む6色が歌詞に込められている『モノクロデッサン』、黒がタイトルにも入る『もっ黒ニナル果て』、そしてピンク色が強調されている『桃色空』の4曲で、他の20曲は色やももクロやメンバーの名前が強調されていません。

ですがなぜかまとまっているように感じられる。
その一つの要因としてはプロモーション展開がうまかったことが挙げられると思います。
毎日レコーディング場所でのインタビュー動画をアップしたり、あからじめテーマを発表していたり、発売前にドキュメント映像を映画館で放映して話題性を狙ったりと、聴く前からイメージを固めることに成功しました。
そして一番大事なことですが、どの曲も良い。これが核だったと思います。
有無を言わせぬ素晴らしさだったことが成功のポイントでした。

他には、メンバーの声が合いの手として多様されている点も挙げられます。
前作と比べてメンバーの声の数が圧倒的に多いように感じられます。
1曲1曲も4分台のものが多く、短い時間にメンバーの声や複数の音がぎゅっとつまっています。
ももクロの魅力に「時間感覚を喪失させる」というのがあると思います。
楽しい時間があっという間に過ぎるのと同じく、気づくと1時間経っていたというのが今回の2作です。

さて、あえて色などを強調しなくても「ももクロちゃんが歌っている」というだけでももクロのアルバムでしかないことが証明された素晴らしい今回の2作ですが、僕が感じた裏テーマ「成長」と「愛」についてです。

『AMARANTHUS』の最後の曲と『白金の夜明け』の最初の曲に同じメロディが使われていることは続けて聴くとよりわかりやすくなっています。
ではさらに『白金の夜明け』の1曲目から始まり『桃色空』のあとに『AMARANTHUS』を聴くとどうなるか。
おそらく聴いた方の多くは、赤ちゃんの産声が初めて聴く時と印象が違ったのではないでしょうか。

一回目に聴く『embryo -prologue-』は『WE ARE BORN』の歌詞もあり、泣きながら安寧の母体を這い出して生まれてきた、というマイナスの印象が強いと思いますが、『桃色空』を聴いたあとでは、心臓音と泣き声に温かさが加わっているように感じられたかと思います。
一回目はつらいけど生まれて生き抜いていく、というネガティブさと力強さを感じます。一周して再び聴くとそれらが消え、生と死、友情や愛、出会いと別れなどを経て、この世界の美しさを知り、過酷であると知りながらもあえて生まれてきたんだ、という印象に変換されていきます。

成長物語の構図と同じく、辛い日常があり、非日常を体感することで、日常が実は計り知れないほど尊く美しいものであることを学びます。
産声の意味が変わる、という部分に象徴されているように、2枚のアルバムを通して何度でも聴くことで景色が変わります。
そこがこのアルバムの素晴らしいところであり、2枚同時でなければならない理由でもあるのだと思います。


■ 楳図かずお『イアラ』と「愛」について

『イアラ』は死の間際に女が発した「イアラ」という言葉の謎を追う究極の愛の物語です。
その言葉を聴いた男は永遠に生き続け、女が生まれ変わって再びこの世に誕生するのを待つ。
女は様々な人生を生き、男は「イアラ」の謎を追う。
楳図かずお『おろち』も永遠に生き続ける美少女が主人公でしたが、『イアラ』は男が主人公です。
また手塚治虫『火の鳥』も永遠の命を手にしてしまった男が登場します。

『AMARANTHUS』と『白金の夜明け』を交互に繰り返し聴くことで「これは『イアラ』なのではないか」と感じました。
先行上映会の時に『WE ARE BORN』のMVの制作秘話を聞かせていただきました。
当初は「アルバム全体を表現して欲しい」という依頼のもとで『バイバイでさよなら』と組み合わさったようなMVにしたかったそうなのですがそれができなかったということでした。
そこで、『WE ARE BORN』単体として制作し、その中で、生まれてから死んで、再び生まれるというMVにしたということでした。

生まれて様々な経験をして死んでいく。
そしてまた生まれてくる。その時は景色が変わって見える。
同じ経験をしているように見えて、最初の時とはまた違った見方ができる。
(シングル曲をアルバムを通して聴くと、発売当初とはまた別の意味に聴こえてきたはずです。アレンジも少し変えている気がしますがそこは音楽に詳しい方にお任せします)

『愛を継ぐもの』ではまさに人類創世から現在にいたるまでの愛の歴史が描かれています。
『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』では「嫌われ、言葉が届かないとしても愛を捧げる」というキリスト教的隣人愛を表現していましたが、『愛を継ぐもの』では悠久の愛について表現されています。
ももクロの大テーマが「愛」だと感じました。
『武陵桃源なかよし物語』では勝手にゼリー食べたことで仲が悪くなったことを「積み上げた石のタワーは一瞬で壊れる」と表現していたと思ったら、今度は人類の愛を語る際に「石のタワーは壊れても人が人としている限り何も壊れない」と表現するダイナミズムが素晴らしいです。

「イアラー!」という最期の言葉の謎はぜひ原作をお読みいただきたいと思います。
ですがお読みいただけるとアルバムに貫かれている愛が『イアラ』にも描かれていることがわかると思います。

何度でも生まれ変わり、成長を止めないももクロが伝承する「愛」に貫かれてみんなが笑顔のままひとつになる。
このアルバムが一曲一曲は全部バラバラなはずなのにすべてがつながっているように聞こえるのは「成長物語」と「愛」が根幹にあるからなんだと思います。


ももクロがさらに加速していく 【Documentary of "AMARANTHUS / 白金の夜明け"感想】 


「Documentary of "AMARANTHUS / 白金の夜明け"」先行上映会に当選させていただいたので鑑賞いたしました。

応募条件に「口が軽くてアルバムの良さを拡散してくれる人」とありましたのでブログにて今回のアルバムに対する底知れぬ期待と絶大なる信頼感、そしてますます売れてしまうことへのちょっぴり寂しい感じを書きたいと思います。
決して売れて欲しくないというわけではなく、急激に売れていくと寂しくなるもんじゃないですか、ファンなら。そうでもないですか?

今回はアルバムの特典映像のダイジェストということで、ももクロちゃんがアルバム製作の会議に参加する姿から、レコーディング風景、MV撮影やジャケット撮影の裏側、『WE ARE BORN』と『マホロバケーション』のMVフルバージョンなどが上映されました。

この記事はネタバレ無しでアルバムの魅力をお伝いしたいと思います。
「CDショップ大賞取って欲しい!いや取れるだろ!てかこれでCDショップ大賞取れなかったらセンス疑うぞマジで!」という気持ちで書きたいと思います。


■ 五者五様の彩り

れにちゃん推しの僕としては当然というか自動的にれにちゃんを目で追うわけですが、バラエティ番組や舞台裏などで見せるれにちゃんとは違う表情を見ることができ大変満足でした。
「おすましれにちゃん」、「引っ込み思案れにちゃん」という感じで、僕はこういう時のれにちゃんが大好きです。22歳の女性だと普通落ち着いてるように見られがちな佇まいなのですが、れにちゃんの場合は「ここにいてもいいのかなぁ」というような憂いを帯びた表情を浮かべています。この辺りが年齢不詳な雰囲気を強めているのでしょう。

僕は『劣化した社会にこそ魂が宿る ももいろクローバーZの可能性と不可逆性』という原稿に「ももいろクローバーZとは高城れにのことである」と書きました。
れにちゃんの発言からイベントが起こったりライブ演出が変わることが多々あるからです。
そして今回のアルバムも、れにちゃんの世界観が大きく影響していると感じました。

前から『高城れにと学ぶ仏教』という本を出して欲しいと願っていましたが、今回のアルバムはそれに近いものを感じます。
正直、死生観というコンセプトを聞いて、あまりの仰々しさに不安を覚えました。
ですがいざ先行上映を見てみたら杞憂であったことがわかりました。
『バトルアンドロマンス』は「ザ・ももクロ!」という感じで、『5TH DIMENSION』は「脱ももクロ!」という感じだったと思うのですが、3枚目4枚目は「すべてひっくるめてももクロでしかない」という感じです。


れにちゃん以外の4人も見せ場が多いというか、むしろれにちゃんが一番出演時間が短かった気がします。
夏菜子ちゃんはその場の雰囲気を明るくすることが使命だと感じているかのような振る舞いをしていました。
僕は時々夏菜子ちゃんから悲壮感を覚えます。「あの明るい夏菜子ちゃんがなぜ」とか言われますが、「楽しいから笑顔の人もいれば、笑顔でなければならないから笑顔にしている人もいる」と思うからです。
夏菜子ちゃんはサブリーダーが不在となり一番変化しなければならないと覚悟を決めたと思います。前に出るのを嫌がり芸能人の資質が無いとマネージャーに言われたエピソードは有名です。

そんな夏菜子ちゃんが場の雰囲気を変えようとしています。
もちろんこれは想像でしかなく、映像からは「雰囲気を変えてやろう」という気概は感じなく、あくまで自然にレコーディング中のみんなの笑顔が増えていく、という感じです。
ですがれにちゃんのはしゃがない感じを見てしまうと、何も変わらない態度の夏菜子ちゃんからは「明るくする使命感」を感じました。


しおりんはレコーディングに苦戦するところがあってぜひしおりん推しに見ていただきたいです!
なんでもこなせると思われがちなしおりんなので、失敗を繰り返すところを見せられるといつも以上に応援したくなります。
今回の先行上映では「これはしおりん曲」というのが無かったように思います。他の曲はそれぞれ個人の特色が表れる曲があったのですが。
スーパーサブとして見られることが多いですが、個人的にはやはり「100%解放しおりん」を早く見たいんですよね。
アイドル漫画論につなげると、しおりんって『スラムダンク』の仙道章だと思うんですよ。アシストに徹すると周りのプレーヤーを最大限に活かすことができるんだけど、点取りに行くと誰も止められない、みたいな。
早くしおりんには攻撃全開の姿を見せて欲しいです。


あーりんは魅力があふれ出ていました。
あーりん推しのみなさんに朗報です!あーりんは好きになる人の顔のストライクゾーンが広いそうです!性格重視!みんな性格を磨こう!
ヒャダイン曲レコーディングの時の二人のやり取りを見られて本当に嬉しかったです。
あと『サボテンとリボン』はあーりん曲だそうです。ちょっぴりセクシーでお茶目なところが詰まってると思います!

あーりんは精神的に一番大人だと感じました。
佇まいというか、自分の役割をしっかり見極めて周りに提供しているところとか応対が大人なんですよ。
あーりんが生と死、人生をどのように歌うのか大変楽しみです。


杏果ちゃん推しにとってこれは本当の意味でドキュメント映像になっています。
ぜひ多くの人に見ていただきたいです。
杏果ちゃんがどのような覚悟で歌に取り組んでいるのかが伝わってきます。
一人だけボイストレーナーが違うのも、杏果ちゃんの力量や目指しているところを鑑みてのことでしょう。
そしてこのトレーナーさんがとても信頼できる感じでした。歌に詳しくないのでわかりませんが、杏果ちゃん自身が指導に対して毎回納得したり成果に驚いているので、相性も良いのではないでしょうか。
物語が歌声に力強さを縫い付けます。
ぜひアルバムと一緒にこの映像も見てみてください。


このように5人それぞれまったく違う性格や歌声だからこそ描ける絵がありました。
そしてアルバム制作陣も全精力を出し切って取り組んでいるのがわかりました。
セカンドアルバムが苦手な僕は、宮本さんもういいよ、と思っていました。ですが今回の映像を見て宮本さんでなければできない仕事だと思いましたし、アルバムへの期待値がうなぎ登りです。見る前までは「がんばってよいしょしないと」って思っていましたが、そんなこと考える必要が無いくらい素晴らしい出来になると確信しております。
今は「勝手に売れるでしょ、これ、てか買わない奴センス無さすぎだろ」ぐらいに思ってます。
宮本さんごめんなさい!あなたはすごい!僕に言われたところでなんでもないでしょうけど。



■ 換骨奪胎

ドキュメント映像を見ていて思ったのが、「これは換骨奪胎がテーマなのではないか」ということです。
ももクロというベースはそのまま残し、いろいろなものを取り入れることでバージョンアップしていく。
『マホロバケーション』は『帰ってきたヨッパライ』を意識していると思いました。
多数の有名人に参加してもらっているのも、最初に書いたように「ザ・ももクロ」から「脱ももクロ」を経て「すべてひっくるめてももクロでしかない」というステージに至ったのかなと思います。
過去を敬い、自身を省みることでさらに成長する。
どこまでも成長していくももクロとマッチしたアルバムになっています。

『マホロバケーション』のMVは海外でも話題になりそうな気がしました。海外も意識して作っているのかなと。
和を取り入れたシーンがあったり、天国では金髪になったり、和室でヨガのシーンがあったりと、映像としても十分楽しめます。
そして何より5人がかわいいのです。これは物凄い武器ですね。
何度も繰り返し見たくなるMVです。もう一度じっくり見たいです。


気が早いですが記念すべき5枚目のアルバムはどうなってしまうんでしょうね。
5という数字がとても重要になってくる気がします。
5枚目の製作が素晴らしいものになるかどうかは今回のアルバムにかかっています。

買うことはもちろん大事ですが、聞いて感想をいっぱい発信するのもとても重要だと思います。
ただ「好き」とか「嫌い」じゃなく、「どのあたりが好きなのか」「どんなところが嫌いなのか」など、しっかり感想を発信して欲しいと思いました。
これはももクロの応援の仕方そのものに対しても常々思っていることなのですが、多面的に感想を重ねていくことでようやくももクロの素晴らしさの輪郭が見えてくると思っています。
いろんなジャンルの人がいろんな角度から見ることでよりすごさが伝わる。
今回のアルバムに対しても、いろんな感想が積み重なっていくことでものすごいうねりとなってブームの激流が生まれると思うんですよ。

僕の願いはCDショップ大賞を再び受賞することです。
店員さんに気持ちよく評価して欲しいです。
そのためにもファンが良い評価でも悪い評価でも、共に気持ちよく評価を発信していくことが大事かなと思います。
具体的に言うと「名盤!」とか「クソ盤!」と言うだけではなく、会話に発展しそうな物言いが大切かなと思います。
好き嫌いは個人の嗜好の問題なので他人が口を挟む隙があまりありません。
なぜ良いか、なぜ悪いかについては理由があるのでその理由に対して意見交換ができます。
意見交換のおかげでより良い点やより悪い点に気付けます。
相手の考えを変えてやろうという構えで意見交換をするのではなく、アルバムを深く味わうために意見交換をすることが大切だと思います。

みんなでいろんな評価を発信してみませんか?
ただ「良いから買おう」では買ってくれる人が広がらないと思います。
みなさんの「こんなに良い物のことを言わずにいられない」という熱量が周りの人を動かします。
ぜひいっぱい聞いていっぱい語り合っていきましょう!


ももクロの新アルバムへの期待 


ももクロのアルバムはCDショップ大賞を取れると思いますか?

ツイッターのアンケート機能を使ってたずねたんですけど、取れると取れないとで半々ぐらいです。
僕は取れないとヤバいと思ってるので是非とも取って欲しいです。
音楽に疎い僕ですが、『バトルアンドロマンス』はCDショップ大賞に選ばれて嬉しいし、マキシマムザホルモンの『予襲復讐』は名盤だと思います。

ハロプロと48Gはそれぞれつんく曲秋元康曲、というイメージがあると思います。
それゆえになかなかCDショップ大賞に選ばれにくいということがあるような気がします。
ももクロは正反対の道を歩んでいます。
いろいろな人達に助けられることにより、話題性がありももクロを知らない層にまで届けようとしていると思います。

ただこれは諸刃の剣でもあるでしょう。
統一感、ももクロ感がなくなり「ももクロが歌わなくてもいいじゃん」となりかねません。
そのために3rdアルバムと4thアルバムにはそれぞれコンセプトが設けられているようです。

短い歌入れの期間ではももクロらしさを最大限に引き出したものをCDに収められなかったかも知れません。
ライブを重ねることで完成させようとしているのかも知れませんが、CDの完成度だけを考えると製作期間が短かったのかも知れません。
もちろんこれは僕の勝手な想像でしかありませんが。

何が言いたいかと言うと、「絶対にCDショップ大賞を取って欲しい!」ということだけです。
ファンとしてできることは話題性を後押しすることぐらいです。
より多くの人に聞いてもらい、CDを買ってもらって、いろんな意見を言ってもらうしかないと思います。
僕に財力があればCDショップ大賞審査員を買収して全員に投票させるんですけどそんな財力無いですし、CDを大量に購入してばらまいたりしたいんですがそんな財力もありません。
そもそもCDばらまいても聞かれないと思うんですよね。自分でお金払って買ったものにこそ愛着がわきます。
それはいいとして。

個人的には堂本剛くんの参加が衝撃的でした。
もちろんヒャダインのアルバム4枚連続参加というのも大変嬉しいです。
そしてそして!僕の大好きなピアニストである三柴理さんが参加というのを知って叫びました!
オーケンの特撮とか筋肉少女帯に参加している三柴理さんのピアノが大好きなのでももクロちゃんに関わるというのが大変嬉しいです!
聞いたことの無い方はぜひ下の動画を見てみてください!




とにもかくにも、曲を聞かないことには何も始まりませんね。
早く聞いていっぱい感想をつぶやきたいです!


月刊TAKAHASHI12月号に参戦してきました 


基本遠征はしないというルールを設けている僕ですが、関東圏は良いだろうということで月刊TAKAHASHI12月号に応募したら見事当選!
デジタル整理券を取得したらBブロックとなかなか良さげな番号。

前日にはクイックジャパンのももクロ特集号をれにちゃんのとこだけ読んだらとても衝撃的なことをインタビューで答えていました。
これはお手紙を書かねば!と思いました。
クリスマスプレゼントはすでに用意してたのでお手紙を添えてライブ会場に設置されているプレゼントボックスに入れてしまおう、と決めました。
クリスマスまでまだまだ先だけどまぁいいでしょう。
スムーチに宅配するよりもれにちゃんに早く届きそうな気もしたし。
実際どうなんでしょうね。


さて、当日はももクロ仲間2人を誘って前橋まで電車で行きました。
4人掛けの座席で同席したおばあちゃまと談笑したり、みかんやクッキーをいただいたりと遠征気分が高まってきました。
いつもLVは一人で見てるんだけどこうやって一緒に行く仲間がいるって良いですね。
久しぶりに会って笑いながら遠征するって良いね。
ももクロちゃんのおかげだ。

何度か「ももクロはインフラになる」と書いてきました。
ももクロの名のもとにみんなが集まる。久しぶりにももクロを見に行く人たちも集まってまた前みたいにライブで熱く応援する。
ももクロがいればいつかきっと誰にでも再会できるし新しい出会いもあります。


高崎に着いてカツ丼屋で昼食。
有名なところのようで駅から離れているのに行列ができていて、しかも午後2時までしかやっていないそうです。
すごく安くて値段以上の味がしました。美味!

前橋からはバス会社の全面協力によりグリーンドームまで特別便が何本も出ていてあまり待たされずに済みました。
ももクロ運営側から何か申し出があったのかわかりませんが、とてもありがたいですね。

今回のライブはオールスタンディングで観客席は座れるとこがいっぱい空いていたのでバス会社のご家族とか近隣の方を無料で招待すれば良いのにって思いました。そういう噂が聞こえてこなかったのですが、もしすでに行っていたらすみません。


無事入場しプレゼントボックスにれにちゃんへのプレゼントを入れて当初の目的を果たしました。
いざBブロックに入ってみるとかなり前に行けました。
10回LVに応募して徳がたまっていたのでしょう。ありがたやありがたや。

スペースも割とあったしストレスなく楽しめました。
ガールズファクトリーで遠くにいるももクロを見た以来ですが、やはり近くで見ると最高です。
ももクロが一番強い!
れにちゃんがずっと反対側にいたのが残念でしたが、あーりんが正面に来たときはほんとかわいかったです。

杏果ちゃんはまだ本調子じゃないという印象を受けたのと、あとイヤモニも不具合があったような気がします。音が少し遅れていたような気がしました。

れにちゃんからレス(というか視線を移す途中にたまたま僕がいた)をもらったし!
なんだかんだ言って楽しいのが一番良いですね!

ただこんだけ近いのにアンコールしない人いるんだ、と思った。
また出て来て欲しくないんだ、って。
でも帰らないんだ、って。
アンコールしようぜ!楽しいよ!


あとももクリの日に配信される『今宵、ライブの下で』は、ももクリ2010で限定発売された『きみゆき』へのアンサーソングになっているそうです。
5年越しに発表されるアンサーはどんなものなんでしょう。
『きみゆき』はあかりんに対しての曲だと考察した方がいらっしゃいますが、そう考えると今回発表されるのはとても意味がありそうな気がします。

会場ではBGMが流れていたのですが、とても素敵なメロディでした。
早く歌が入ったものを聞きたいです。


それとれにちゃんソロコン情報なども発表され、なんとれにちゃんのソロ曲が配信されるそうです!
ももクロにとってソロ曲はありましたが、高城れに単体として発売されるのは初めてですよね。
サンキューの意味を込めて39円(でも実際は39円では発売できないそうなので値段が変わりそう)です!
3939円でも買うよれにちゃん!
タイトルは『寄り目のくまさん』(漢字、ひらがな表記など不明)。使ってるポーチ(?)のクマが寄り目でかわいいからつけたそうです。

『入口のない出口』というタイトルをつけたり、ほんとれんちゃんがももクロを動かしてますね。


あとライブ後のLV用映像配信中に印象に残ったシーンがあります。
あーりんをおんぶしようとしたけどできないれにちゃんは、あーりんが重いからできないと勘違いされてしまい、そのあとトーク中にあーりんに密着しようとしてました。
そこであーりんが「さっき私のこと重いって言ったの申し訳ないと思ってるからベタベタしてきてるんでしょ」みたいなことを指摘してました。
「えー違うもん、私が言ったんじゃないもん」とふにゃふにゃしてるれにちゃんがかわいかったです。
それを察してるあーりんも、そういう関係性が見えるのが良かったです。



ライブ後に来たメンバーで合流して帰りました。
それぞれ整理番号は違いましたがみんな満足していました。
新宿に着くとやはり落ち着きますね。
日高屋でご飯食べながら乾杯し、語らいました。

人を動かし、人に語らせ、感情を揺らがせるももクロってやっぱりすごいですね。
ももクロがいなければありえなかった出会いに改めて感謝しました。

早くアルバム聴きたいですね!

夏菜子ちゃんが「新しいアルバムが出たらそれ以降のライブはアルバム曲が中心になるから、今ある曲達でライブできるのはももクリまでだから大事にしたい」という主旨のことを言っていました。
夏菜子ちゃんにとって曲って仲間みたいな感覚なんだろうな、と思った。
来年も目が離せませんね。





ももクロはなぜ紅白を卒業しなければならなかったのか 


2015年紅白歌合戦の出場者発表のあとももクロの公式サイトに「紅白卒業」の発表がなされました。
以下引用です。


モノノフのみなさんいつも応援ありがとうございます。

ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します。

ありがとうございました。

冬の軽井沢、5大ドームツアー、そしてその先も

私たちは私たちのやり方で、みなさんと一緒に「私たちの道」を歩き続けます。

ど真ん中しか歩きません。


週末ヒロインももいろクローバーZ

参照ページ公式サイト内「モノノフのみなさんへ」


うまく考えがまとまりませんが思ったことを書きます。
僕はれにちゃんがブログで書いてくれた「みんなもももクロの一員でしょ?一緒に新しいもの作り上げて、進んで、辛い時も、楽しい時も同じ時を過ごしてきたし、これからも過ごすんだもん!」という言葉があったからこそここまで共に歩んでこられたと思っていますし、れにちゃんを推してきてとても幸せ者だと思っています。ファンのことをとても大切に考えてくれるれにちゃんに頭が下がります。

ですので「紅白卒業」というのはどうしてもメンバーからの言葉だとは思えないのです。
ももクロメンバーが利他的であるのに対し、運営スタッフは利己的な振る舞いをしているように思えてならないのです。

「予想を裏切り期待を裏切らない」というももクロのスタイルが、ここ最近は「予想を裏切るために期待も裏切ってしまう」ということが増えてきたように思えるのです。

紅白歌合戦はももいろクローバー結成当初から目標として掲げられてきた場所であり、様々な場所で語られてきました。
早見あかり脱退の日、壇上で交わされた約束は見る者すべての心に焼き付いていますし、『ももクロ大冒険』では冒険をしながら紅白神殿を目指すという内容でした。
紅白初出場が決まった時にはわざわざ落選どっきりを仕掛けるほどでした。
まさにファンとともに歩んできた紅白への道です。
それをあっさり卒業宣言です。多くのファンが置いてけぼりを感じています。
ももクロの一員だと信じてきたのに、紅白卒業という言葉にももクロらしさを感じられません。
とても大事な場所だったはずの紅白歌合戦。選出してもらうために大変な苦労をしてきたメンバーと運営スタッフ。それを卒業すると一方的に宣言したのです。

「卒業」ということはもう紅白歌合戦に出ないのではないか、という憶測も当然のことだと思います。
早見あかりとともに同じ紅白歌合戦の場に立つことを夢見ていたのではなかったのでしょうか。

そして昨年は杏果ちゃんが出られなかったということもあり、2015年こそは5人で最後まで出演するという決意表明も見られました。

「それなのになぜ」という思いを抱くファンが大勢いると思います。


■ 紅白卒業?紅白落選?

今年の紅白は出られないかも知れないな、と漠然と感じていましたし、もし出られなくてもそこから這い上がる泥臭さこそがももクロだとも思っていましたので、紅白に出られないことに対してはそれほど危惧していませんでした。

それよりも危惧は「運営」と「ファン」にありました。
あえて人が集まりにくい場所でライブを開催するのはきっと先々の会場を抑えてこなかったからではないでしょうか。
2014年、2015年にアルバムを出さずに2016年に2枚同時にアルバムを出すのも、ドームツアーの会場が抑えられたからこれまでの分を一気に2016年に出す、ということなのかも知れません。
最初から「2016年はアルバム2枚同時に出してドームツアーをやることに決めていた」とはなかなか思いにくいのです。

ドームツアーの日程に向けて歌唱力向上のレッスンや歌番組出演という布石を打ったのではないでしょうか。
2015年は演技方面も強化すると思っていただけに『幕が上がる』以降何も無かったのがとても残念でしたが、ドームツアーありきのスケジューリングだと思うと理解しやすいです。
2015年までは会場が抑えられなかった分、予想外な場所選びで乗り切り、2016年以降からは先々の会場を抑えられているので、そこに向けてプロモーションを展開していく。
そう考えるとライブビューイングを減らすという宣言にもつながってきます。
会場が埋まらないと先々の会場の予約が無謀な壁となってしまいます。2016年、2017年のももいろクリスマスぐらいまでは会場を決めてるのではないかと思われますが、もし動員数が縮小傾向にあったとしたら赤字だけではなく大きな損失を被ってしまいます。
もし仮に5万人収容できる会場に5,000人しか入らなかったらどうでしょう。
チケット売上のマイナス分以上に、ネームバリューに大きな傷がつきます。

これはへんぴな場所で開催することで不名誉な傷を回避できるのは現状の運営方針を見れば明らかでしょう。
集まりにくい場所で開催することで収容人数が少なくなり熱心なファンで埋め尽くされます。

ライブビューイングを減らしライブに行く人を増やす。そして予想が立たない先々の会場に動員しようとする。
そのような方針なのではないかと考えられます。


もうひとつの危惧である「ファン」についてですが、こちらはとても単純です。
みなさんは最近周りにももクロを勧めましたか?ライブ映像を貸したりCDを貸したりしたでしょうか。
カラオケで歌ったりももクロについて語らう飲み会を開催したり参加したりしたでしょうか。

僕個人は全然してきませんでした。
ももクロほどの知名度があればわざわざ宣伝する必要もないだろう、と安心し切っていたのです。



ライブ会場を抑えず雪山でももいろクリスマス2015を開催する運営も、ファン拡大を推進しないファンも、どちらもももクロの成長スピードについていけてなかったんだと思っています。

だから今年の紅白は出られないかもなと思っていました。

そして今これを書いている時点で川上さんのツイートがありました。やはり落選だったようです。
48グループの足元にも及ばないCD売上枚数なのですから当たり前です。


じゃあなぜ「紅白卒業」などと発表したのか。


■ 卒業じゃなく落選と言って欲しかった

これまで書いた通り、ももクロが紅白に出られなかったのはももクロの一員でもある我々の責任です。
なのに運営は「紅白を卒業する」という言い方をしてしまったので、我々は免責されてしまったのです。

ファンは置いてけぼりになり、運営は、「もう紅白にこだわらない、卒業する」と見限ってしまいました。
またみんなで紅白を目指そう!という一致団結は見込めず、「なんで卒業って言うんだよ!」というファンと「やっぱももクロはライブだろ、ライブ見たいんだろみんなは」という運営の思惑が交錯していきます。

「選ばなかった紅白に後悔させてやる!」ってのが大人のプロレスなのではかったのでしょうか。
選ばれなかったから紅白を卒業してライブだけやります、というのは様々な人々に悪い印象を与えかねないと思います。
カウントダウンライブなんて紅白出場後にだってできるじゃないですか。紅白に出場する嵐やSMAPがいるのに、その場から卒業するということは、もう嵐やSMAPは追うべき対象ではなく、「ももいろクローバーZ」として新しい存在に生まれ変わるということなのでしょうか。


多くの方が指摘しているように、「落選しました。来年出られるように気を引き締めてがんばります」というど真ん中じゃダメだったんでしょうか。
「他のアイドル、アーティストとは違うことをやらなければももクロじゃない」という呪縛から逃れられなくなっている気がします。
僕は「ももクロはももクロだからこそももクロである」と思っています。
その行動が、その言葉が、その笑顔こそがももクロであり、何をしようがしまいがももクロから外れることはないと思っています。

運営スタッフのみなさんは本当にももクロちゃんのことを信じていますか?本当に大好きなんでしょうか。
本当に大好きで信じているのだとしたら「紅白を卒業します」という表現にはならないはずです。
受けた恩はいつか必ず返すのがももクロじゃないですか。
ようやく認めてもらい出場させていただいた紅白に対して、落選したから卒業します、などと言うはずがないんですよ、ももクロは。
でも運営の方針に則って卒業すると宣言してしまいました。


最後に。
ももクロが紅白初出場を決めた時の動画は多くの人々の心に今でも残っていると思います。
本当に本気でがんばってきた人たちだからこそ流せる涙がそこにはありました。

ももクロが初めて紅白連続出場が途絶える時の動画も同じく人々の心に残るはずなんです。
なぜそれを公開しないのでしょうか。
ももクロの一員である我々もももクロちゃんと一緒に悔しがりたかったんです。
人目もはばからず泣き崩れるれにちゃんがいて、誰よりも責任を感じ押しつぶされそうになりながら泣く夏菜子ちゃんがいて、その夏菜子ちゃんを支えてこれなかったんだと自覚するしおりんがいて、冷静になろうとしつつもライブ演出がもっと盛り上げられてたら結果が違ったんじゃないかと悔やむあーりんがいて、自分のパフォーマンスがまだまだ未熟なせいだと責任を背負い込む杏果ちゃんがいて。
その5人を見てこの子たちのために何もしてこれなかったんだとようやく気付く我々がいて。
それで逆境に立ち向かっていく。
こんなど真ん中の道を望んでいたのです。

蹴落とされても、石をかじり、砂をつかんで立ち上がる。
かっこ悪くて良いじゃないですか。
かっこよくないのにとてつもなくかっこいいのがももクロなんです。
ももクロを応援することがダサいという風潮が強まったとしても、だからなんだって言ってやる。
ダセェしかっこ悪いけどスゲェしめちゃくちゃ強ぇんだよももクロは!!


『大人はわかってくれない』の雨から『スーパーヒーロー』の雨上がりへ 


私立恵比寿中学の最新曲『スーパーヒーロー』のMVを見ていたら知らないうちに涙ぐんでいました。
僕は『大人はわかってくれない』のMVが大好きで、『アイドル感染拡大』というアイドル評論誌にこのMVについての論考を寄稿しました。
『スーパーヒーロー』には『大人はわかってくれない』と共通する部分があるように思えました。だから涙ぐんでしまったのでしょう。
キーワードは「孤独であるというつながり」と「成長」です。


『スーパーヒーロー』と『大人はわかってくれない』に共通する点はみんなそれぞれバラバラだ、ということです。
『大人はわかってくれない』ではみんなバラバラの制服を着ていて目を合わすこともありません。大雨の中ほふく前進するかのように、誰もわかってくれないつらい毎日を突き進んでいるという点が一致しています。

『スーパーヒーロー』に登場する少女たちはそれぞれ別々に活動しており、ストリートミュージシャンもいれば役者を目指している子もいれば学生もいます。学生の中でも、部活動に励む子や試験勉強に励む子、友達に合わせるようにカラオケではしゃぐフリをする子など、いろんな子がいます。
共通するのは誰にも見えない色違いのマントを背中に背負ったスーパーヒーローであるという点です。
マントを背負っていますが使い方がわからない彼女たちは当然空が飛べるわけでも悪者を倒せるわけでもなく、むしろマントがあるせいで孤独の色を強めてしまうのです。他の人とは違うはずなのに何もできないことがより孤独を深めます。

ある時少女は自分と同じようにマントを背負った少女と出会います。
初めて会ったのに同志であると理解し合えるマント。このマントが象徴するものは人によって様々でしょう。ある人は好きなロック歌手で理解し合うのでしょうし、ある人は好きなジャンプキャラの言動で同志だと悟るのでしょう。誰かに親切にしているところを見て仲間だと感じることだってあるでしょうし、自分自身に対する意味不明さによっても共感し合えるでしょう。
そしてこのMVに出てくる少女たちは紛れもなく私立恵比寿中学というマントを背負っているのです。
この8人じゃなくても良かったはずなのに、なぜかこの8人であるという奇跡こそがマントの正体です。

そしてこのMVでは画面の右から左の方向に向かって走るシーンが所々見られます。
『大人はわかってくれない』では右から左に向かって、殴りつけるような雨の中、銃を抱えほふく前進していました。その時はみんなそれぞれ別々で、仲間同士ではなくただ「大人はわかってくれないものなんだ」というあきらめのみが共通していました。

屋上にたどり着いた8人は陽の光に祝福されます。
そして地面は雨上がりのように濡れており、MV中は雨が降っている描写が無いことから、おそらくこの雨は『大人はわかってくれない』で降っていた雨なんだと思います。
「大人は絶対にわたしたちのことをわかってくれない」というあきらめでつながっていた少女たちが成長し、大人に近づくにつれ「大人はもう笑わないのかな?」という疑問に対する答えを自らの身体で獲得したのです。マントを背負った仲間たちの弾けるような笑顔によって。
だから『大人はわかってくれない』で延々と降り続いていた雨の日常に対し、『スーパーヒーロー』では一切雨が降らないのです。
彼女たちはマントを背負っています。一人では何をしていいのかわからなくても、同志が集まることで笑顔で駆け抜けることができる。


ぜひ『大人はわかってくれない』と『スーパーヒーロー』をセットでご覧いただきたいです。
少しずつ成長していく私立恵比寿中学の輝きを感じ取ることができるでしょう。








追伸
個人的に猛烈にアピールしたいのがカラオケから出てきたりななんがぽーちゃんと出会えたことで見せた泣き笑いの表情です!あの表情だけで「ここではない感覚、わたしではない感覚」が一気に払拭されたことが鮮やかに描かれています。
みなさんも自分だけの「グッと」ポイントを探しましょう!



22歳の高城れにさんへ 

高城さん、22歳のお誕生日おめでとうございます。

れにちゃん推しになってからもうすぐ4年が経ちます。
その頃かられにちゃんは何も変わらず、そして変わったところは急激に変わっていって、推していて大変有意義な時間を過ごさせていただいてます。
れにちゃんを推す前の自分がうまく思い出せないのは、れにちゃんがこの人生に輝きを与えてくれたからだと思います。
本当にありがとう。

れにちゃんはいつも過剰なくらいがんばっていて、しかも自分よりも周囲の人やファンのことを思いやっていて、そのパワーが一体どこから出てくるのか不思議です。
きっとれにちゃんのことですから「みんなから受け取ったものをお返ししているだけ」と言うのでしょう。でもファンからすれば、れにちゃんから受け取ったものが大き過ぎて、お返しし続けても全然返し切れません。
利子がふくらみすぎて返済が追いつかない闇金のようです。例えが悪過ぎますが。


ソロコンではれにちゃんの感謝の気持ちがたくさんつまったイベントで、れにちゃんにこれまでの感謝の気持ちを伝えるつもりでしたが莫大な恩恵を授かることになりました。

「瞳を閉じればあなたがまぶたの裏にいることでどれほど強くなれたでしょう」

れにちゃん推しみんなが想っていることを歌として届けてくれましたね。そして想いがひとつであるということがとてもとても嬉しかったです。

その人の周りにどんな人が集まっているかを観察すればその人の人柄が見えてくる。れにちゃんの周りにいる人達の素晴らしさが、れにちゃん自身の素晴らしさを物語っています。
周りの人達を幸せにしていくれにちゃんは、とても大切なことを多くの人に伝えていると思います。


映画と舞台の『幕が上がる』ではガルルという女の子を見事に演じてくれました。
れにちゃんのおかげで見た人全員がガルルのことを好きになったし、舞台の最終日ではもうガルルに会えないんだという悲しみをみんなに教えてくれましたね。
れにちゃんとガルルがはなればなれになってしまう瞬間はとても残念な気持ちになったけど、やっぱりれにちゃんがガルルを離れ再び僕たちの前に出現した時は「れにちゃんが戻ってきた」と嬉しい気持ちになったし、ガルルという女の子をとても深く愛していたことがれにちゃんの表情から伝わってきてそのこともとても嬉しかったです。

「西条美紀役のがるるです。あれ?なんだっけ?なんだっけ?」と泣きながらつぶやく姿は、役を越えてガルルという存在を生み出していたのだと感じたし、泣き方が2011年の春の一大事のDVDで見た時と何も変わっていなくって、とても愛おしくなったし、大切な人とのお別れはいつだってつらいものだな、と寂しくなりました。

またガルルに会いたいけど、れにちゃんが別の誰かを演じて僕たちにまた愛すべき存在を見せてくれたら嬉しいです。
心配なことと言えば、もし嫌われ者役を演じたとしてもその人物すら推してしまい作品の設定を台無しにしてしまうことでしょうか(笑)。
本気で視聴者から嫌われる役と、誰からも好かれる役と、いろんな演技が見てみたいです。
れにちゃんは絶対にとんでもない女優になります。今からとても楽しみです。


れにちゃんを推していると、様々な場面で自分の行動基準が正義に基づいてるような気がして大変心強いです。
光の道を指し示してくれるれにちゃんはやはり僕のスーパーヒロインです。
あなたが存在しているというだけでこの世界は大正解だと断言できます。

ますます膨れ上がるあなたへの恩返しは、形や量を変えてれにちゃんを含むこの世界に還元していきます。
れにちゃんがいるからこそ世界に笑顔があふれている、そんな未来を目指して。


お誕生日のお祝いとしてこの宣言を捧げます